ヒトリシズカのつぶやき特論

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さいたま市桜区の桜草公園では、アマナの花が一部でたくさん、咲き始めました

2019年03月13日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区南端の荒川河川敷にある桜草公園では、3月上旬の三寒四恩の天気模様によって、アマナの白い花が一部でたくさん、咲き始めました

 3月上旬は、関東地方では大雨が2日ほど続き、山野草には十分な水分が供給され、新芽が伸びました。そして数日晴れた後に、また雨になりました。

 桜草公園(正式には、さくら草公園)には、ニホンサクラソウなどの春の山野草が花を咲かせる天然記念物ゾーンがあります。天然記念物ゾーンの正式名称は「田島ヶ原サククラソウ自生地」です。

 奧にさくらそう水門が立っている、その天然記念物ゾーンには、多くの雨量によって十分に水が与えられ、その後は気温が15度(摂氏)以上の暖かい晴天の日が続き、最初に花を咲かせるアマナが一部でたくさん咲き始めました。



 いくつかの部分でアマナの白い花が開いています。









 このアマナの花は晴天で太陽光がよく当たると、花をよく開きます。曇ると、花を閉じてしまいます。

 今後は、アマナの群生地でいっせいに花を咲かせ、一面がアマナの白い花で埋る模様です。

 このアマナの成長に負けないように、ノウルシも成長しています。



 絶滅危惧種のノウルシは、ニホンサクラソウの開花の前に花を咲かせます。



 ノカンゾの新芽と思われる芽吹きの山野草です。



 この天然記念物ゾーンには、ツグミやムクドリが多数来て、地面を歩き回ってエサを探しています。

 このたくさんいるツグミやムクドリを避けるように、モズは、天然記念物ゾーンの周辺の木々などに出て来ます。





 さらに、天然記念物ゾーンの立ち入り禁止の柵には、ジョウビタキが出て来ました。





 たぶん、このジョウビタキはそろそろ移動を始め、日本から旅立って行きます。

 この天然記念物ゾーンの周辺では、シロバナタンポポの先駆けが咲き始めています。



 桜草公園では、急速に春の装いに変わり始めています。

 この桜草公園の中の一部で、アマナの先駆けが咲き始めた話は、1週間前の2019年3月5日編をご覧ください。