27motorsports & MaruhaMotors Blog

27モータースポーツ&マルハモータースが送るチューニング情報ブログ。

FREEDOM ECU

2008年06月23日 | Weblog
NEWS:
●TRUST社製ラジエターカバー(カーボン)SALE中。50%OFF
詳細は5/30ブログで掲載です。
今月末で終了いたしますので、お早めにどうぞ。
BP用2.1Lキットついに発売開始。
マルハ・パワーメタルロッド側追加サイズ設定。
●BCダンパー欠品・6月下旬入荷予定。
●今週は6/29(日)です。
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地震、大雨、地すべり、土砂崩れ・・災害が続いております。
何だか、地球が怒り始めております。
毎日が不安で・・天変地異に遭遇し始めているところなのでしょうか?

大事なロードスターが水没や地すべりなどで埋まってしまったら,
残念 で仕方がしません。
しかし、命がもっとも大事。

どうぞ、皆様充分にご留意頂きたく存じます。
_______________

さて、今日はECUのお話し。

マルハで使うECUは大きく分けて2種類。
1.純正ECUのROMチューニング
2.FREEDOM ECU (フルコン)

ハイカムなどライトチューニングであれば、ROM対応でOKです。
ROMが対応可能な車種はNA6全車とNA8-30万番まで。
NA8-40万番台以降とNB全車はCU解析不可です。

FREEDOMの場合は、
・今後の発展性を求める場合(エンジン進化に対応可能)
・ROMでは対応できない車種
・ターボ化や4スロ化
等などで威力を発揮。手軽なフルコンでラッキーです。

フリーダムについて、もう少し説明しておきますぞ。
FREEDOMはE&E社から販売されているフルコンです。
MOTECなどのフルコンは世界的に有名なのですが、高価で配線処理も複雑。
一方FREEDOMは手軽な価格で、取り付けもカプラーON。
純正ECUを外して、FREEDOMのECUをカポッとカプラーをつなぐだけ。
これは大きなメリットです。

勿論、制御方式が純正とは異なりますから、スロポジ制御やバキューム制御などの
センサ取り付けや若干の配線処理は必要です。

でも、それほど難しい作業ではありません。

もっとも大事な点は、プログラムです。
ECUですから、プログラムが大事なことは言うまでもありませんが、自分でトライするのか、マルハのオリジナルプログラムを使うのか?
ここが分かれ目。

マルハのプログラムは勿論有料です。
このプログラムを作り出す為には、高価な設備や、経験、知識を有して作り出すもの。
これをユーザーが自力で作り出すのは中々大変なことですぞ。
市場にはそんなことには臆さず、ガンガンとトライする人たちもいますので、たいしたモノだと感心するときもあります。

御自身のHPでは面白おかしく解説する人もいますが、裏ではかなりのお勉強代と時間を使っているのは言うまでもありません。
でも、それが楽しいと思える人にだけ、力がつくのですね。

実は海外からもFREEDOMを始め、弊社4連のお話は良くあります。
解説が日本語なので、この点が最も厄介。
4連取り説は英語版がありますが、フリーダム関連は解説とPCの表示も日本語。
外人さんにとってはチンプンカンプンですよ。
言い方換えれば、日本人のみなさんにとってはラッキーでもあるのです。


サポートについて、チョッと。
マルハ販売のフリーダムは、派基本的なECU機能はE&E社から販売されるECUと同じです。価格も同じっス。
しかし、市場の全てのFreedomユーザーから質問を受けてもお答えできる余裕がありません。
従い、マルハから販売されたECUのみに限りサポートしております。
マルハから販売されたFREEDOMには必ずシリアルナンバーがステッカーに記載されていますので、問い合わせの際にシリアルナンバーをご連絡ください。

マルハの販売価格はE&E社から販売される定価と同じです。
ユーザーからすれば、E&E社にも質問ができ、マルハにも問い合わせが可能であり、価格は同じであれば・・マルハから買おう!! と思われるはずです。

どーでしょう?

でも、マニュアルはしっかり読んでからご質問下さいね。
全ーく理解されていない方に、電話で質問されても、これはアドバイスが難しい。
手軽なフルコンですが、操作には知識が必要ですぞ。

エンジンチューニングは楽しいのです。

是非、多くの方にチューニングの楽しさを知ってもらいたいと思います。

LET’S TRY

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78サーモはローテンプ?

2008年06月18日 | Weblog
NEWS:
●TRUST社製ラジエターカバー(カーボン)SALE中。50%OFF
詳細は5/30ブログで掲載です。
BP用2.1Lキットついに発売開始。
マルハ・パワーメタルロッド側追加サイズ設定。
●BCダンパー欠品・6月下旬入荷予定。
●今週は6/22(日)です。
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今日のゲストは鼠先輩です。

ぽっぽぽぽぽぽ――...


わからない人は演歌のコーナーへどうぞ!!

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ハイ、マルハブログの時間です。

ググッっと開いてぇーー。
いえいえ、お股ではありませんよ。お下品な。
サーモスタットで御座います。

そろそろ、日によっては暑い日もあります、この時期。
そんな時にサーキットで楽しむなんて事になれば、先ずは水温と油温にはご注意あれ。

このところ、ラジエターを含めて冷却系パーツの動きが激しくなってきまして、新製品のSFSホースも好評で御座います。
なんとWEBには未掲載でありながら、既に売れ始めている大変ありがたい状況であります。

しかし意外に認識の浅いのが、”サーモスタット”交換の必要性。
純正でもマルハ78でも結構ですから、定期的な交換絶対お奨めです。

突然貝の様に閉ざされると、これは大問題。
お構いなくのオーバーヒートに陥り、最悪はエンジンに大きなダメージを与えてしまいます。
オープンのままで固着であれば、オーバークールにはなりますが、これならある意味ラッキーで、修理工場まで自走が可能。
クローズで固着か、オープンで固着か?
日頃の行いがモノを言いますな。

さて、マルハにご注文の際に”ナナハチ・サーモ”下さいと言われると、ピンと来ますが、”ローテンプサーモ”下さいと言われると、少し微妙。

と言いますのも、画像でもwebでもご紹介の通り、78サーモの開弁温度は78度ですから、純正品に比べ僅かに低めの設定に過ぎません。

過度のローテンプでは、補正が掛かり・・云々と皆さん少し心配されるでしょう。
78サーモもその類で話をされる方がいますが、大変な誤解。

ホンダ純正でも78度開弁は採用されていた温度なのですぞ。

低温で開こうが、高温で開こうが、全開走行を続けていれば、結局サーモは開いているので、同じこと・・と思い込むのは早合点。

78サーモの利点は弁径とストローク。
つまり水流を稼ぐのが一番の目的なのです。
ストロークは純正よりも大きくなりますので、これが大きな利点なのです。

整理すれば、若干低めで開き始め(補正などに大きく影響しない)、大きくストロークする。・・となります。

ラジエターが同じなら、サーモが開けば冷却効果は同じ??であるわけがありません。
例えば、N1などではサーモスタットは外してしまいます。
すると、季節によってはオーバークールになってしまい、ラジエタ-前面にガムテープなどで、有効面積を調整したりします。

サーモスタットは、大きく開こうが、ローテンプであろうが、結果的に抵抗には違いが無いのです。
最も抵抗が少ないサーモレスが物語る様に、サーモの存在でラジエターの冷却性能は変わってしまいます。
ラジエターの冷却性能を引き出すと言い換えれば、誤解がないと思いますぞ。

アメリカで販売されるローテンプは弁径が小さく、水流を稼げません。
NA8用もダブル弁のお陰でメイン弁の径が小さくなっております。
弁の口径とストローク。
これが水流を稼ぐポイントなのですな。

それから、サーマルショックもポイントです。
暑いエンジンに冷たい水がドカっと流れると、これは金属のエンジンにとってはあまりよろしくない。
ある程度一定がよろしいわけです。

78サーモにはある工夫があり、サーマルショックにも対応するようにしております。
温度差が大きく出ないような工夫です。

NB用になると、時代背景的にますますエミッションコントロールに厳しくなってきます。
NAに比べ、排気ガス基準がより厳しく、環境に配慮することを要求されるエンジンになっています。
NCになればなおさらです。

対策は先ずはキャタライザーが肝。
・素早く反応するタイプ。
・取り付けの位置をエンジンに近づける。
・容量を大きくする。(個数を増やす)
などのほかに、早くエンジンを温める。燃焼温度を高くする。など。
燃焼温度が高くなればNOxなども出てきて、頭が痛いのですが、しかし燃焼温度を高くするのは当然。

そこで、ヘッドへ水穴を制限したり、サーモを使って早く暖め、且つ高めの温度で制御するのです。

普通に乗る人は純正サーモ、走りが好きな人は78サーモ。
こんな感じでお使いいただければ結構なのですが、実は結構考えて設定している78サーモでございます。

ぽっぽぽぽぽぽ――...

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マルハSSTは便利です!

2008年06月09日 | Weblog
NEWS:
●TRUST社製ラジエターカバー(カーボン)SALE中。50%OFF
詳細は5/30ブログで掲載です。
BP用2.1Lキットついに発売開始。
マルハ・パワーメタルロッド側追加サイズ設定。
●BCダンパー欠品・6月中ごろ入荷予定。
●今週は6/15(日)です。
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日本新記録、世界新記録、こんなに簡単に出ちゃっていいんでしょうか??
これからの記録には用品メーカーまで併記しなくては参考にならないですなぁ。

北島選手の1秒近い世界記録の短縮・・有り得ない様な笑っちゃう話にも近い、驚異的な出来事です。

SPEED社製のLR。
これをレフトライトと訳した奴がいて、水着は左右あるのか?と言ったとか言わないとか?
そんなことは、ないやろー・・とだみ声の関西弁。

凄い!!・のは水着かぁ?っとなってしまい、選手には気の毒な感じすらします。
北京までに”たこ焼きラバー”が日の目を見ることがあるのでしょうか?

細かな所までに気を使って製品は作られるのですな。
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ハイ、マルハ・ブログの時間です。

作業において道具は大事で、専用ツールがないと効率どころか、作業そのものが出来ないことがあります。
そんなことを重々承知の介のマルハでは、SSTを幾つか作っているのです。

今日はそんな中でブッシュプーラーのお話をすこし。

トーコンキャンセラーを取り付ける際に、純正ブッシュをナックルから何とか取り外さないといけません。
これをドリルなどを使って地道にやれば、何とか取れる。
しかし、道のりは遠い。しかも、左右。

そこで登場なのが、ブッシュプーラーです。

ここで注目すべき点を幾つかご紹介。

1.センターボルト
マルハでは焼きいれの強化ボルトを採用しています。
市販のユニクロの一般的なボルトにすると、ねじ山が簡単につぶれてしまうからですね。
ボルト&ナットの引き締めによってブッシュを強制的に抜き出してしまうので、ネジ山に掛るストレスは結構なものです。

焼き入れのロングボルトは簡単に入手できないものですが、あえてマルハでは強化ボルトに拘っています。勿論、コストも納期を掛ってしまいます。
でも、SSTなのです。
◎道具は先ず丈夫でなくてはなりません。

ナットも同様に焼きいれタイプです。

2.センタープレート
筒の片端にセットされる円形のプレート。
4.5mmの鉄板から切り出される特注品。しかも筒の内径にインローでセットされるように、旋盤加工で外形に段を設けています。
カチッとプレートが筒にセットされるので、非常に安定して作業が出来るのです。

◎道具は使い易くなくてはなりません。

3.黒染めメッキ
黒染でしっかりとメッキを施しています。
長期に渡り、折角のツールをいつでも使えるように保護するのはメッキは大事な役目。

◎道具は長く使えなくてはなりません。
______________

今後も少しSSTを増やしていきます。

まだまだ追加版が出るぞ!!

乞うご期待です。

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SFSシリコンホース

2008年06月04日 | Weblog
NEWS:
●TRUST社製ラジエターカバー(カーボン)SALE中。50%OFF
詳細は5/30ブログで掲載です。
BP用2.1Lキットついに発売開始。
マルハ・パワーメタルロッド側追加サイズ設定。
●BCダンパー欠品・6月中ごろ入荷予定。
●今週は6/7(土)6/1(日)連休です。
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来たぁぁー。

ハイ、織田裕二です。

長いこと欠品が続いておりましたマルハのブレーキパッド群。
SS-27、SR-27など一挙に入荷いたしました。
大変多くの皆さんにご迷惑をおかけいたしましたが、当面は安定した販売可能です。
普通に乗りやすいマルチ型パッドの開発が如何に大変なものなのか、マルハのパッドの魅力を皆さん良くご存知です。

今後共に、どうぞよろしくお願いいたします。
_________________

来た、来たぁぁー。

ようやく入荷したのはブレーキパッドだけではありませんよ。
イギリスのシリコンホース専門メーカーのSFS社との提携で新しく発売開始をするロードスター用シリコンホースが大量入荷です。

なんと、MARUHAとSFSのダブルネーム。
マルハのロゴがラジエターホースにも鎮座でございます。

世界広しと言えども、MARUHAのロゴ入りホースはマルハのみから発売開始。
当たり前か。
しかーし、ここで強調したいのは、ネームだけではないですぞ。

シリコンホースの利点を活かしたチューニングは今や常識。
輝くエンジンにシリコンホースのバランスはオーナーのマタグラをググッと握る魅力。
格好エーじゃぁないですか。
価格もSAMCOが軒並み価格アップに対し、マルハとの提携で安定した価格維持に努められそうです。

詳しいことは、近々HPでアップいたします。

まずはブログで先取り情報です。

SFS,SFS、覚えてください。


ヨーロッパでは既に大活躍のメーカーですぞ。

知らないのは君だけよー。

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