行きたい、行って来ようと思っていた三陸海岸へ、40年ぶりに行って来ました。
8日・東京ー(はやぶさ 1:58)ー一ノ関ー(大船渡線 1:24)ー気仙沼ー(BRT 1:23)ー盛ー(三鉄南リアス線 55分)ー釜石(泊)
BRTとはバス・ラピッド・トランジットの略で、バス高速輸送システムです。
震災前線路だった所を部分的にBRT専用道として運行しています。
奇跡の一本松、陸前高田、大船渡・・・ニュースで見た場所を自分の目で見て来ました。
9日・釜石ー(バス 50分)ー岩手船越ー(バス1時間)ー宮古ー(三鉄北リアス線 1:40)ー久慈(新山根温泉べっぴんの湯泊)
釜石郷土資料館の見学をした後、旅行に行ってもいつもはしない買い物を、今回はしました。
釜石から宮古までのJR山田線は不通なので、市バスと県北バスを乗り継ぎましたが乗客は少ないです。
前日の三島から東京までの新幹線が混んでいて、小田原まで座れなかったことを思うと、
どこに行っても人の数の差を痛感するばかりでした。
大槌町から山田町を通りながら、よく名前を聞く場所はここだったのかと真剣に眺めました。
三陸鉄道は半分以上がトンネルなので、明るくなって景色が見えると嬉しさ倍増です。
山根温泉の湯は今まで経験したことのない強アルカリ性なので、ツルツルではなくヌルヌルの湯でした。
10日・久慈ー(八戸線 2時間)ー八戸ー(はやぶさ)ー東京
帰りは強風と送電線に付着物があるという情報で停止したため、新幹線が53分遅れで東京に着きました。
予定では、八戸東京間が2時間48分、何という速さだと思いましたが、何が起こるかやっぱり分かりません。
夜宿泊地で被災地のニュースを見ましたが、今までとは違う真剣さで見ました。
あの日被災した人達は、停電で何が起こっているのか分からなかったと言っていました。
自分の目で見て、いろんなことを考え感じた濃密な3日間でした。