ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

愛知県愛西市立田町にある船頭平河川公園では、ハスの花がたくさん咲いています

2018年07月01日 | 旅行
 愛知県愛西市立田町にある船頭平河川公園に、明治時代につくられた船頭平閘門を見に行った話の続きです。

 船頭平閘門(せんどうひらこうもん)は、木曽川と長良川を行き来するための閘門(運河・放水路などで、水面の高を調節して水面を一定にするための水門)です。

 この船頭平閘門を中心とした船頭平河川公園の正式な駐車場は、西側の河川敷きにありました。

 以下の地図の西側(左側)が長良川で、東側(右側)が木曽川です。両方ともに、かなりの川幅があります。



 船頭平閘門が長良川と木曽川をつなぐ水路に設けられた閘門であることがよく分かります。

 問題は、長良川と木曽川に挟まれた“中洲”を南北に通る県道168号線が、化学品を運ぶタンクローリーや資材などを摘んだ大型トラックなどが何台も続く“産業道路”になっていることでした。

 “中洲”の上の県道なので、周囲は河川敷きなどで高い部分を通っています。道幅は普通で、化学品を運ぶタンクローリーなどがすれ違う際には、どちらかが止まって、道を譲ります。この結果、渋滞しています。

 こうした交通面で厳しい状況で、船頭平河川公園の正式な駐車場の入り口は、素っ気ない砂利道の誘導路で目立ちません。タイミングよく、脇道に入るのはなかなか至難の業でした。

 何とか正式な駐車場に辿りつくと、広大な駐車スペースがあり、ハス田がすぐ側にありました(1台も車は留まっていません)。

 ハス田では、大きなハスの花がたくさん咲いています。









 午前中だったので、ちょうどハスの花がよく咲いています。





 ハスの花が見事に美しく咲いています。







 今回は、「何事にも先達はあらまほしきことなり」を実感しました。


愛知県愛西市立田町にある船頭平河川公園は、明治時代製の水門を記念した公園でした

2018年07月01日 | 旅行
 愛知県愛西市立田町にある船頭平河川公園は、明治時代につくられた船頭平閘門を中心にした公園でした。

 船頭平閘門(せんどうひらこうもん)は、木曽川と長良川を行き来するための閘門(運河・放水路などで、水面の高を調節して水面を一定にするための水門)です。



 水面の高さの違う川同士を行き来するには、水門で水を調節し、水面の高さを一定に保つ仕組みが必要です。この働きをする水門を閘門といいます。木曽川と長良川は水位が約1メートル違うそうです。

 船頭平閘門は、当時に木曽川と長良川の間を船が行き来するために明治35年(1902年)に造られました。約3年かかってつくられました。

 見た目は、レンガづくりの水門に、鋼鉄製の門が取り付けてあります(その後の改良などがあったかどうかは調べ切れていません)。





 この船頭平閘門を中心に、船頭平河川公園が設けられています。船頭平河川公園では、森陰ではアジサイの花が咲いています。







 アジサイは花期をやや過ぎつつあります。

 さまざまな園芸種の花も咲いています。アガパンサスの花が美しく咲いています。



 マリーゴールドもまだ花をよく咲かせています。

 

 この船頭平河川公園は、国営木曽三川公園(こくえいきそさんせんこうえん)の一つです。この国営木曽三川公園とは、“木曽三川”である木曽川、長良川、揖斐川の下流域一帯にある複合公園です。

 そして、愛知県と岐阜県、三重県にわたって、7カ所の公園で構成されています。実は、国営木曽三川公園のどこかに行ってみたいと考え、最近、自然観察系ブロガーの「自然を求めて近辺ぶらり」によって、この船頭平河川公園が紹介されたので、行って来ました。

 この自然観察系ブロガーのikerin77さんのご解説によると、「ハス田がある」と書かれています。しかし、そのハス田が見当たりません・・

 船頭平河川公園に来ている魚釣りの方、数人に「ハス田の場所はどこですか」をうかがうと、「知らない・・」との答えでした。



 その訳は・・(後編に続きます)。

 この船頭平河川公園は、魚釣りの名所だそうです。