27motorsports & MaruhaMotors Blog

27モータースポーツ&マルハモータースが送るチューニング情報ブログ。

ラジエター重量

2006年06月29日 | Weblog
NEWS:
●Fカム+ECUのセット発売開始。
●BCダンパー入荷。在庫安定しました。
●7/1(土)、7/2(日)連休で。すみません!!
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先日、蛍を見に行きました。
マルハから5分ほどの温泉場を抜けた山間に蛍が飛び交います。
ヘッドライトを消すと、真っ暗な中に幻想的な蛍の灯りが一日の疲れを癒してくれます。
何匹も何匹も飛び交う蛍は私たちを誘う案内役のようです。

こんばんは、マルハ・ブログの時間です。

出だしから、ちっとマルハとは雰囲気が違う、神秘の蛍のお話から。
本当に綺麗です。
子供のころに良く見かけた蛍ですが、いつの間にか消えました。
この辺りの人たちの努力で谷川が綺麗になり、餌も与えながら繁殖に努めているとのことです。
大変な努力のお陰で、安らぐひと時を得られました。

皆さんの周辺では、いかがですか?
ケツにタバコをさして、ホタルホタル・・と馬鹿騒ぎしている居酒屋コンパでは決してこの瞬間を味わうことはありません。
_______________

さて、本題。

暑くなりまして、クーリングに関するオーダーが急上昇。
皆さん今までどうしていたんですか?と聞きたくなるほどにラジエターやら78サーモやら、クーリング系のパーツがドンドン流れます。

そこで多い質問が、重量。
純正に比べて、どの程度の重さになるのですか?

と言う質問を受けます。
今一度、秤に乗せて計測です。

純正ラジエター : 2.9kg
マルハアルミ2層 : 3.6kg

まぁ大して変わらず、その差役700gです。
これなら、全く気にしてなくて良いでしょう。
因みに銅2層は純正ラジエターの約2倍の重量があります。
ラジエターを2個装着しているような物で、これもちょっと複雑。

真鍮(銅)は昔から良くラジエターに使われた素材で、重いのですが放熱性が良く、修理も出来るのがメリット。
しかし、マルハのラジエターはキャップも付属で、26000円(税別)、
コア修理するより安いくらいの納得プライス。
現代のラジエターはやはりアルミ素材で軽量化と冷却の2本立てが、マッチしていると思います。

倉庫はこの時期、山のようにラジエターが積み上げられています。
そして、来月辺りにはさらに一気に入荷します。
こうしないと、皆さんの需要に満足にお答えできないんですね。
_______________

それはそうと、もう一つ大事なこと。
ラジエターキャップ。

これは定期的に交換するアイテムであることをお忘れなく。
だからこそ、マルハではキャップを必ずセットで出荷するのです。
劣化したキャップを再使用して、ラジエターだけを性能アップは本末転倒。
意味がないのです。

だから、”みんなしっかりメンテしてね”という願いをこめて、マルハはキャップを付属させるのです。
圧力保持はとても大事なことなんですね。

オーダーの再に、ラジエターキャップの圧力指定を忘れる方が大変多い。
0.9kg 1.1kg 1.3kg から選択。
価格は変わりません。

どれがいいか?
どれでもいいです。とお答えしておきます。
詳細は後日。

先ずはしっかりとメンテをすること。
ソレはキャップも含まれますよ。

営業部

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Road&Ster 47号

2006年06月28日 | Weblog
NEWS:
●NAm6/Fカム+専用ECUのセット販売開始。
●サーモテック・インシュレーティングラップWEBで紹介。
●R&S誌47号発売。
●7月1日(土曜日)、2日(日曜日)と連休です。すみません!!
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「君は良かったねぇー、セレブのお嬢さんでなくて・・。」
と娘に話しかけたら、
「ありがとうございます。」
とお礼モドキで逆襲されました。微妙な会話です。

さて、我らロードスター乗りにとっての大事な教科書的雑誌。
Road&Ster誌(Vol47)が発売開始になりました。

先ずはみんな書店に行きましょう。

今回の内容はNC、NA/NB系のエンジンパーツ紹介あり、他にも幌やブレーキキャリパーなどの記事ありで、結構面白い。

マルハ関連では、SR-27のインプレ、コラム記事などを掲載いただきました。
よろしければ、是非”買って”見て下さい。
ポケットに¥1500をお忘れなく・・です。

さて、このRSのお手本雑誌R&Sは実に47号。
とても長く続いています。

これからも長く続けて頂きたい雑誌です。
勿論、それはマルハの仕事にも影響するからであり、広告や記事紹介の場としてとても大事だからです。
これは、正直な気持ち。仕事ですから。
でも、それよりもみんながRSの遊び方を得られなくなることがもっと怖い。
雑誌って、ちょっと簡単には発行できないですよ。

だから、今まで在った雑誌が最近ないなぁと思ったら、廃刊になっていたなんてこともよくある話で。
特に新刊については、初回本が辺りが出始めたら、その後沈没も最近の傾向。
クラブスカイラインも確か、廃刊になっているとおもいます。
スピマイも復活後、廃刊。

雑誌作りも本当に大変な世界のようです。
インターネットの充実でみんなが簡単に情報を取り出せる昨今ですが、しかし雑誌はとても大事なものです。
新聞もとても大事で、紙の媒体は大事にしなくてはなりません。

私なんかは、雑誌を広げてみて、他ショップさんの新商品が気になったりもするのですが、みんな知っている人たちばかりで、”おーみんな頑張ってるなぁ”って感じでエネルギーをもらいます。

だから、よーし、こっちも頑張るぞーと思い改める訳で、私にとっては意識を保つ大事な雑誌なんですね。

他メジャー誌でもマルハが紹介されることもありますが、やはりR&S誌は特別なモノなんです。


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ワイパーアーム爆発

2006年06月26日 | Weblog
今日の一言。

”私はど素人ですから・・・”とあきれた花咲かじじい。
”オシムを次に抜擢・・・”とジーコに見切りをつけたキャプテン。

どちらもポロリとこぼした言葉で日本中が大騒ぎ。

今の発言はなかったことにしませんか?には笑いました。
そりゃぁ無理だ。みんなきーちゃったんだから。
ねー村上さん。キーチャッタんですよね。
たまたま聞いた話が元で大騒ぎ。
結局5億円をポンと小切手、ハイ保釈。
すんげぇ。

これで、オシムを使わず、次期監督はマラドーナなんてどうです?
小太り親父で、面影全くなしのアルゼンチンの大英雄。

彼、このままではもったいないなぁ。キャラいいし。
でも危ない人物でもあるし。

危ないと言えば、北米モウモウ大紛争。
そろそろ輸入再開。えーッ、大丈夫なのー?
大丈夫な訳ありません。
個人でアメリカ産牛肉を避けようにも、学校給食はどうします?レストランで出された牛肉はどうします?

曖昧なままでGOGOー!てなもんで馬鹿な話です。
北米畜産会社は独自全頭検査のシステムもあるとやら。
これらの牧場は自主的に検査を導入し、自ら安全を全面的に打ち出して輸出再開を図ったのですが、政府が却下。
足並み揃えて、不安な肉を買えと騒いでいるのですから、これは呆れた。

呆れたーと言えば、レイニーキャンペーン。

チョーっト皆さん。目ざと過ぎ。
こんなにワイパーアームが馬鹿売れで、笑っちゃいますよ。

手間ばっかり掛かって、利益ウッスー!!!!(正確には”ない”が正しい)
しっかし、すげぇーなみんな。
マルハの多彩な商品の中から、しっかりアームをゲットして行くから、ホント笑っちゃいます。
毎日、マルハ倉庫からワイパーアームセットが何セットも出荷されるのですから、
今月だけで一体何セット売れるのでしょうか?

利益は別にして、楽しいです。
みんながこんなに買ってくれる程、マルハのSALE企画が賑わっている証拠ですから・・・やっぱりありがとうございます、です。


まだ、6月後半。
7月末までのキャンペーン。

まだまだ、これから。

頑張りますよ。

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NA6用にFカムとECUをセット化

2006年06月23日 | Weblog
みなさん、こんばんは。
マルハ・ブログの時間です。

今日は2本立て。
今朝のブログはジーコJAPANへのエール。
良く頑張った。
4年後はどんなメンバーになるのでしょう?楽しみです。
________________

さて、今日はHPもアップがあります。

NA6にFカムとECUをセット化

もっと早くから実施したかったセットでしたが、ようやく実現です。
マルハのROMチューニングはかなり前から行われていました。
業界でもいち早く、マルハのECUがパッケージを変えて有名店から販売されていたのです。
車種はロードスターだけではなく、日産系なども多くありました。

今でもROMのチューニングの依頼は多く、そこそこスタンダードになっている商品です。
マルハの場合は、個体差を埋めるべく個々にセッティングが多いのですが、これはこれで、コストも掛る作業となります。
もう少し身近に、もう少し楽に、それでいてチューニングを楽しむ。
こんな感じの商品企画をずっと模索していたのです。
やはり、定番のFカム。
これを元にROMで対応させれば、みんなが楽しめるセットになること間違いなし。
そんなわけで開発を進め、ノーマルエンジンにFカムをサックと装着、最新版のプログラムを練り直たマルハECUをセット。
おまけに、少し余裕のある方には、スポキャタまでもセットに含めた更なるパワーアップバージョンも設定。

これなら、普段は普通に乗っている一般的なユーザーの方から、ライトチューニングを楽しみながら峠、サーキットをトライする人まで幅広くお使いいただけます。

前提のエンジンはノーマルですから、ボアアップや圧縮アップなどの特性が異なるエンジンの方はプログラムが合わない場合もありますので、その点ご注意下さい。

カムに合わせてECUをセットすれば、後は取り付けだけ。
これは簡単。
だからこそのライトチューニングなのです。

ですが・・・ちょっと一言。
取り付けは経験、設備のある工場で行って下さい。(お願い)
プライベーターの方は、バルタイも取れることを前提にトライするべし。
バルタイ??って何?
こんな方は、マルハに来られるか、お近くのマルハ・フレンドリーショップまでどうぞ。
フレンドリーショップは雑誌掲載のロードスターショップさんは殆どそうです。

是非、お気軽にお問い合わせして下さい。


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ジーコJAPAN お疲れ様でした。

2006年06月23日 | Weblog
ジーコJapan、お疲れ様でした。

次の南アフリカのことを既にマスコミは口に出しますが、先ず、ドイツWC決勝までをしっかりと見ましょうよ。

結果は残念でしたが、サッカーを通じて日本、世界が一つのことに夢中になれるのですから、スポーツは本当に凄い。

日本経済の中心の人は、”自分はど素人”と明言。
こんな発言は実力主義のスポーツ界では、考えられない発言です。

真剣さと潔さが大きく違います。
ジーコJAPANには言葉少なくても、胸を張って帰国して欲しいです。

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今日はマルハ・ブログ2本立て。

お楽しみに。

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NB8 Sr-2 Fカム

2006年06月21日 | Weblog
NEWS :
●今週末よりスライドプーリーデリバリーします。ようやく入荷。
●スポーツキャタライザー在庫が少なくなってきています。
●アルミ2層ラジエター、夏に向けて在庫豊富。オーダーしてね。
●今週のお休みは6/25(日)です。
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みなさん今晩は。
マルハ解説委員よりブログのご案内です。
当社には女子アナどころか、女の子は全く来ません。(さびしいです)

さて、本題。

マルハのカムシャフトラインアップはBP用を素材から起こすことで、かなり充実してきました。
そして、業界では初となる可変バルブタイミング機構用のカムシャフトも今やラインアップに加え、商品層が厚くなっています。

可変用のカムシャフトは先端が特殊形状な上、オイル通路を設けたり、テールにカムポジションセンサ用のピックアップリングを別途に用意をしたりと、その手間が掛りすぎる背景から、どうしてもコストが掛り、価格は¥52000(税別)となっています。
当初はこの価格を納得していただけるだろうか?と大変心配をしたのですが、最近は需要も安定しています。
市場にその価値を見出していただけるユーザー様が多いと言うことですから、大変感謝をすると共に、今後も他チューニングアイテムとの関連を強めて、新しいキットを開発していきます。

先週も遠方のユーザーから可変用カムの取り付け依頼を受けまして、きっちり仕事をさせていただきました。

乗られると分かりますが、本当に早い。そして乗りやすい。
NB8の前期型(可変なし)に比べると低速域からのトルクがあり、とても乗りやすく、高回転域までストレスなく回るのが実感できます。
カムのプロフィールもNB8の前期型と後期型では異なります。
大きな違いはリフト量、そして勿論可変機構。
即ち、ハイスペックなプロフィールに加え、機構の差が出るわけです。

今思うと、開発時におけるカム特性で本当に長い時間を費やしたのが、NB8(Srー2)用でした。
純正を明らかに超えるスペックと性能。そして乗りやすさを壊さないセンシティブな特性。
この課題をクリアすべく、ベンチテストとカム研磨を繰り返す作業が続いたのです。
搭載状態では、シャシーダイナモ上で、手際よく何度もカム交換が行われ、実走とローラー上でのテストが行われました。

こうして、製品化に漕ぎ着けたカムを実際にユーザーに搭載できるのも、ショップとメーカー的立場を両立するマルハならではのスタンスです。
ユーザーの声が実際に聞ける。
だからまたアイディアが浮かぶ。

こうやってマルハのラインアップは現場の声を元に発展してきました。

ちょっとしたアドバイスですが、可変バルブ用のカムを触る時に同時に見直しを掛けて欲しいのが排気系です。
特にエキゾーストマニホールド。
ここでの排気効率が大変悪いために、カムの威力が発揮しにくいのです。
エキマニを交換しているNB2であれば、これは速い。

カムの効果とエキマニを含めた効率アップで170PS後半辺りをスーッとマーク。
勿論個体差がありますから、すべての車種がそうなるとは申しません。
フリーダム化、触媒の見直しなどで、180PSオーバーもデーターではあります。

やはりNB2は速い。

これは、気持ちいいです。


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MAHLE PISTON

2006年06月20日 | Weblog
NEWS :
●OPTION2取材ありました。7月号掲載にされます。
●ブレーキパッドをさらに開発中。サーキットバージョン秋ごろ発売予定。
●今月、4ポット限定色発売開始。
●6/25(日)はお休みです。
_______________________

みなさん今晩は。
マルハ・ブログの時間です。

今日は開発陣から少し情報提供。
ハイパーレブなどの雑誌媒体やこのブログでもご紹介をしましたが、マルハでは目下MAHLE製のピストンを量産体制に入っております。
大変な反響で、まだか?まだか?と問い合わせが殺到しておりまして、デリバリー遅延の状況説明に大変苦慮しております。

7月頃からは発売が出来そうです。
どうぞ、今しばらくだけお待ち下さい。

今日はこの『マーレー』について少し補則をいたしましょう。

マーレー社は現在、巨大な産業企業としてその規模を世界中に張り巡らせるスケールで、私たちの想像出来る範囲ではありません。
その中で、モータースポーツ部門があり、このセクションがマルハの話を聞いてくれたわけです。

ただし、最新の設備を駆使し、巨額な生産量を誇るマーレー社で、特注ピストンを作ってもらうことは決してたやすいことではありません。
ヨーロッパでのレースでもその実績は圧倒的であり、今や北米でのレース部門にもマーレーの実力は深く浸透しております。

今日ご紹介する画像は、BPピストンを設計する際に使われた3Dです。

リブの張り出し、スリッパーショートスカート、リング溝、トップ形状、全体重量、アルミ材質、リング、ピンとその設計には例え東洋の国マルハからのオーダーであっても決して妥協せずに、しっかりとシュミレーションを取っています。

マーレーにはヨーロッパで培ったノウハウを引き継ぐエンジニアが多く、彼らの知識が世界中のレースピストンやチューニングピストンを作り出すのです。

あらゆる面で業界をリードするマーレー社の技術は、日本においても伝説的印象をあらゆるチューナーに植え付けていると言えます。
それほどまでに、彼らのピストンは至極の玉宝扱いをされているのです。
まさか、チューニング用でB6、BP用にMAHLEピストンが使える様な市場になるとは10年前に誰が想像できたでしょうか。

マルハの見せた意地がマーレーを動かしたのです。

さて、材質を少しお話いたしましょう。

通常、アルミ鍛造ピストンで使われる素材には、#2000番級の材質が使われます。
熱に強く、レース等ピストン素材として多くのピストンメーカーで採用されている材質です。
市販オリジナルなどでは、材質すら理解せず販売されているケースも少なくありませんが、大抵はこの範囲の物が使われます。
マルハでオーダーしているピストンは#4032材が採用されています。
熱膨張が小さく、その分クリアランスを詰めることが出来ます。

そのため、エンジン音が抑えられ静かなエンジンを作ることが出来ます。

この材質についても、先駆けるMAHLEの技術の一端です。


開発部

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今日はキャタライザーデイでした

2006年06月17日 | Weblog
皆さんはこんばんは。
マルハ・ブログの時間です。

すみませ~~ん!!!
昨日はブログ・サボりました。
大事な企画にすっかり時間をとられ、とてもブログをアップする時間が
ありませんでした。ほか社員に”今日は代わってくれるー?”と言うこと自体も忘れて、完全飛ばし状態。
ですが、昨夜の企画会議でかなりの進展がありました。
皆様にまた新しい商品がご紹介できると思います。

頑張ります。(内容はまだまだ秘密ですよ)
開発関連、マルハかなりパワーアップしております。
____________________

さて、今日の工場:
日帰りでのユーザー様が集中したとても忙しい一日でした。

次から次に、来店されるユーザー様をスタッフ総出でテキパキ対応。
マルハの大将が、”ヘイいらっしゃい。
今日はいいキャタライザーが入ったよ。”とお勧めすれば、じゃぁソレもらおうかなぁ・・てな感じで、キャタライザーの連続取りつけ。
今月納品されたキャタも既にかなりなくなってきています。

通販でもポクポクと出ています。
ちょっと焦っています。
___________________

キャタライザーの説明はHPでかなりしていますので、是非もう一度ご覧下さい。
とても苦労、苦心して発売にこぎつけた商品です。

綺麗なアールを描きながら、細部の仕上げも美しく、そしてパワーも出せる、本当の意味のスポーツキャタライザーです。
作りこみは大事ですが、パワー感があって初めてスポキャタです。

これは、簡単ではありませよ。
単一車種に絞り、特性を熟知しながら取り組む”スペシャルカンパニー”だから出来ることです。
別にマルハに限らず、関東、関西、ほかにもロードスター専門店、専門会社はあります。
彼らの作り出すパーツは工夫、アイディア、性能、効果と良く考えられている物もたくさんあります。
これが、スペシャル会社の強いところ。
一点集中。
当然良い物が出来ます。信頼も生まれます。

ロードスターのアフターパーツは本当に豊富で、この豊富さが市場の活性化に繋がります。
ロードスターは遊べるパーツが一杯あって、ホント面白そう!と思う人は多いのです。

まだまだ、当分ロードスターで遊べそうです。
まだまだ、マルハは活躍できそうです。

____________________

まだまだ、と言えばジーコ。
相手の監督の采配が良かったなどと言われていますが、
とんでもない。
こんなこともあるのです。
計画通りに行けば、苦労はしませんよ。

明日はジーコJAPANの正念場。
絶対勝つに決まっていますが、油断はいけません。

みなさん、TVの前で応援お願いします。

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サーモカバー

2006年06月15日 | Weblog
NEWS:
●7月22日、23日 チューニングパワーズ出点決定。(絶対面白い)
●今週のお休み 6/11(日)
_________________________

皆さんこんばんは。
マルハ・ブログの時間です。

司会のクリスティーです。
イエロリバー、イエロリバー♪・・・この後歌えねェです。
この歌知ってるやつは、相当古い。


さて、今日のお話はサーモカバーについて。
画像のパーツがサーモカバーとマツダでは言う。
私的にはカバーと言う表現は正しくないので、サーモハウジングと勝手に読んでいる。
因みにこのハウジングの中にサーモスタットが入り、その上にかぶさるカバーをマツダではサーモスタットカバーと言う。

サーモカバーとサーモスタットカバー???分かる??

理解できず、ちょっと苦しい。

名前などはどうでも良いのですが、問題はこのハウジングにはバイパスホースとのジョイント用にパイプが出ています。
このパイプが良く腐る。

最近、タイミングベルト交換の作業で、このハウジングを外す際に必ずパイプ部を凝視する。
よーく見て、よしOKと思って装着したら、水が漏れる。僅かなピンホールが原因。
最初は錆で止まっていて、装着の際にブラシで落としてやるとこれが裏目。

冷却水がポトポトと滴り落ちる様を見ながら、あ~あ、一緒に交換すれば良かったなと後悔。
ホント、時間の無駄になる。

同じミスを何度も繰り返すのは馬鹿かサルだ。とマルハでは言われる。
そう分かっていても、何でも新品交換ではユーザー様の懐がさびしくなるので、貧乏性の私は何とかしようと頑張る・・・これが悪い。

やはり、整備には正統派が一番。
下手な裏技で時間を費やすくらいなら、新品交換で安全性を優先するに限る。

したがい、皆様には別途¥3680をご負担いただく。
安いか高いかの問題ではなく、私が早く帰れるか残業するかの違いになる。
これは一大事。

サッカー始まっちゃうよ。
そう思うと、新品にしましょう!!と強く押す。
巨人は諦めて、サッカーに当分は集中しようと考えている昨今、無駄な時間は私にはない。

みなさんも同様。
日帰りで来てんだから、早く仕上げろよ!と心の中でつぶやく声が聞こえます。

マルハでは遠方の方が大変多く、緊張しながら日々作業が続きます。
一発で決める。これは本当に大事なことで、常に心がけています。
安全に快適に、そう思うのは誰もが同じ。
つまりある程度の出費は覚悟下さい。と言うことでもあります。

ちょっと悪そうな、サーモカバー(最後にマツダに付き合うよ)を発見した時は容赦なく交換しますよ。

韓国勝ちましたねぇ。
うらやましい!!

Sメカ

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アッセンブリ・ルーブ

2006年06月14日 | Weblog
NEWS:
●今日はなんにもありません。
___________________

マルハ・ブログの時間です。
進行役のはらたいらです。
”篠沢教授に1万点。”

さて、今日のお話はエンジン組みについて。
エンジン組みには色々なノウハウがありますので、あまり話をしたくないのも実は本音。
自分たちが教わってきたものに、自分なりに工夫やアレンジを掛けて技術が進歩します。
何を見て、どう思うか?
何を基準に、どうクリアするか、思考錯誤とはいかないまでも、自分の基準を持つことが大事です。

良く、一般ユーザーから電話が掛ってきて”今○○の作業中なんですが、分からなくてちょっと教えて下さい。”と聞かれることがあります。
少し冷静に考えて頂けると分かりやすいのですが、例えばレストランのコックさんに電話で、”今自分なりに料理を作っているんですが、炒め方がイマイチ分からず、どうしたものでしょう?”等と訊ねることと同じなんですね。

コックさんは、店でお待ちの方々に奮闘中なわけです。
マルハも同じです。
自分たちの販売した製品とは全く関係のない私用の問い合わせに、お待ちのユーザー様の仕事を止めてまで説明をすることは、非常に辛いものがあります。

せっかくの電話ですから対応は致しますが、出来ればメールなどで『時間のある時にでも教えて下さい』とご配慮頂ければ、夜の開いた時間でお答えできるものは説明いたしましょう。

一方、メールの問い合わせなどで、弊社製品問い合わせにも係わらず、”お時間のある時にでもご返事下さい”などと謙虚な文面で接していただける方もおりまして、頭が下がります。

でも、考えてみればみんなマルハを頼って来てくれるわけですから、ありがたいことです。


東に”マルハに聞けば、間違いないだろう”と思う人いれば、”もっと頑張らねば”と奮起し、西に”他店では相手にされずマルハに電話じゃぁ”とシビアな人いれば、その真相知って落胆し。
南に工具片手に困っているユーザーいれば、言って無駄だからやめろと説得し、北にタイムが出ずに悩んでいる人いれば、車のせいにするなと追い討ちをかけ、
静岡の隅の小さな会社で、雨にも負けず、風にも負けず、いつも元気で格安工賃で頑張るマルハになり・・たくないです。

もうちょっとだけは、贅沢したいなぁ。
出来れば毎月散髪には行きたい。

いやー、今日は枕が長い。
ようやく本題。

少しだけエンジン組みのテク。

画像の赤いペーストはREDLINEのアッセンブリ・ルーブです。
つまり、組み立て時専用のペーストオイルです。
これなら、組み付け部に残っていますから、エンジンに火を入れる際にドライスタートしにくいわけです。
いろんなところに使います。
このペーストを使うところがノウハウではありません。
プロなら誰でもやるでしょう。

使い方に少しノウハウがあります。
歯ブラシです。
私は決して指では塗りません。
なぜなら異物が入るから。

指の先端はかなりの異物も見分けれる凄い感覚が誰にもありますが、油になっている指にはゴミもつきやすい。
ペーストの容器にも決して指は入れせん。
なぜなら、異物が入ればその容器は使いものになりません。
だから、洗浄したブラシを使って塗るのです。
これなら、簡単で安心。

これがノウハウです。

ハイ、一人100円ね。

Sメカ

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