27motorsports & MaruhaMotors Blog

27モータースポーツ&マルハモータースが送るチューニング情報ブログ。

NB用PWキット・先行予約SALE 10%OFF

2018年01月30日 | Weblog

寒波が続きます。

静岡市でもほんの少しですが、雪が降りました。大変目づらしい光景でした。

雪国、豪雪地帯の皆さんの苦労は、静岡市に住んでいると到底実感できるものではありませんが、TVニュースの映像を見ているだけでも、その過酷さに頭が下がる思いです。

しかし、東京に雪が降ると、各局大騒ぎして全国ニュースにするのは、やめて頂きたいものです。 

”道のあちこちにまだ凍りが残っています”・・と街頭実況・・・馬鹿馬鹿しい。

さて、寒い時にはHOTなお知らせ。

NB用パワーウィンドがいよいよ発売開始となります。


2018年3月~4月頃から販売で目下生産調整中。

これに合わせて、先行予約10%OFF/SALEを実施しております。

先週末から開始したSALE企画ですが、すでに何件もご予約を頂いております。

反応の速さに、少し驚いております。

結構NBの方もPWトラブルに悩まれているということでしょうか。

キット自体はNA・NBもほとんど同じ。 パッと見は違いが分かりません。

しかし、NB用PWは交換作業がNAに比べ大変。

やればわかる。・・・スペース的に厳しいのです。

そして、ドアから外した後のレギュレーターのワイヤー巻が残ります。純正の場合ですよ。

MARUHAキットならモーター付きのASSY。

圧倒的な作業の簡素化は、現場では嬉しい時間短縮。 この差は大きいですよ。

そしてパワフルなモーターで、作動スピードが、シューッ・・っと速い。

値段も頑張ってる価格。

それに加えて10%OFFの先行予約SALE。。。

何だか、だんだん声のトーンが上がって、J-タカタさんみたいになりそうです。

さぁ、皆さん、是非ご検討をお願い致します。

 


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フライホイールへの拘り

2018年01月19日 | Weblog

今年の正月休みは暦の関係で、例年よりも長く取らせて頂きました。

かなりリラックスできましたが、作業は溜まりますので目下大奮闘中です。

1月に入り、だいぶコアな作業依頼や問い合わせが連続してますので、

いよいよ本気モードで仕事に集中している仕事初めと言ったところでしょうか。

2018年も幾つかの新商品や新コーナーを企画しています。

開発は決して簡単ではありませんので、何年も企画を温め、試作やテストを繰り返してようやく発売になります。

一方で今まで多くの方々にお使いいただいてるアイテムは、大事に・且つ必要であればさらにバージョンアップを図りなら定着維持を目指します。

今年1回目のこのブログでは、MARUHAオリジナルのフライホイールを改めてクローズアップしてみます。

 

 クラッチ交換の際にフライホイールまで取り外したところ。

クランクテールの部分に錆が少し見られます。

この錆は↓

純正フライホイールに圧入されているパイロットベアリングからです。

指を入れて確認。

当然、ゴリゴリとして、ベアリングの機能を失っています。

外したミッション側は↓

メインシャフトの先端が錆?

そうなんです。

シャフト先端が錆て、かつ段付き偏摩耗しています。 

パロットベアリングが綺麗に回転できないので、振動・摩耗が発生してその粉が錆びているのです。

実際、ミッションを外そうとしても、簡単に抜けてこない。そして当然このままでは装着も苦労しますので、シャフト先端を滑らかに修正してからの取り付けとなります。

なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?

それは、この純正フライホイールにパイロットベアリングがきつく圧入されているためです。

単純な丸穴に抜けない様に、穴径よりも大きな外径のベアリングが圧入されているので、その外圧がベアリング機能を低下させます。

酷い時には、新品ベアリングを圧入した時点ですでにゴリゴリ感があります。

つまり、設計に無理があるのです。

そして、全てのNA/NB純正フライホイールに起こりえる現象です。

パイロットベアリング単価: @1090円(今日現在)

たった1000円程度のパーツの不具合で、クラッチから異音が発生するのです。そしてそのケアに何万円も掛かるのです。

MARUHAのフライホールが何故こんなに市場に定着しているのかと言えば、このパイロットの部分に工夫があることも理由の一つです。

圧入公差を純正に比べ、和らげています。

従い、比較的軽い力でベアリングが圧入できますので、ベアリングに掛かる外圧が大きく低減できています。

結果、パイロットベアリングのライフが飛躍的に伸びます。

そのままでは抜け出してしまいますので、抜け防止の淵を設けてあります。

反対側はクランクテールと接合しますので、フライホイールを取り付けてしまえばべリングは抜けることはありません。

数年、数万キロ後に他メンテでミッションを取り外した際に、いまだクルクルと調子良く回るパイロットベアリングに思わずニヤリと
した経験は数知れず。

嬉しい一瞬です。

だからこそ、NA・NBの泣き所だったパイロットベアリング不良トラブルが圧倒的に抑止できる構造です。

このほかにも、国産ならではの高精度の機械加工、2回に分けた手間の掛かる表面処理、そして穴開けのない美しい形状での軽量化による高次元バランス。

などなど、この辺は、また機会を改めて紹介します。

*NA6/NA8/NB6/NB8のフライホールのページ
*NCフライホイールのページ
*ND1.5Lフライホイールのページ
*ND2.0Lフライホイールのページ

是非、今後もご利用いただければ幸いです。


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