ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙の「国民皆保険による医療 医師の半数『持続不能』」を拝読しました

2017年07月01日 | 日記
 2017年6月30日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に掲載された「国民皆保険による医療 医師の半数『持続不能』」を拝読しました。

 すべての国民が公的な医療保険に加入している現在の国民皆保険について、医師の半数が「維持できない」と考えていることが、日本経済新聞社が実施した1000人調査のアンケートから明らかになったと、伝えています。

 高齢化や医療技術の進歩によって、治療費が高額になっていることに対して、医療現場で働く医師の多くが強い危機感を持っている結果になったと伝えています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版でも見出し「国民皆保険による医療 医師の半数『持続不能』」と報じています。



 国民医療費は、1990年度に20兆円を超え、2015年度は概算で41.5兆円になっています。さらに、政府の推定では、2025年度には54兆円に達する見通しです。

 こうした膨張する国民医療費について、「持続不能」と答えたのは、年代別では30代が58パーセント、40代では54パーセントで、若い世代の医師ほど、危機感が強い傾向となった。

 この記事は、最近連載されているコラム「砂上の安心網 不作為の果てに」に関連しています。同日の同コラムでは、医療、介護、年金、労働、少子化などと、日本の社会保障費をつかさどる厚生労働省は「諦念」に陥っていると伝えます。

 利害調整が多く、疲労する巨艦に、厚生労働省官僚は「役所で決められない」と繰り返すと伝えています。

 現政府は財政健全化を達成すると出だし時は言っていましたが、現実には実現できないままになっており、さらに日本の社会保障費を建て直せないままになっています。

京都市上京区にある京都御所の御池庭などを見学しました

2017年07月01日 | 旅行
 京都市上京区にある京都御所を、また見学しました。早朝から、雨脚が強い中を行ってきました。

 入り口になっている清所門から、午前9時の入場開始時間に入りました。少しだけ小振りになりました。

 宣秋門の横を通って、南下します。



 この近くにある、御車寄(おくるまよせ)という玄関の外観を見学しました。

 紫宸殿(ししんでん)の外側の承明門辺りは、いくらか修理中でした。

 御池庭(おいけにわ)は回遊式庭園です。





 池の水面に当たる雨粒による波紋が見えます。

 この御池庭の対岸の右手には「欅橋」(けやきばし)がかかっています。



 御池庭に植えられたハナショウブは花期が過ぎています。



 御池庭は、御学問所(おがくもんじょ)の前に広がっています。

 御池庭の北側にある御花御殿の周囲でも庭木と苔などが観察できます。特に咲いている花はありまあせん。



 御池庭内には「アジサイは植えられていますか」と、案内の方に伺うと「ここではアジサイは見たことがない」との答えでした。

 出口近くから見える御常御殿(おつねごてん)の背後には、よく手入れが行き届いた木々が並んでいます。



 特に、松の木の姿が美しいです。



 京都御所を出て、南に下り、下立売御門から東側に見える大宮御所の外側です。

 東側の奧に見える東山の低山は霧の中です。



 京都市は午前中は雨が降り続きました。関西全体が梅雨空で、雨模様です。