2018年もあと3週間弱、1年が早過ぎます。
やり残していることが実に多く、とても悔やんでしまいます。
雑誌の最新情報としては、やはりNDがメインになると思います。トレンドをしっかりと打ち出さないと、雑誌継続、世代交代が難しくなります。
今MAZDAが力を入れているのは、NA6のレストアではなく、明確にND新車の販売なのです。 今年に入って2.0Lのパワーがいきなり30PSも上がりましたが、あまり感心しません。 最初からその位はできたと思います。
そして、いまだに2.0Lの標準NDを日本国内では販売をしていません。
これには、正直がっかりで、うんざりです。
ライトウェイト、人馬一体と言いながら2.0Lモデルに関しては重い屋根付きを押し付ける国内戦略。
1.5L標準と2.0L標準を同じ土俵に上げて、お好きな方をどうぞ・・・とやるべき時期は来ていると思います。軽くてパワフルな2.0L‐NDに是非乗ってみたいものです。ユーザーが個人で海外から逆輸入をしてまで2.0Lを乗っている現実をMAZDAは重く受け取るべきです。
MARUHAデモ、1.5Lで取り組んでいます。でも海外で通用しないのです!
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さて、中古車NA、NB。
特にNAは軒並み価格が高騰しています。
程度の良い車両も少ないでしょうし、何より個体数が減ってしまっています。
転がすブローカーは、国内中古車を抹消して海外に輸出をしてしまいます。これをやられると国内個体数が一気に減少しています。次の世代にロードスターの面白さを伝える事も先輩ロードスター乗りとしては大事なことなのですが、どうやら難しくなる一方です。イギリスやオーストラリアの右ハン市場から、具体的に日本国内専用の車体番号で部品オーダーが入ります。
あちゃー!!っと頭が痛くなります。世界市場レベルでは、NAを欲しがる人は一杯いるのです。その需要は国内中古数より遥かに上。だからこそ、輸出費用が掛かり、さらに他国の販売会社のマージンを乗せても買う人が海外にはいるのです。
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NA中古車のコンディション作りに力が入ります。
幌を交換、ACを一新、オールペン、エンジンをOH、サスの交換、ブッシュの交換、キャリパーのOH、ローターやパッドの交換、ラジエターやホースを全交換。
もう全部です。
大事に乗りたい、息子に渡したい、後10年以上楽しみたい。
皆さん、兎に角大事にされたいわけです。MARUHAでは多くのオリジナルアイテムと豊富な純正部品在庫とその知識を活かして、全力対応をします。
が、これらの作業は時間が掛かる。=作業をできる数が限られてしまう。となります。
見積もりの作成にも時間が掛かり、そして難しい・・状態に大きく左右されるわけですし、作業は大きくなれば、見積もり点数も相当な数になります。
だから、セットパーツを含めて考えるのがとても便利。
今年はサスボルトセットを設定。
よく売れています。状態に拘わらずに20年も30年も使ったボルト類はこの際に一気に交換をするためのセット。作業する側も安心してご依頼に対処できます。
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キャリパーOHにはブラスト∔ガンコート。
錆の完全除去、これにはブラストが物凄く有効です。徹底的に錆を落とすにはワイヤーブラシではとても対処できません。そして、ガンコートでしっかりとコーティング。最強の塗装と言ってよいと思います。
さらに、新品のピストン。リヤ側がステンレススリーブを使った錆に強い特殊構造。もはや新品を超えるクオリティ。OHの概念変わる工法と部品構成。
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幌は骨までしっかりと塗装をしてから、お好みの特注幌と組み合わせる手間の掛けよう。
仕上がったASSYは中古幌の様相はありません。
ここでレバーロックまで新品に交換してもらえれば、完璧です。
まぁ、書き出せばまだまだ時間が掛かってしまいますが、詳しくはWEB本編を是非ご参照ください。
また、ご不明な点はお気軽にお問い合わせをお願いいたします。
MARUHAはまだまだ頑張ります。