ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙の見出し「『廃墟モール』米郊外で急増」を拝読しました

2019年03月04日 | 日記
 2019年3月3日に発行された日本経済新聞紙の朝刊の2面に掲載された見出し「『廃墟モール』米郊外で急増」を拝読しました。

 米国の各州のある程度の都市の郊外などには、巨大なショッピングモールがあり、以前は多くの方が買い物に来ていました。

 この米国のショッピングモールは、日本のショッピングモールの数倍も大きく、その規模に驚いた記憶があります。

 この記事によると、米国アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)などのネット通信販売の普及によって、米国の都市の郊外にある巨大なショッピングモールの1/4が『廃墟モール』になっていると伝えます。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「『廃墟モール』米郊外で急増、自治体に打撃」と伝えてます。


 
 この記事では、経営破綻した米国の小売りトイザラスやシアーズなどの大量閉店が響き、米国では2022年までに4分の1のショッピングモールが消滅するといわれていると伝えています。
 
 そして、この小売店の減少は、その地元自治体の税収減につながり、公共サービスの水準低下などの問題も引き起こす可能性を高めていると伝えています。

 このため、多くの州が税率の引き上げに加え、ネット通販事業者への課税に動き始めたと伝えています。

 米国南部のバージニア州リッチモンド市郊外にあるショッピングモール「バージニア・センター・コモンズ」は、週末の昼間でも、来場者の数はわずかなのだそうです。

 そして、ここでは最盛期の2000年当時には100店舗あったテナントが1/3以下に減っているそうです。

 この「バージニア・センター・コモンズ」の旗艦店だった百貨店大手のメーシーズが閉店し、残っていたシアーズも親会社が2018年に破綻し、そのお店も今年2月に閉鎖されたそうです。

 さらに、2月28日には米国の百貨店大手のJCペニーが今年中に18店舗を閉鎖すると明らかにしています。

 こうした各大手ショッピングモールは、州政府や地方自治体にも打撃を与えています。日本の消費税に当たる売上税が減って問題になっています。

 州の税収入の約1/3を売上税が占めているからです。特に、フロリダ州やテキサス州では、税収入の60パーセントを売上税が占めているために大問題です。

 こうした問題は、いずれ日本各地でも、現実化する可能性があります。米国で起こったことは数年後から10年後には、日本で起こる可能性が高いからです。

埼玉県熊谷市の荒川大麻生公園の野鳥の森では、羽根模様が美しいアオジも観察しました

2019年03月04日 | 季節の移ろい
 埼玉県熊谷市の県営荒川大麻生公園の中にある野鳥の森に行った際に、羽根模様のきれいなアオジも観察しました。

 県営荒川大麻生公園は、荒川の左岸(北側)河川敷に設けられた、緑豊かなスポーツ・レクリエーション向けの広場などを備えています。この北側などには、うっそうとした雑木林の部分があり、“野鳥の森”と呼ばれています。

 この野鳥の森の湿地帯では、運良くトラツグミに出会いました。



 その後に、野鳥の森の中を進むと、羽根模様のきれいなアオジも観察しました。





 ホオジロの仲間のアオジも胸・お腹の辺りの羽根は黄色く、また少し緑色い感じですが、その黄色い羽根のメリハリには個体差があります。身体の大きさは15センチメートル程度です。





 枯れた木の幹に数羽のアオジが留まった中で、羽根の模様が美しい1羽です。眼の周りは黒くて、やや不良な感じの顔つきです。





 このアオジは、この枯れた木の幹の場所が気にいったようで、ここで周囲を見渡していました。

 アオジをよく観察したのは久しぶりでした。

 アオジも、春が進むと、標高が高い山麓に移動します。

 野鳥の森の中のやや開けた場所では、春の山野草のヒメオドリコソウが花を咲かせ始めていました。





 春らしい風景です。

 野鳥の森の中の小道の両側では、ヤブランの黒い実がなっています。



 その内に、ヒレンジャクがヤブランの実やリュウノヒゲの実を食べに来るのではないかと推定してます。

 県営荒川大麻生公園の中にある野鳥の森は、ヒレンジャク飛来地の一つです。