何年振りかでトルコの友人が会いに来てくれて、楽しい時間を過ごしました。
お土産に持ってきてくれたのが、くるみのスジュクという珍しいお菓子です。
スジュクというのはトルコのサラミだそうで、見た目が似ているからでしょうか。
くるみの中央に糸を通して、それをブドウのエキスにつけては干すを繰り返して作るそうです。
とても手をかけて作るという話から、日本ミツバチの蜂蜜の話になりました。
ここは環境がいいのでミツバチがよく働き、春の蜂蜜ができたのでその味見もしました。
1匹の働き蜂が一生で集める量が、ティースプーン1杯だそうです。
スジュクもハチミツも、出来上がった状態からは想像できない背景があるんです。
蜂蜜も、働くミツバチのことを考えると、「いただきます。」が素直に出てきますね。手間を厭わないということは、すごいことだと思っています。生き急ぐのは止めようと思い始めて
います。私に残された命は、大切にとも思っています。手間をかける心のゆとりがいいですね。
くるみさんもスジュクのようだと、私は思っています。
私も、マイペースで一歩ずつ踏みしめながら進んで行きたいと思います。