ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都千代田区の皇居東御苑では、カンザクラの花が二分、三分咲きです

2016年01月22日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区千代田の皇居東御苑では、春の花がいくつか咲き始めています。

 江戸城の本丸跡近くの大きな大奥跡では、カンザクラ(寒桜)の木が蕾を膨らませ、花は二分、三分咲きです。





 このカンザクラの木は2本あり、その片方が花をよく咲かせています。

 この2本のカンザクラの木の間には、フユザクラ(冬桜)の木が小振りの白ぽい花をパラパラと咲かせています。このフユザクラの木は、昨年秋から小さな花を咲かせているようです。

 本丸跡近くから二の丸庭園に下りる梅見坂では、ウメの紅梅と白梅が何本か花を咲かせています。







 この梅見坂では、早咲のウメの木、数本が花を三分咲きぐらいで咲かせています。

 ボケの木も朱色の花を咲かせ始めています。蕾がだいぶ膨らんでいます。



 低木のマンサク(たぶんシナマンサク)の木も蕾を多数膨らませています。その中で、数輪が黄色い花を咲かせています。



 低木の茂みの奧に、ヤマガラが数羽、動いています。



 今年の暖冬の影響でサクラなどが花を多数咲かせていると思いましたが、ほぼ例年並みの咲き具合です。

人気ミステリー作家の東野圭吾さんの最新刊「人魚の眠る家」を読み終えました

2016年01月21日 | 
 人気ミステリー作家の東野圭吾さんの最新刊の単行本「人魚の眠る家」をやっと読み終えました。

 東野圭吾さんにしては、重たい“社会派”テーマの内容で、あまりすいすいとは読めずに、時間がかかりました。
 
 この単行本「人魚の眠る家」は2015年11月18日に発行されました。出版社は幻冬舎です。


 
 東京都内の大型書店では、発売直後に平積みされており、すぐに買い求めたのですが、読み始めるとあまり気がのらず、少しずつ読みました。東野圭吾さんの作品では、珍しいことです。
 
 この「人魚の眠る家」は少女がプール事故に会い、ほとんど脳死に近いと判定されます。脳波が平坦な状態だからです。実際には、脳死判定は家族の意思が重要なようで、医師団は脳死判定を下し、臓器移植の意思を確認する作業に進みたいと、少女の両親に告げます。
 
 脳死に近いと説明されても、少女は心臓が動いており、体温もあり、眠っているようにしか見えません。このため、母親は脳死判定を拒否します。
 
 実は、この少女の両親は少し前に不仲になり、いずれは離婚しようと考えています。その父親は、祖父がつくった事務機器メーカーを最新の医療機器メーカーに変身させる研究開発を始めています。事故などで障害を持つ被験者が脳で考えた動きを補助機械が担うなどの開発を続けています。
 
 脳死に近いと医師団に判断された少女を自宅に連れ帰ります。そして、少女は一見眠っていますが、呼吸に不具合が出ると危険とのことから、人工知能呼吸コントロールシステム(AIBS)を取り付ける手術をします。この人工知能呼吸コントロールシステムは高価なもので、当然、健康保険の対象になりませんが、お金持ちなので手術を受けさせます。
 
 そして自社で研究開発中の人工神経接続技術(ANC)の適用を始めます。脳死状態にある少女は、体温が保たれ、血圧も正常です。母親には顔などの血色もよく見えます。この辺は、人間の大脳、小脳、延髄などの役割が完全には解明されてないため、人工神経接続技術による刺激がどういう効果を上げているのか不明です。介護している母親には少女がほほえんだように見えることもあります。

 2年が経過し、ある日、母親の夢の中に少女が出てきて、さよならを告げる・・。実際には、眠っている少女の身体がバランスを崩し始め、例えば尿がうまく出せないなどの症状が出てしまいます。この結果、母親は医師に脳死判定を求め、臓器移植に向かう・・

 実際の脳死判定と臓器移植は素人には簡単には理解できず、感情面ではなかなか納得できないことです。そうした状況でのかなり重苦しい家族の実態が分かる、異色ミステリーです。読後感はあまりよくありません。


朝日新聞紙の見出し「投資マネー 縮小鮮明 東証1万7000円割れ」を拝読しました

2016年01月20日 | 日記
 2016年1月19日に発行された朝日新聞紙朝刊の一面の見出し「投資マネー 縮小鮮明 新興国減速・原油安 東証1万7000円割れ」を拝読しました。

 この記事のリードは、1月18日の東京証券市場は日経平均株価が3営業日続けて下落し、前週末終値より191円54銭安(1.21パーセント)安い1万6955円57銭で取引を終えたと伝えています。
 
 この結果、昨年9月29日以来、3カ月半ぶりに、1万7000円台を割り込み、投資マネーの縮小が鮮明になった。
 
 朝日新聞紙のWeb版である朝日新聞 DIGTALでも、ほぼ同様の見出しで伝えています。


 
 この日本の日経平均株価が下落した背景には、原油の供給過剰が続き「原油価格は1バレル=20米ドルまで下落する」との見方が大手証券で出たからだと伝えます。同時に、中国経済の減速が“震源”になっています。
 
 2016年1月19日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面では、見出し「逆風の世界経済1 中国不安 震源は製造業」と報じています。中国の製造業の過剰設備の解消が進まないと伝えます。中国の人民元安が加速したために、外貨建て債務を前倒しで返却することで、元安による返済負担を減らす動きが強まっていると解説します。
 
 この「中国経済」「原油安」「米国利上げ」によって、世界の株式市場で、投資マネーが新興国からの“マネー”を米国に還流していると分析します。当然ですが、投資マネーは安全な資産に向かいます。日本の政府系ファンドは、手持ち資金を確保するために日本株の保有株の売却に動いているといいます。ある大手証券は「相場の動きに関係なく売る」と伝えます。
 
 これは、主要な市場の先物相場で、1バレル=30ドルを割り込むという原油価格の下落が続くことの反応だと説明します。
 
 比較的安全とされる円が買われ、円相場は1月19日朝に1時は1米ドル=116円台まで達しました。この結果、自動車や電機、機械などの主要メーカーの採算悪化が強まるとの見方から一段と日本株の安値を招いていると解説します。
 
 世界中で投機マネーが動き、多くの実体経済に影響を与えています。日本の多くの方には関係ない世界の投機マネーの動きに翻弄されています。
 
 ここ数年間に“アベノミックス”という株価経済に惑わされずに、真面目に自社の製品・サービスの品質向上に努めてきた実力ある企業・組織は、日本国内の内需で伸びることを考えることが大事です。この日本の内需重視は古くて新しい課題です。
 
 世界の株価や原油価格の変動で儲けている世界中で投機マネーとは、一線を画す考え方が重要です。日本の個人消費と国内企業の設備投資などがどこまで健全なのかが問われています。

朝日新聞紙のコラム「中居正広さん 気配りと努力の『テレビの顔』」を拝読しました

2016年01月19日 | 日記
 2015年1月16日に発行された朝日新聞紙朝刊の土曜日別版「be」のコラム「フロントランナー」に掲載された「タレント 中居正広さん 気配りと努力の『テレビの顔』」を拝読しました。

 例のSMAP解散騒動の最中でなんとタイミングのいい時期に載せた解説記事と感心しました。しかし、この記事の最後に、取材は2015年12月23日と書かれていて、騒動が始まるかなり前でした。解説を書いた記者は、SMAP騒動の気配を感じなかったことをどう感じているのか・・。朝日新聞紙は芸能記事を書こうと、考えたのではないので、あまり感じていないのではないかと想像しています。
 
 朝日新聞紙のWeb版である朝日新聞 DIGTALのも、ほぼ同様の見出しで掲載されています。


 
 今回の記事は、SMAPのリーダーの中井さんが現在、テレビのレギュラー番組6本を持ち、その内の3本の番組には、中井さんの名前がタイトルに入っているという。番組の司会者・MC(司会進行)として大成功したタレントという事実を解説しています。年末年始の特番のMCも9本も務めたと説明しています。
 
 SMAPが売れなかったころに、当時のアイドルタレントとしては、バラエティー番組に挑戦する異例の道を歩き、当時のタモリや笑福亭鶴瓶、明石家さんまなどのMCの達人の背中を見て育ったと説明します。年表によると、1995年にNHKの番組「スポーツジャングル」のスポーツコメンテーターに起用され、こうした道を歩き始めたようです。そして、努力して、MCとしての実力を蓄えたようです。
 
 中井さんは、番組を巧みに回しつつ、ゲストの言葉や感情を引き出す点で、卓越した力を見せるという。12月に放映されたNHKの特別番組「スポーツハイライト」では、前日の午後10時まで仕事をした後に帰宅し、朝の午前5時まで番組の予習をしたと伝えます。
 
 中井さんは、こうした番組向けに分厚いノートを用意し、考えたことや心に留めておきたい言葉を書き留めるという。そして読書好きとしても知られているそうです。

 この解説の中に「人と群れるのも好まない。『SMAPでも、みんなの意見がバラバラなのがすごく大事だと思うんです』と、今から考えれば、意味深な言葉を語っています。

 個人的には、中井さんの俳優としての番組が好きです。特に、テレビドラマの「ATARU」が好きでした。また、映画の「模倣犯」「私は貝になりたい」も高く評価されています。

 こうして考えてみると、SAMPというグループでの活動から各人個人のタレントとして成長している大物ともいえます。

 最近放映されたテレビドラマでは、SAMPの一員の草剛さんが演じた「スペシャリスト Specialist」が非常に面白かったです。こうしてみると、SAMPの各人は俳優として成功しています。


2016年1月18日は明け方から雪が降り、積もり始めています

2016年01月18日 | 日記
 2016年1月18日は明け方から雨が雪に変わり、関東甲信地方の広範囲で雪が降っています。

 昨日1月17日夜から、大雪注意報が出ていました。最悪の場合では、都心部では積雪10センチメートルと予報されています。

 1月18日午前7時時点では、関東地方の首都圏では、積雪が平均5センチメートルになっていると、テレビニュースが伝えています。午前7時台には、埼玉県南部ではみぞれになっています。

 1月18日午前6時時点の天気図です。



 急速に発達しつつある低気圧が、本州の南岸を通過しているために、低気圧が通過した後に、北側から寒気が流れ込んで、急速に冷え込むために、本州各地では雪か雨が振っています。関東甲信越や東北地方の太平洋側では、大雪になるところもあるとの警報がでていました。

 テレビのニュースでは、首都圏郊外のJRや私鉄は不通になり、また主要な高速道路などもインターチェンジを閉鎖し、通行止めになっています。

 今日は外出しないで済む方は、外出を控えた方がよさそうです。