ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

京都市の二条城の一番奥の草原で、ビンズイの群れに出会いました

2014年03月13日 | 旅行
 京都市中京区の世界遺産の二条城は、今の季節は梅林が人気があります。大部分の観光客は、豪華絢爛な内装がある二の丸御殿を中心に観光します。

 二条城の入り口から南側を西に向かって奥に進むと、桜園のさらに西側奥に梅林があります。今年は梅の開花はやや遅く、平均すると七分咲だそうです。



 遅咲きのウメの木はまだ蕾が膨らんでいる状態です。でもウメの花の薫りは周囲に漂っています。

 この梅林からさらに西側の一番奥に疎林・草原(くさはら)があり、野鳥が来ています。昨年の今ごろは、ここでモズやシロハラを見ました。一番奥なので、観光客はほとんどいません。

 今年はビンズイの群れが来ています。全部で10羽程度いて、草原の草や土をつっいています。





 ビンズイは、昆虫の幼虫を捕まえました。



 3月という冬から春に切り替わる時期に、ビンズイを見るのは初めてです。ふだんは夏に高原で見かけます。

 この西側の奥を北に向かうと、椿園があり、由緒あるツバキの木々が並んでいます。そのツバキの木の奥に、背の高いウメの木が1本あり、その満開のウメの花の蜜を吸うために、メジロが数羽群がっています。



  内堀の内側にある本丸御殿の建物です。



 本物の本丸御殿は江戸時代に火事で焼失し、現在の建家は旧桂宮御殿を移築したものです。

 広大な二条城の草木はこれから春本番を迎え、次々と花を咲かせます。二条城の桜園のサクラの木は由緒ある木々です。サクラの開花時期にはライトアップされ、賑わいます。