27motorsports & MaruhaMotors Blog

27モータースポーツ&マルハモータースが送るチューニング情報ブログ。

Porsche 996の不安な性能

2011年04月13日 | Weblog

プロ野球が開幕しまして、選手の熱意が感じられます。

デイゲームですと、中々集客が難しい面がありますが、それも仕方がないと思います。

 

 

逆に、そんな平日に開幕戦を観戦できる人たちが羨ましい限りです。

 

いいですねぇ、野球!!

 

特に今年の新人は楽しみです。
           _____________

ハイ、27MS MARUHAのブログの時間です。

桜も見ごろで、靜岡では春満喫です。



通勤途中に車から撮影です。
東北の方たちにも暖かい春が早く来るように願います。 


さて、今日は27
MS関連でお伝えいたします。

 

27MSでの主な業務にデーターチューニングがあります。

 

ポルシェ996のデーターチューニングが増えています。

 

この車も他車同様に、海外輸入データーをそのままインストールするケースが多い。

選択支が少ないこともありますね。

 

27MSはオリジナルデーターチューニングが最大のセールスポイント。

先ず、自社設備を使って測定、基準を踏まえた上でデーターチューニングに入ります。

 

何ゆえ、996は先ず測定(パワーチェック)なのか?


実は、996の場合、エンジン性能のバラつきが非常に大きく、パワーの出ていない車両が結構多いのです。

 


高級車のポルシェ。
”Porsche”と書くと、なおさら高級感が沸くので不思議。

  

最新モデルは997ですので、996は既に一世代前の旧モデル。とは言え、高価な車であることは間違いありません。

 

そのポテンシャルの高さに、わざわざデーターチューニングなどしなくても・・と考えるオーナーが大半なのでしょう。

しかし、ポテンシャルの性能の高さ!とは、まさにカタログ値が基準。

996-3.4L300PS! 3.6Lならば320PSもあるのです。・・カタログ上では。

 

ところが、実際には、全く程遠いポルシェ996が大変多い。

       オーナーの皆さん、こんな事実をご存知でしたか?   

  知らないですよね。パワー測定なんてしないから。

だって、PORSCHEですもん。高いお金でディーラーでバッチリ点検も受けていますし・・、

 

       しかし、現実は辛い!!悲しい!!!

だったら、一度、27MSにお越しください。

そして、愛車の996を当社でパワーチェックに掛けてください。

勿論、997最新モデルも問題有りません!!
安全・確実にパワチェックできるのは、日本でも当社だけだと思います。 

 

当社、シャシーダイナモは世界最新モデルのです。
前後のローラーが油圧制御でシンクロ回転しますので、ABSやトラクションコントロールなどの問題もクリア。

ここのところが大きなポイントでもあります。

ダイナパックでは出来ない技術ですな。




こんな風にチューニングを行う時には、各部サンプリングを丁寧に行いながら、進めていきます。

”ウチもデーターできるよ!”なんてお店も他にありますが、やはり設備を整え、安全に正確にチューニングするのが大事。

他人の車に出来合いチューニングデーターを入れて、サーキットで最高速が上がった!なんて喜んでいるのは、ナンセンス。

最高速中のA/Fや点火時期はどうなんですか?→しらねーでは、チューニングになりません。
      __________________

さて、本題。

そこで、以下パワーグラフをご覧ください。

 

 996-3.2Lの測定値。

最初は、240PSにも満たないオリジナルパワー。
それを280-300PSくらいまでに
引き上げます。

なんだ、カタログ値じゃぁねーか?って、・・違いますよ。

最初のパワーを考えてください。 プラス40-50PSのアップですぞ。

これが、ホントのチューニング。
先ず、現状を知る。
そして個別にセッティングをする。

オリジナル300PSをさらに+20PSなんて謳うWEBもありますが、パワーがカタログ値に満たない996ばかりなのに、どこからこんな数値を出すのか??っと不思議でもあります。
深く追求は止めますが・・。

PORSCHEのパワーのばらつきの酷さには、個別セッティングが効果ですな。

先ずは、パワーチェックからどうですか?

お気軽にご相談ください。


デハデハ。


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