うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

人生はロックンロール

2023年06月19日 | カズコさんの事

この週末は、

パソコンやスマホから離れていた。

 

おはようございます。

単純に、忙しかった。

かずこと遊ぶのに、一生懸命だった。

 

きっと、かずこは、一歩ステップアップした。

それを一番感じているのは、かずこ本人だ。

アルツハイマーが仕掛ける罠(妄想)に振り回され、

そこから逃れようとも、筋肉の硬直が酷くなってきたせいで、

体が思うように振り回されない。

不安で苦しくて、それが苛立ちに繋がっているのだろう。

そのせいで、先週は大嵐だった。

 

それでも、かずこは戦う。

父とも私とも、この世の中とだって怒り狂う。

おかしいことは、断じて認めない。

それが例え、仕掛けられた罠であろうと、

かずこは、自分の自由と権利のために戦っている。

自分らしさに妥協はしない。

そして、だから、やっぱりよく笑う。

茶目っ気たっぷりの冗談と、着飾ることも忘れない。

かずこは、ロックンローラーだ。

ひばりちゃんの演歌しか聞かないが、かずこの人生はロックンロールだ。

 

ある日、

ついに私は、訳の分からない呪文を唱えながら怒り狂うかずこに、

「もう、いい加減にして!」

と怒鳴った。

そのくせ、5分後には一緒に朝食を食べていた。

私は、怒鳴っちゃってごめん、なんて言わない。

「怒るって、腹が減るね~」

そう言うと、かずこは、

「そうやで。」

と、この星の誕生をも知る賢者のごとく、重々しく頷く。

なんと、バカバカしい瞬間だろうか。

まるで、滅茶苦茶なロックだ。

そんな私は、演歌よりロックが好きだ。

 

どこにいたって、私は私だ。

今よりうんと楽な所へ逃げたって、持っている器は替わりはしない。

どこにいたって、器は同じ分だけの笑顔と涙と怒りで満ちていく。

けれど私は、どこにいても、

かずこのように、自分のために戦えるのだろうかと考える。

 

無理だな~。

折れちゃうだろうな~。

なんだかんだ、君も折れないのよね?

あや「おばちゃ~ん、遊んで~」

足を取られてるから、遊べないよ。

 

と、その時!

そろ~っと、おたまがやって来た。

 

あや「はっ?!」

 

あや「ちょっと、あんた!そこ、あたしの場所!!」

 

おたまよ。

なんだ、その顔は?!

 

おたま「おっおっおら、ここここっここに座るだ」

 

おたま「すすすっ座っただ。どっどどどっどうだ!」

その後、あやにぶっ飛ばされたのであったが、

きっと、また繰り返す・・・。

ある意味、君もロケンローだな。


猫からもらった、キスマーク?

2023年06月15日 | チャー坊のこと

ある日、

左足の脛に、見たことのない痕を見つけた。

 

おはようございます。

チャー坊がよく寄り掛かる、私の左足に、

キスマークみたいな痕を見つけたんだ。

私は咄嗟に、なんて可愛らしいんだろうって思った。

それはまるで、恋する乙女心だ。

 

とか言ってる場合では無かったりする!

この痕は、真菌感染だ。

チャー坊は、4月からずっと、この真菌とも闘っている。

いわゆるカビだ。

カビに感染して起こる、脱毛症に悩まされているのだ。

正確には、皮膚糸状菌症と呼ぶらしい。

始まりは、耳の脱毛だった。

耳に毛が生えてきた頃、首がハゲて、

首のハゲが目立たなくなった頃、肩甲骨辺りにハゲ!

デコにハゲ!顔にハゲ!顎にハゲ!

と、あらゆる部位に感染が飛ぶ。

真菌は、手ごわい。

飲み薬もあるが、チャー坊の場合は塗り薬で対処している。

とにかく、ハゲを見つけたら、塗る!

実にシンプルな治療法だ。

 

当のチャー坊は、とっても体調が良さそうだ。

インターフェロンを注射しても3日しか保たなかった体調が、

現在、3週間以上、インターフェロンを必要としていない。

とはいえ、消炎剤と抗生剤の服用は欠かせない訳だけれど、

チャー坊は、薬を飲まされるのも塗られるのも、非常に上手だ。

川の流れのように、さらっとこなす。

もうこの際、ハゲくらい、どうってことないとさえ思える。

 

猫の真菌症は、人間に感染するのだが、

私もようやくと呼ぶべきか、チャー坊からもらった。

どうってことはない。

チャー坊からもらった痕なら、愛おしい。

 

チャー坊「次は、塗り薬だよね?」

君は、偉い!


天の邪鬼な空と猫

2023年06月13日 | 日記

凄まじく、遅いんです。

 

おはようございます。

ウィンドウズの更新を断固拒否しているせいなのか、

パソコンの動きが凄まじく遅くなっている。

 

早く動け!

あたしゃ、早く動きたいんだから。

 

最近の天気は、天の邪鬼だ。

予報も、なかなかばっちりとは当たらない。

そんな今朝、今はとりあえず、間違いなく晴れているものだから、

私は洗濯物を干したくて焦っている。

なぜか、焦っているんだ。

焦って干した直後に、雨が降るかもしれないが、

そんなことは、どうでもいい!

もうこの際、どうでもいいんだ!!

 

しかし、こっちは、なんだか、ゆったりね。

この影は、たれ蔵だな?!

たれちゃん!

 

たれ蔵「なぁに、母ちゃん?」

あれ?

もう一つ、影が?!

 

のん太「のんも呼べ、かかぁ!」

ごめんごめん。

 

ちなみに、

どうせ、毎度ぐちゃぐちゃにされるならば、

入りやすいようにしてやろうと・・・

こうしてみると、誰も、ここへは寄り付かないという・・・。

天の邪鬼め!


真っ白な土曜日

2023年06月10日 | 日記

週間予報では雨の予報だったが、

今は降っていないし・・・。

 

おはようございます。

で、『今日の予報』を確認したら、

曇り時々晴れとなっている。

のに、詳細予報で見ると、夕方から傘のマークが出ている。

 

カオスです。

 

ということで、

洗い終えた洗濯物は外に干すと決め、

立ち上がった今、

着ている服に大量のアイスコーヒーを溢している。

 

カオスです。

 

のんちゃんを乗せてたら、

こんなことにならなかったのにね。

のん太「乗りにくいら」

乗りにくいなら、こうしてでも乗る、のん太。

 

手で、踏ん張ってでも、乗る。

 

さて、今日は土曜日だー。

珍しく、何の用事もない土曜日。

おじさんが休日出勤で留守の土曜日。

ちょっと、ゆーっくり休もうかしらんね。


元気なシニアたち

2023年06月08日 | 日記

元気でいるということは、

非常に有難いことだ。

 

おはようございます。

かずこさんは、なんだかんだと元気だ。

そして、明るい。

ピャーっと笑って、プンっと怒る。

そんな様子を目の当たりにして、父は呟く。

「俺が先に逝ったら、どえらいことになるだろうな。」

 

ここ最近の天候のせいか、父は体調がイマイチらしい。

基礎疾患は無いにしても、88歳だ。

いつ何が起きても、可笑しくはない。

けれど私は、

「だから、頑張って」とは言えない。

頑固なクソジジィ、だったら早く逝って欲しいとも思っていない。

88歳に頑張れとは、もう言えないのだ。

だからこの際、私は、

「いつ何が起きても大丈夫。任せて!」と言ってやりたい。

そして実際、そう言ってみると、父さんは

「ん?うん。」

と答えた。

 

おい、ちょっと待て、ジジィ!

すごく不安がってるやんけ。

とてもじゃないが、お前になど任せられんと言わんばかりやんけ。

 

言ったものの、私は任せて欲しいとも思っていない。

本当に父さんが逝っちゃったらと想像すると、卒倒しそうだ。

そんな私と父の、それぞれの思惑が交錯する沈黙の中、

ゆらゆらと父の足元にやってきたチャー坊に向かって、

父は語り掛けた。

「チャー坊よ、チャーちゃん。お前、死ぬまでにはジジに触らせろよ?」

最近、チャー坊は父の近くにわざわざ来て、佇むようになってきた。

トイレや玄関へ向かうと、後追いもする。

けれど、まだ父に触らせるまでには至っていない。

「間に合うかねぇ?」

私がそう笑うと、父も、

「いやぁ、こりゃ間に合わんぞ~。」

と大笑いした。

 

老父とボケた母と不治の病を抱えた猫を乗せた運命の綱は、

少しずつほつれながら繋がっていく。

 

そんな我が家の元気娘は・・・

おたまを挑発して

 

ピャーっとダッシュ!

 

だけでは飽き足らず、次は

のん太をロックオンして

 

ピューっと飛んで行き

 

尻尾ポンポン!

 

あやさん、楽しかったかい?

あや「まだまだぁ。次はたれ蔵を蹴っちらかしてやるの。」

お元気で何より・・・。