うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

元気なシニアたち

2023年06月08日 | 日記

元気でいるということは、

非常に有難いことだ。

 

おはようございます。

かずこさんは、なんだかんだと元気だ。

そして、明るい。

ピャーっと笑って、プンっと怒る。

そんな様子を目の当たりにして、父は呟く。

「俺が先に逝ったら、どえらいことになるだろうな。」

 

ここ最近の天候のせいか、父は体調がイマイチらしい。

基礎疾患は無いにしても、88歳だ。

いつ何が起きても、可笑しくはない。

けれど私は、

「だから、頑張って」とは言えない。

頑固なクソジジィ、だったら早く逝って欲しいとも思っていない。

88歳に頑張れとは、もう言えないのだ。

だからこの際、私は、

「いつ何が起きても大丈夫。任せて!」と言ってやりたい。

そして実際、そう言ってみると、父さんは

「ん?うん。」

と答えた。

 

おい、ちょっと待て、ジジィ!

すごく不安がってるやんけ。

とてもじゃないが、お前になど任せられんと言わんばかりやんけ。

 

言ったものの、私は任せて欲しいとも思っていない。

本当に父さんが逝っちゃったらと想像すると、卒倒しそうだ。

そんな私と父の、それぞれの思惑が交錯する沈黙の中、

ゆらゆらと父の足元にやってきたチャー坊に向かって、

父は語り掛けた。

「チャー坊よ、チャーちゃん。お前、死ぬまでにはジジに触らせろよ?」

最近、チャー坊は父の近くにわざわざ来て、佇むようになってきた。

トイレや玄関へ向かうと、後追いもする。

けれど、まだ父に触らせるまでには至っていない。

「間に合うかねぇ?」

私がそう笑うと、父も、

「いやぁ、こりゃ間に合わんぞ~。」

と大笑いした。

 

老父とボケた母と不治の病を抱えた猫を乗せた運命の綱は、

少しずつほつれながら繋がっていく。

 

そんな我が家の元気娘は・・・

おたまを挑発して

 

ピャーっとダッシュ!

 

だけでは飽き足らず、次は

のん太をロックオンして

 

ピューっと飛んで行き

 

尻尾ポンポン!

 

あやさん、楽しかったかい?

あや「まだまだぁ。次はたれ蔵を蹴っちらかしてやるの。」

お元気で何より・・・。