ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の桜草公園では、ノウルシやアマナなどの山野草の花が咲き始めました

2019年03月05日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端の荒川河川敷にある桜草公園は、2月半ばからの暖かい天気によって、山野草がいくらか花を咲かせ始めています。

 桜草公園(正式には、さくら草公園)は、埼玉県立の秋ケ瀬公園の荒川の下流側に位置しています。

 桜草公園には、ニホンサクラソウなどの春の山野草が花を咲かせる天然記念物ゾーンがあります。天然記念物ゾーンの正式名称は「田島ヶ原サククラソウ自生地」です。

 ここは昨年の晩秋には、背丈を超える高さまで育ったヨシ原の枯れ野でした。その枯れ野のヨシ原を1月中旬に、野焼きしました。現在の桜草公園の天然記念物ゾーンでは、いくらか山野草が芽生えて、部分的に緑色に染まっています。





 その芽生えた山野草の一部は、ノカンゾの芽ではないかと推定しています。



芽生えた山野草の中で、早く芽生えるのはフキノトウです。



 春到来を教えてくれるフキノトウです、

 この芽生えた山野草の主力は、ノウルシです。ニホンサクラソウと争って芽生えます。



 そのノウルシのごく一部では、花を咲かせ始めています。



 ノウルシは、この桜草公園や秋ケ瀬公園内では、たくさん育ちますが、実は絶滅危惧種の山野草です。

 広い天然記念物ゾーンの中で、3月半ばに、いち早く芽生える山野草はアマナです。

 そのアマナのごく一部では、花を咲かせ始めています。





 アマナはユリ科アマナ属の多年草の山野草です。

 広い天然記念物ゾーンの中を探し回って、この咲いているユリ科アマナ属の多年草の花を見つけました。

 今回、この桜草公園の奧に滞在していた冬鳥のジョウビタキを探しましたが、見つけることができませんでした。

 この奧の雑木林では、モズが飛び回っています。番になる相手を探しています。

 やや逆光気味の枝に留まったモズです。





 桜草公園では、ここで観察できる野鳥の種類が変わる時期を迎えています。

 約10日前の桜草公園の芽生えの様子は、弊ブログの2019年2月25日編をご参照してください。

関東地方は、3月3日から4日まで、久しぶりに冷たい雨が続く天気になりました

2019年03月05日 | 日記
 埼玉県や東京都などの関東地方は、3月3日から4日まで、久しぶりに冷たい雨が続く天気になりました。

 2月中には乾燥注意報が続くほど、雨が降らない日々が続いていた関東地方には、雨量30ミリメートル程度のいい雨量になり、乾いていた大地がかなり潤いました。

 3月4日午後3時の日本列島の天気図を見ると、太平洋上を二つの低気圧が東に向かって進み、関西地方から関東地方まででと、幅広く雨が降っています。



 問題は、昼間でも気温が10度(摂氏)と寒かったことです。急にいったんは冬に戻りました。

 2月下旬は、昼間の気温が10数度(摂氏)と15度(摂氏)を超える暖かい日々でした。それが昼間の気温が約10度(摂氏)という花冷えの反動によって、3月3日から4日までの昼間の寒さが身に染みます。

 久しぶりの雨によって、園芸種の各花は土壌が潤って喜んでいる様子です。







 3月6日は二十四節気の啓蟄の日です。地中にいる虫たちが這い出してくるという時期です。、

 啓蟄は、3月6日から春分の3月20日までを意味しています。

 三寒四温を繰り返して、春が深まっていきます。