ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県北本市にある北本自然観察公園で、ルリビタキに出合いました

2014年03月10日 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市にある北本自然観察公園の里山風景の小道を、春の訪れの兆候を求めて散策しました。

 2014年2月の大雪によって、里山風景の小道に残雪が長期間残り、通行しにくくなっているとのことから、しばらく行ってませんでした。

 ところが積雪によって、北本自然観察公園に出現することで有名な“珍鳥”のアリスイが見やすくなり、野鳥観察愛好家が押しかけていました。

 北本自然観察公園の入り口に対してかなり奥の方に、アリスイが出現する場所があります。そこに行ってみると、午後になったためか30人ぐらいと、予想よりも少ない方々が、バズーカ砲のような望遠レンズを付けた一眼レフカメラを載せた三脚を並べています。午後なので、アリスイは登場しない雰囲気です。皆さん手持ちぶたさです。

 お目当ての湿原の中に、低木が少し生えています。その低木の枝に、ルリビタキの雄1羽が登場し、あちこちと飛び回っています。





 背中の青いルリ色がきれいです。ルリビタキは夏には山の上部に住んでいますが、秋から冬にかけては里山に下りてきます。



 人間を警戒し、湿原の真ん中を飛び回り、時々、たまり水にくちばしを入れて何かを探しています。

 野鳥観察愛好家の方々はルリビタキには関心をまったく示しません。ひたすら、アリスイの登場を待っています。

 広大な湿原沿いの小道を入り口方向に戻る途中、シジュウカラやエナガ、カシラダカ、ジョウビタキなどを見かけました。

 湿原のヨシ原の中を飛び回っていたビンズイです。低木の枝陰に潜んでいます。



 ヨシ原を飛び回っていました。

 入り口に近い“高尾の池”近くのアシ原にいる冬鳥のツグミです。





 時々、水たまりの地面を掘り返しています。

 小道の残雪は融けていますが、まだ少しぬかるんでいるので、散策している方は少なかったです。小道の一部には、砂を敷いて、歩きやすくしてあります。