新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

7月19日 その2 0.20%と0.067%

2020-07-19 16:27:10 | コラム
新型コロナウイルスの感染率が低いと安心するな:

先日のデイビッド・アトキンソン氏の説に基づいて、最新の我が国全体と東京都の感染者の率を計算してみた。

我が国の最新の人口統計では1億2,593,000人であり、感染者数の総計が25,557人なので、その比率は0.20%となった。

東京都は本19日の概算が180人であるので、仮の総合計が9,223人となる。産経新聞にあった最新の人口が13,999,568人だったので、その比率はアトキンソン氏の説だった0.06%を少し上回って0.067%となった。

これらの数値を見て「未だ低いじゃないか」と安心していられる場合ではないと思う。昨日辺りは感染者が全国的に増加しており、第一波の延長というのか第二波の襲来なのか知らないが、ウイルスの勢いは容易に止められないと恐れている。ウイルスが何処に潜んでいるのかが分かれば、その場に行って除草剤でも散布するように、何らかの薬品でも掛ければ何とかなるだろうが、何分にもCOVID-19か武漢型は目には見えない存在だから始末が悪い。

今朝ほどは珍しくも菅官房長官がフジテレビに登場されて、橋下徹氏との対談の形式で特措法の改正や新法の制定を語られた。今や時期的にも目に見える直近の状況の為にも、何処かの英語ばかり使われる知事のように言葉を弄んでいて済む事態ではないと思うし、官房長官があそこまで言われたのは心強いと言うよりも、当然のことに言及されたと受けとめていた。そうしようという意向がおありならば、可及的速やかに国会を開かねばならないのではないだろうか。事態は急を要していると思う。0.20%や0.067%に安心していていられまい。



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