婚約式へ行ってきました

友達のお嬢さんが、婚約したので、そのパーティーに呼ばれて行ってきました。
しかし、５時から行って、終わったのが９時半。
疲れたなんてもんじゃなくて、お酒を飲まない私には、知らない人の中を、すいすい泳いで何時間も過ごすのは、非常に苦痛でございました。
それでも、新しい門出を祝う人達と、微妙な緊張感があって、美味しいフィンガーフードをつまみながら、最後の方になったら放浪しちゃったりして、挙動不審のわたくしでございました。

お嬢さんは、息子と同じ年なんですが、お相手は女性。
もともと、女の子が好きな子なんで、びっくりして、まごまごしてるのは、親とか私たちなんですけど、当の本人は、素敵なパートナーに出会えて、本当に嬉しいとひどく幸せでした。

当然、ご両親は、大学も出て無いので、これから先、どうなるんだ？？？　と、不安視していますが、最後に辿り着いたところは「幸せなら良い」でした。
ご長男のスピーチがすごく素敵で、「人生の善し悪しを計る基準は、１つしかない。それは幸せかどうかだ。誰が何と言おうと、本人が幸せでなければ、何を持っていても、何をしていても、どんな仕事に就いていても、なんの意味も成さない。世間が認めても、人が羨んでも、本人が幸せでなければ意味が無い。人生は、自分たちのものなのだから、自分たちが幸せかどうか、それしかないんだ。」

お兄ちゃんも、いろいろ考えて辿り着いたんだろうなぁ。

これこそが真理。
たった１つの真理。

自分が幸せと感じ、それを手にする事で、毎分毎秒幸せで居れるのなら、その選択は間違いじゃないし、自分たちに関わる全ての人をも幸せにしてしまう。

常に、どうしたら、自分の血が沸き肉が踊るのか、きちんと自分を観察しなくちゃいけない。
自分が心から幸せを感じてる時の正しい反応を、ちゃんと自分で知らなくちゃいけない。
私たちの人生の前半は、そういう自分の反応を知る為の時間だろうと思う。
それくらい、自分の事を知るのは難しいんだろうなぁ。
素直になるって、難しいんだろうなぁ。

他の何を捨ててでも、これがあれば幸せだよ！と大きな声で言える物がある人は幸せです。
そんなものには、滅多に出会えないからねぇ。
それを、大事にして、ちゃんと自分の手の中で枯れないように育ててるだけで、自分も、自分の周りも幸せになって行く。

それは、魔法のような、嘘みたいな、ありえないような、そんな形で、どんどん幸せになって行く。




価値観は、いろいろある。。。なんて、へ理屈こねてるようじゃ、ダメダメ。

真理に辿り着いたら、本当の意味に気付いて、愕然とするだろうさ。

自分は、どんだけ無駄な時間を過ごして来たんだろう！と、自分を叱りたくなるだろうさ。

無駄な時間など無いんだけど、そう言いたくなるくらい、非常に簡単でシンプルに幸せになれるんだなぁ。

この世は、自分で作った幻だもんね。全てそうだ。