ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県深谷市の荒川河川敷にいるコハクチョウの近くにいるビンズイを観察しました

2016年01月26日 | 季節の移ろい
 埼玉県深谷市田中の荒川の河川敷に、コハクチョウの群れを観察しに行った話しの続きです。

 荒川の本流の流れに対して、岸辺側にある流れが緩やかな淀みがある部分にいるコハクチョウの群れを観察していました。



 その淀みの近くで、ちょこちょこと歩く野鳥がいました。羽根の模様からみて、ビンズイのようです。





 浅瀬の中で歩きます。ビンズイは、セキレイ科の野鳥です。体型がセキレイです。

 その内に、岸辺に上がって歩き回ります。エサを探しています。



 その近くに、ハクセキレイかセグロセキレイの幼鳥と思われる野鳥も数羽いました。





 荒川などの河原には、セキレイ系の野鳥が来て、冬を過ごしているようです。

 ビンズイは比較的地味な野鳥なので、積極的に探す観察対象ではありません。佐久荒船高原では、春に木々の新芽が芽吹くころに、まだ太陽光が差し込む地面を歩いているのを見かけることがあります。


埼玉県深谷市田中の荒川の河川敷で、コハクチョウの群れをまた観察しました

2016年01月25日 | 季節の移ろい
 埼玉県深谷市田中の荒川の河川敷に、コハクチョウの群れをまた観察しに行って来ました。荒川は、深谷市田中では、西から東に向かって流れています。

 深谷市の畠山と田中にかかっている植松橋(うえまつばし)の上流側の岸辺に、コハクチョウの群れが今年は留まっています。

 その上流側の岸辺では、荒川の本流の流れに対して、岸辺側にある流れが緩やかな淀みがある部分に、コハクチョウの群れが約40羽いました。





 ここで観察されていた地元の野鳥観察愛好家の方によると「コハクチョウの群れは、一時は約100羽ぐらいまで多数来ていた」そうです。

 ここには正午過ぎに訪れたのですが、地元の野鳥観察愛好家の方によると「このコハクチョウの群れは、朝にエサを探しに飛び立たず、一日中、この淀みにいる」そうです。

 一般的に、コハクチョウの群れは、夕方から早朝まで滞在する安全な場所を見つけたら、朝から夕方までは近くの稲刈りが済んだ田んぼなどにエサを探しに行くのが普通です。





 このコハクチョウの群れが滞在する岸辺はエサが豊富なようです。

 淀みにいたコハクチョウの群れから、何羽かは流れの速い本流側に泳ぎ出します。







 しかし、飛び立って、別の場所に移動するコハクチョウは結局、いませんでした。

 この結果、コハクチョウが飛ぶ姿は見ることができませんでした。

 コハクチョウの群れがいる荒川河川敷きに向かう途中の河原の小道では、カラシナではないかと推定される“菜の花”が咲き始めていました。



 昨年12月からの暖冬の影響です。

 このコハクチョウの群れが滞在している深谷市田中の荒川の河川敷を最初に訪れた話は、弊ブログの2016年1月3日編をご参照ください。

2016年1月24日日曜日は、関東地方以外はどの地方にも寒気が入り、降雪中です

2016年01月24日 | 日記
 2016年1月24日日曜日は、この冬で最も寒い寒気が日本列島に流れ込んだために、北海道から九州まで、広い範囲で雪が降ると予想され、1月23日夜から警戒するようにとの天気予報でした。

 実際に、1月24日の朝のニュースでは、九州南部の鹿児島市では珍しく雪が降り、交通網などが混乱していると伝えました。

 1月24日午前6時の天気図です。



 1月24日午前9時の天気図です。



 この気象配置のために、北陸地方で積雪が80センチメートル、東北・東海・中国地方で同50センチメートル、近畿地方が同40センチメートル、九州北部地方が同30センチメートル、四国地方と九州南部地方が同20センチメートルとの予報になりました。そして、沖縄でも例年にない冷え込みとなると伝えています。

 逆にいうと、関東地方以外はかなり冷え込み、積雪するということになります。実際に、埼玉県南部は快晴で雲がパラパラとある天気です。

 関東地方は、群馬県北部の山沿い以外は、降雪しないようです。

 明日1月25日も、北海道地方、東北地方、北陸地方、中国地方などは降雪しそうとの予報です。

埼玉県熊谷市のひろせ野鳥の森の凍結した池で、キセキレイなどを観察しました

2016年01月24日 | 季節の移ろい
 埼玉県熊谷市広瀬にある、ひろせ野鳥の森に約9カ月ぶりに野鳥観察に行ってみました。

 荒川の広大な河川敷に広がる森の中に、散策・野鳥観察用の小道が設けられています。

 雑木林の中の小道を進むと、小さな池があり、1週間前の積雪・冷え込みで、池の水面が半分以上、凍結しています。



 キセキレイが1羽、凍った表面をちょこちょこと動き回っています。





 エサを求めて、凍った表面を広範囲に動き回っています。羽根の色が薄いので、昨年産まれた幼鳥のようです。

 凍結した池の対岸の草むらから、シジュウカラやツグミなどが時々、凍った表面に出てきます。

 ジョウビタキのメスが、凍った池の表面に出ているヨシなどの上に留まります。





 ジョウビタキのメスは、池の岸に立っている木の枝にも、留まります。



 いくらか木の根元に積雪が残っている雑木林の枝には、冬鳥のシメが出てきました。



 シメは、大きなくちばしを持つ、きつい顔の持ち主です。



 このほかには、カシラダカやメジロなども、雑木林の中を飛んでいました。

 雑木林の中には積雪もあり、森陰はかなり寒く感じる天気でした。

 ひろせ野鳥の森の荒川土手の外側(北側)には「ひろせ野鳥の森駅」という秩父鉄道秩父本線の駅があります。埼玉県などの野鳥観察愛好家は、この駅を利用する方も多いようです。
 

東京都千代田区の皇居東御苑の二の丸庭園では、ヤマガラを観察しました

2016年01月23日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区千代田の皇居東御苑では、春の花がいくつか咲き始めています。

 皇居東御苑の皇居の二の丸庭園は、江戸時代に小堀遠州が造園した大名庭園です。その大名庭園の中心にある大きな池です。



 池の中では、ニシキゴイ(錦鯉)がゆったりと泳いでいます。

 二の丸庭園に昔、移築された「諏訪の茶屋」の銅製の屋根は、ロクショウ(緑青)色に染まっています。



「諏訪の茶屋」の周囲では、早咲きのウメの木の白い花が咲いています。



 「諏訪の茶屋」を飾る石材製の水場です。ここにヤマガラやシジュウカラなどがやって来ます。

 石材の水場にやって来たヤマガラです。





 アオジも一回出て来たのですが、撮影できませんでした。

 春に咲くミツマタの蕾もかなり膨らんでいます。



 皇居の大手門を渡っている時に、お堀の中に、カイツブリの幼鳥が数羽いることに気がつきました。





 静かな水面をゆったりと泳いでいます。のどかな風景です。

(追記)
 小堀遠州(こぼりえんしゅう)は、本名は小堀政一(こぼりまさかず)で、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての武士・大名で、茶人や建築家、作庭家として有名です。備中松山藩の第2代藩主、近江小室藩の初代藩主を務める。

 小堀遠州という名前の「遠州」は、武家官位の遠江守に由来する通称で、晩年はこう名乗ったそうです。