しかしまあよくも交換したりの、ついに第50回となった無印のオイル交換であった。
2000km毎交換なら10万キロで達成しちゃうんだろうけどね。
3千キロ使用したAZの廃オイルは、固形物の混入はもちろん無く、煤を溶かし込んだような濁りもなかった。どちらかと言うと白っぽい濁り方だ。
まだ内部結露するような季節でもない気がするが、何なんだろうかな。
そして今度の注入オイルは・・・冬ならこれで良いかのヤマルーブスタンダード(1缶500円で買ったデッドストック旧タイプ)10W-30とAZ10W-40を1:1ブレンドしたものだ。
その結果、これまた即効ガクッと変化した。
まずエンジン音がドドッと低い感じになり、AZ100%の時のかすれるような高音ノイズは消えた。またアイドリング回転数も何にも弄らないままで上昇と言うか元に戻った。
油温からは、はっきり違いが現れて、交換直後24℃で走り出してから5分4.5kmで46℃まで上がった。この温度域まで速やかに上がってくれると、走っての違いがはっきり認識できる。高回転まで素直に回転数が上がって、AZの回転数頭打ちはなくなったし、低回転のゴロつき感がなくなったせいか、スムーズに低回転で粘らせてハイギヤのままゆっくり旋回できるのが復活したかな。
このガァーッと回転が上がってグッと押し出る加速感、これがバイクの走りだよなあ。回らず走らず燃費良いもいいんだけど、これだよ、これ。
などと調子に乗って気持ちよく走ってきたら、昨夜約300km走行の燃費は49.4km/Lと、50を切ってしまった。
1km、2km燃費が悪くても、気持ちよく走れる楽しさは魅力だなと、再確認できた。
でもまあ、普段は自重して燃費を追究しよう。楽しみすぎて、ちょっと反省した。