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京都での最終日に、町家を1軒見学しました。
借主Sさんが京都へ戻られたと不動産屋のHさんから連絡が入り、
急に見学することになったのです。
京都案内人のPさんと一緒に伺いました。
借主Sさんとの出会いは、インパクトのある嬉しいご縁でした。
Sさんは一見、修業僧のような雰囲気を持った青年で、
玄関の座敷に座って、きれいなお辞儀をして迎えてくれました。
Sさんは、伝統的な町家とそこでの暮らしに愛着を持っていて、
いろいろな復元を試みていました。
例えば、サッシの窓を木枠の窓へ戻し、建具も古いものを探して入れ替え、
板張りの台所を元の走り庭(土間)へ。
新しい建材が張られていた天井も元へ戻し、これが一番大変だったとか。
何もわからず「町家に住みたい」とあこがれていた私は、
Sさんの質実な暮らしぶりに触れ、伝統工法の説明を聞くうちに
「町家に住む」とはどういうことなのか・・・
覚悟と課題を突き付けられた気がしました。
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四畳半の奥座敷に軸が掛けられています。
「壷中日月長」
それを見て「あらっ! お茶をやっていますか?」
「はい、○○〇流です」
・・・そうなんです。
先ほどからこの家で感じていたのは「お茶」だったのね。
東西に小さな庭があり、町家の暗さもなく風が通り、
夏の暑さもこの庭が助けてくれそう・・・と思いました。
「ここに住んでもいいなぁ~」と思ったのは、
Sさんが小さな門(入口?)の前に立って見送ってくれた時でした。
狭い路地をPさん、Hさんと三人で歩き、振り返ってお辞儀をすると、
Sさんも深々とお辞儀をし、お別れしました。
「まるで茶事へ伺ったみたい・・・」
そして、「この家だったら、お茶事ができそう・・・」と思いました。
まだわかりませんが、前向きに検討中です。
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京都へ家うつりしますの項 (前へ) (次へ) (トップへ)
借主Sさんが京都へ戻られたと不動産屋のHさんから連絡が入り、
急に見学することになったのです。
京都案内人のPさんと一緒に伺いました。
借主Sさんとの出会いは、インパクトのある嬉しいご縁でした。
Sさんは一見、修業僧のような雰囲気を持った青年で、
玄関の座敷に座って、きれいなお辞儀をして迎えてくれました。
Sさんは、伝統的な町家とそこでの暮らしに愛着を持っていて、
いろいろな復元を試みていました。
例えば、サッシの窓を木枠の窓へ戻し、建具も古いものを探して入れ替え、
板張りの台所を元の走り庭(土間)へ。
新しい建材が張られていた天井も元へ戻し、これが一番大変だったとか。
何もわからず「町家に住みたい」とあこがれていた私は、
Sさんの質実な暮らしぶりに触れ、伝統工法の説明を聞くうちに
「町家に住む」とはどういうことなのか・・・
覚悟と課題を突き付けられた気がしました。
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四畳半の奥座敷に軸が掛けられています。
「壷中日月長」
それを見て「あらっ! お茶をやっていますか?」
「はい、○○〇流です」
・・・そうなんです。
先ほどからこの家で感じていたのは「お茶」だったのね。
東西に小さな庭があり、町家の暗さもなく風が通り、
夏の暑さもこの庭が助けてくれそう・・・と思いました。
「ここに住んでもいいなぁ~」と思ったのは、
Sさんが小さな門(入口?)の前に立って見送ってくれた時でした。
狭い路地をPさん、Hさんと三人で歩き、振り返ってお辞儀をすると、
Sさんも深々とお辞儀をし、お別れしました。
「まるで茶事へ伺ったみたい・・・」
そして、「この家だったら、お茶事ができそう・・・」と思いました。
まだわかりませんが、前向きに検討中です。
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京都へ家うつりしますの項 (前へ) (次へ) (トップへ)
中でもあの家とS青年との出会いにお茶のご縁を感じました。
きっと日が好かったのでしょうね。
お人や家との出会いも素敵でしたが、ぽちママさんにご案内戴いた
十二段屋のすずしろにはまりそうです。
また、ご一緒してください。