結果的にシーズン初めに集中整備したような状態になったYBR125Kである。
ここんとこ、無印YBRがあまりにも軽快で、チックショー、超楽しい!と坂本さんのような状態になっていたため、半月ぶりに動かしたのが昨夜。
先日はタイヤを前後交換して、プラグを交換して、オイルを交換して、昨日はエアクリを交換した。これでなんだか各部が新しくなり、新車に戻ったかのようだ。まあまだチェーンスプロケが課題ではある。
で、エアクリを掃除程度のお茶濁しでなく、新品にしたらからなのかどうか、あれー?Kってこんなによく走ったっけかなあという感じだった。重装備なので倒せないから、ひらひら遊びはできないけれど、M62の倒れ込むような回転性能も手伝って、倒さず曲がって、コーナーをクリアしていく。
それと、07の丸窓エアクリで、空気の流入量制限は、もしかしたらBSキャブの性格に合っているのかもしれない。まるでガスを濃くしたような押し出しのある走りが、中低速を肉付けした気がした。
昨夜の速度分布を見ていると、止まらねばならない所が多い街中では0まで頻繁に落ちるとして、流れの良いところでは下がスッカスカに見える。これが、低速に落ちずに走る、落ちてもすぐ復帰するという体感がグラフになった結果だと思う。50~60km/hの流れの道を、正味でその速度をキープして走ってしまったのだ。最高速でつり上げて平均が高くなるのも、メリハリと言えば良いかもしれないが、やはりリスクも大きくなる。中速から落とさず速度を維持できての高い平均速度が、BSキャブのKの性格なんだろう。市街地が数珠つなぎの区間には、Kのが有利っぽいのはこのためか。
感じていたことがデータに出て、すごく納得できた結果だ。
ただ、そんなもう少し排気量が大きいような体感の走りにもデメリットはあるようで、昨夜の燃費はウソみたいに悪くて40km/Lを下まわった。えー、この半月、タンクに穴でも開いて蒸発してたんじゃないか?と思うくらい。
もう一度ある程度走って、まだ悪いようなら、ちょっと対策を考えよう。走りが良くても燃費が悪くては、ワタシ的には却下なのである。