2015年から販売開始となりましたパワーウィンドはお陰様で、大変な人気です。
昨年の2月より発売ですので、丁度1年です。
目下NAだけに設定されていますが、ゆくゆくはNB用にも新設定を考えています。
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これが最近になって当社で交換した際に破棄された純正PWの残骸。
年末近くに一度業者に廃棄物を処理してもらっているので、比較的最近のものになります。
これだけPWが溜まっているは日本中で当社だけだと思いますが、それだけMARUHAでは定番になっている作業と言いえます。
ホームぺージでも詳しく解説がありますが、改めて簡単に特徴を言いますと、
1)
レギュレーターとモーターが一体になっているので、交換作業が非常に効率的。
2)
モーターがパワフルでウィンドの上下スピードが純正に比べかなり速い。
3)
モーター付きであることを前提に各段に価格が安い。
4)
純正では設定がないガイドカラーも設定済。
5)
ドアスプリングまでもケアされている充実設定。
などなど。
ロードスターの泣き所であるPWがしっかりとケアされています。
今年はますます需要を見込んでさらに追加生産に入っております。
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さて、あるSHOPの人からこんな質問がありました。
”PWは純正でも同じ位の作動スピードが出せるか?”。
これは実はなかなか達成が難しいのです。 当社もオリジナルのレギュレーターを設定する以前は、純正レギュレーターを散々あれこれと
試したものです。
純正新品パーツを使い、組み付けの位置、ガイドレールの古いグリースの洗浄、ランチャンネルの潤滑スプレー塗布、など。
しかし、どうやってもウィンドの上下スピードが上がらない。 遅いのです。
もっとシューっと動かすためには???と多くの方が試みた訳です。
今、ハッキリと言えることは、”MARUHAのPWを是非使ってみてください。”の一言。
見違える様にウィンドが動きます。
その時のユーザー様の顔がとても良いのです。 何か大変スッキリした感じで帰られます。
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PWの組み付けには当然テクニックも必要です。
パーツはすべてボルトナットで固定ですが、これを行き成り固定をせずに、先ずは全体を仮組してウィンドを上下させます。
この時に一番ストレスのないポジションを確認してロック。 これが基本。
古いグリースの洗浄、ガラス枠(ランチャンネル)の潤滑スプレーもやはり有効です。
この潤滑にグリースなんて塗ったらだめです。
余計に抵抗が増えて、作動スピードが遅くなります。
当社でお勧めは次回にブログで紹介しましょう。