MARUHAでの定番メニューのフルブッシュ交換。
このブログでも何度も焦点を当ててきましたが、先般の事例を使って改めてご紹介したいと思います。
<検証1>
ユーザー様の希望で、現車オリジナルアームを使って指定ブッシュを圧入。
アームの健全性は当社専用治具を使って確認をした上で、洗浄・焼き付け塗装の工程を踏んでの作業なので、確実な工程です。
しかし、最後のアライメント調整時でそれは発覚しました。
右後ろのタイヤがどうしても許容に入らない。
< 再度バラして、悩んでいる図 >
かなり、外を向いている、トーアウト。確実に何かが歪んでいる。
アームは健全。
中古のナックルが用意できたので、推測ではあったが思い切って交換。
すると・・・
数値はバッチリ。 狙い通りのアライメントがとれる。
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<検証2>
では、もしこの専用治具がなければ、どうなっていたのだろう?
同様にアライメント調整の段階で、数値の異常に気付く。
ここまでは同じ・・
しかし、そこからの展開が大きく異なる。
歪んでいる箇所が特定できなければ、まずアームから疑う。
作業がもとに戻ってしまう。しかし検品する術がなければ、大きく判断に迷う。
はたして、アームに再び手を付けるべきか?と現場は迷う。
コストも時間も大きく差が出ることになる。
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いかがですか?
MARUHAでのブッシュ交換の信頼性がお分かりいただけますですか?
ただ、ブッシュ交換をするだけでは十分ではないのです。
健全に作業を行うには何が必要か?
そして何の為にブッシュ交換を行うのか?
リフレッシュの言葉は良く耳にし、目にする。ただ、決して容易ではないのです。
精度を上げなければ意味が薄れてしまうわけです。
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さらには、錆の問題。
MARUHAでは洗浄・錆を落としたアームを焼き付け塗装を施す。
決して簡単な缶スプレーなどではありません。
しっかりと塗装をしたうえで、焼き付けを行う。塗膜は固くしっかりしたものになります。
だからこそ、新しいブッシュがストレスなく入る。正しくハウジングに収まるわけです。
錆びたハウジングのままでブッシュを圧入すると、錆が抵抗になり歪んで入ってしまう。
耐久性も、精度も落とすことになるのです。
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最後にアライメント。
MARUHAでは最新式アライメントテスターでお迎えいたします。
前回のテスターもよく使いました。
まだまだ現役で行けるものでしたが、しかし測定に時間がかかる点もあり、今年より最新型テスターを導入。
スピードアップも大事な点です。
昔は赤外線から、今は画像認識から空間軸を検出致します。
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いやいや、最後の最後に、このリフトも見てください。
アライメント専用のリフトです。
全長5M以上のリフトですが、水平度は前後で3mmの誤差です。
つまり、非常に水平を保つことができるリフトなのです。
水平を保った上で、最新アライメントテスターを使い、熟練の当社職人が従事するMARUHAのブッシュ交換。
このクオリティの高さがお分かり頂けますでしょうか?
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これが本当に最後の一言。
どんなテスターでも、使う人間で大きく変わります。
数値から何を見出すか?どの様にセッティングをするか?
メーカー基準がインプットされたテスターでも、その数値に合わせて終わり・・では、セッティングになりません。
この点が一番大事ですね。