27motorsports & MaruhaMotors Blog

27モータースポーツ&マルハモータースが送るチューニング情報ブログ。

BCサスペンションシリーズ

2011年11月09日 | Weblog

少し肌寒くなって参りました。 
日の暮れも早くなり、立冬も過ぎ・・なんとなくもの悲しいっす。

何が悲しいと言えば、
我が栄光のジャイアンツもCSでぼろ負け。
甥っ子も逃し、ラミレスは移籍のご様子

・・・・野球ばかりで、話題性に欠ける??

すんません。 
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ハイ、27MS&MARUHAブログの時間です。

チョッと更新をサボっておりましたが・・・ホント忙しいっす。 

体が辛い。年ですなぁ~。 悲しい・・

と言うわけで、今日のテーマは”悲しい”!

世の中上手く行かないことも多く、トラブルはどなたにもついて回ります。
仕事のトラブル、プライベートのトラブル、人間関係、金関係、健康問題、・・

まだまだ続く、政治・経済の不安。

そんな世の中に一筋の光をもたらす画期的なアイテム。

ロードスター用MAURUHAオリジナルシリコンホース ・・・・・・・無理な展開??

イやー、こんだけ大量に作っちゃいますと、売らないと。
でも、量産工場も大手有名シリコンメーカーの下請けさんですから、上手く滑り込んだ感じです。

物凄い低価格を実現できたのも、それが理由。
でも、結構なボリュームには、やはり耐えなければなりませんが、しかし年間ラジエター販売実績に関しては、相当数の実績を誇りますので、セット供給をガンガンと推進して行きますぞ!!
マルハのラジエター販売数は間違いなく圧倒的に日本一だと思います。

っと言うことで、発売記念で、早速ラジエターとのセットパーツは10%OFFのSALEを実施しますので、是非とも御検討ください。

これは、見逃すな!
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さて、では本題に。

MARUHAのBCサスペンションシリ-ズ。

1)BCダンンパー (NA・NB)
2)BCストリート (NA・NB)
3)BCスポーツ (NC) 

コンスタントな定番シリーズで、大変多くのユーザー様にご愛好頂いておりますが、なにせ特注品の為に、発注から納品まで2ヶ月以上掛るのが辛い。

でも、作りこみは本当に頑張っていますぞ。

今日のブログでは、アッパーマウントとバンプラバーについて:

 

  

 ↑
これ、NBアッパー仕様のパーツ。
アッパーシートとスプリングシート。
スプリングシートは、アルミの削り出し。この大きさの削り出しですから、それなりにコストが掛ることを、先ずじゅ~ぶんにご理解ください。
結構な削りしろでしょ? だから、ピロアッパーと比べても部材の調達的には大きな差がなくなってしまうのが、本当の所。

このアッパーシートは、アルミでできてるので、スプリングの加重を受け易く(鉄だと音が出易い)、またスプリングの加重をしっかりと安定させて受け止める役目があります。
このアッパーシートを作らず、オリジナルサスセットを販売している会社もありますが、バネ径とアッパーシートのサイズが合っていないことになります。

 

お次は、バンプラバー。
長さ40mmを使っています。

また、段々型になっているでしょ。これは、ラバーに掛かった荷重入力を上手く和らげる為でもあります。

ロードスターのサスストロ-クが厳しいのは、本来の設計上の問題で、この点はどのアフターパーツも同様に苦しい所でもあります。
勿論、ストローク量の確保は大事。MAURHAのBCシリーズもすべて、全高調整型で有効ストロークを確保しながら、車高が調整できるようになっています。

しかし、加えてバンプストッパーもすごく大事なんです。

ある程度のストロークとある程度の制御が必要と考えます。

バンプラバーは、サスの底付き(実際はケースの淵付き)の緩衝材的な働きと、過大なロール抑制の2つを補っています。
例えば、このラバーを10mm短くすれば、見かけ上10mmストロークが増えます。

取ってしまえば、物凄いストロークが増えます。

柔らかく、ケースにタッチし、そこからジンワリとストロークを抑えて、各部の安定を図ると言う手法もあるのですな。
純正サスも同じ。 バンプタッチ=いけないこと・・と考えるのは早合点なのです。

常に、バンプさせているわけではなく、タイヤ・車高が変わり、旋回能力が上がり、遠心力が増すようなドライビングが増えるほど、ロール量は大きくなります。
その時に、柔らかいバネを使っていれば、状況によっては適宜ラバーで制御することも大事なんですな。

コレに、さらに硬いバネを入れてロール量を抑えるのも手法の1つ。
これは、実はストローク制御面から言えば、すげぇ楽な話。

でも、多くのユーザー様は、そんなレーシーな部分を狙っているわけではないですよね。

BCスポーツの開発上の大変な部分はバネの特別設定やら、ストロークの制御やら。

アレコレ、かなり時間を費やして、各部のパーツ設定をしているのが、MARUHA流。

それでも、あの価格。

さらに、人気のフルブッシュ交換とのセットもありますぞ。
専用ジグを使って、精度を出したブッシュ交換に、MARUHA-BCサスを同時装着っす。

かなり、頑張っていることを、ご理解くだされ!!

デハデハ。


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