この週末は、
パソコンやスマホから離れていた。
おはようございます。
単純に、忙しかった。
かずこと遊ぶのに、一生懸命だった。
きっと、かずこは、一歩ステップアップした。
それを一番感じているのは、かずこ本人だ。
アルツハイマーが仕掛ける罠(妄想)に振り回され、
そこから逃れようとも、筋肉の硬直が酷くなってきたせいで、
体が思うように振り回されない。
不安で苦しくて、それが苛立ちに繋がっているのだろう。
そのせいで、先週は大嵐だった。
それでも、かずこは戦う。
父とも私とも、この世の中とだって怒り狂う。
おかしいことは、断じて認めない。
それが例え、仕掛けられた罠であろうと、
かずこは、自分の自由と権利のために戦っている。
自分らしさに妥協はしない。
そして、だから、やっぱりよく笑う。
茶目っ気たっぷりの冗談と、着飾ることも忘れない。
かずこは、ロックンローラーだ。
ひばりちゃんの演歌しか聞かないが、かずこの人生はロックンロールだ。
ある日、
ついに私は、訳の分からない呪文を唱えながら怒り狂うかずこに、
「もう、いい加減にして!」
と怒鳴った。
そのくせ、5分後には一緒に朝食を食べていた。
私は、怒鳴っちゃってごめん、なんて言わない。
「怒るって、腹が減るね~」
そう言うと、かずこは、
「そうやで。」
と、この星の誕生をも知る賢者のごとく、重々しく頷く。
なんと、バカバカしい瞬間だろうか。
まるで、滅茶苦茶なロックだ。
そんな私は、演歌よりロックが好きだ。
どこにいたって、私は私だ。
今よりうんと楽な所へ逃げたって、持っている器は替わりはしない。
どこにいたって、器は同じ分だけの笑顔と涙と怒りで満ちていく。
けれど私は、どこにいても、
かずこのように、自分のために戦えるのだろうかと考える。
無理だな~。
折れちゃうだろうな~。
なんだかんだ、君も折れないのよね?
あや「おばちゃ~ん、遊んで~」
足を取られてるから、遊べないよ。
と、その時!
そろ~っと、おたまがやって来た。
あや「はっ?!」
あや「ちょっと、あんた!そこ、あたしの場所!!」
おたまよ。
なんだ、その顔は?!
おたま「おっおっおら、ここここっここに座るだ」
おたま「すすすっ座っただ。どっどどどっどうだ!」
その後、あやにぶっ飛ばされたのであったが、
きっと、また繰り返す・・・。
ある意味、君もロケンローだな。