ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の桜草公園の奧には、ベニマシコ目当ての野鳥観察愛好家の方が集まります

2019年03月14日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区南端の荒川河川敷にある桜草公園では、アマナの花が一部でたくさん咲き始め、春が進んでいます。

 桜草公園(正式には、さくら草公園)の脇部分には、早咲きのサクラの木があり、やや小振りな白い花を咲かせ始めています。





 この小振りな白い花を咲かせているサクラの木の品種は分かりません。



 桜草公園の縁の部分では、シロバナタンポポが咲き始めています。



 そのさくら草公園の奧には、ソメイヨシノの並木などがある草原になっており、野鳥が集まる自然豊かなゾーンです。

 さくら草公園の奧の端には、さくらそう水門が立っています。



 鴨川が荒川に合流する部分の水門です。

 その草原の日陰部分には、アオジがエサを探して草原を歩いています。





 刈り込まれた植栽の奧にベニマシコが1羽、留まりました。枝越しで、ベニマシコにはフォーカスが合いません。



 草原の端にあるツツジの植栽には、イノコズチが絡んで育ちます。そのイノコヅチは実をつけているそうです。

 ベニマシコは、ヒユ科イノコヅチ属の多年草のイノコヅチの実を食べに来るようです。

 ベニマシコが数羽、このツツジの植栽にやって来ました。そして、ツツジの植栽の中に入りました。

 ベニマシコは、ツツジの葉陰などの奧に留まり、全身が見えません。







 このツツジの植栽の場所には、2月中にはベニマシコがよく現れて、その美しい姿をしっかりと観察できたそうです。

 これが、今年の冬・春のベニマシコ観察の顛末です。野鳥観察はやはり、運次第です。

さいたま市桜区の桜草公園の奧を流れている鴨川では、ミコアイサが水面を進んでいます

2019年03月14日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区南端の荒川河川敷にある桜草公園は、3月半ばになり、草原は日に日に山野草が芽吹いて成長し続けて、山野草による緑色が濃くなっています。

 桜草公園(正式には、さくら草公園)の奧には、さくらそう水門がそびえています。荒川沿いの水門です。



 このさくらそう水門は、鴨川という支流を荒川に合流させる個所にそびえています。

 この鴨川は、桜草公園の奧を北東から南西方向に流れています。そして、さくらそう水門から荒川に流れ込みます。



 その鴨川を、桜草公園の奧から眺めた時に、その水面を進むミコアイサの番に気がつきました。





 やや濁った鴨川の流れを進むミコアイサのオスの白い羽根が目立ちます。ミコアイサのオスは全長が44センチメートル程度です。

 このミコアイサは冬に日本にやって来て、繁殖期を迎え、目立つ白い羽根の色になったものです。





 このミコアイサの番は、これからの繁殖期に向かって仲良くしている様子でした。

 マガモの群れも上流に向かって進み始めました。この鴨川には、マガモが多数、棲息しています。





 キンクロハジロも水面を進んでいます。



 この鴨川の流れを見ていると、ヨシガモのオスも数羽、出てきたのですが、残念ながら太陽の位置が逆光で美しい頭部は影になっています。



 桜草公園の北西側には、昭和水門が設けてあります。この昭和水門を通過すると川幅が大幅に広くなるために、川の中に砂州ができています。

 この砂州沿では、コガモたちが休んでいます。




 
 桜草公園の奧から鴨川の流れを眺めると、さまざまな水鳥の様子が観察できます。

 桜草公園の奧の鴨川沿いの岸辺では、オオイヌノフグリの小さな花がグランドカバーのようにたくさん咲いています。



 桜草公園周辺では、春らしい雰囲気が強まっています。