「なるほど、そういう事だったのか」:
一昨日、調剤薬局でのこと。かかりつけ薬剤師が当方のNCGMでの血液と尿検査の変化(推移か?)を把握していると確認した。昨年の11月だったかに、この薬局で例のカード用の機器が設置されていて、登録を求められたので深く考えずにやってみてあった。実は、マイナンバーカードの健康保険証利用は河野太郎元大臣がごり押しているだけのことと思っていた。
日本調剤のサイトを検索してみると、メリットとして、
*過去のお薬情報や特定健診等の情報を正確に共有
患者さまの同意があれば、過去に処方されたお薬情報や特定健診の情報を薬剤師に共有することができます。わざわざデータをお持ちいただかなくても正確に情報共有することが可能となり、あなたの「かかりつけ薬剤師」が継続的なデータをみた上で健康管理に関するサポートやアドバイスをいたします。
とあった。この事と今回の薬局での経験で、遅まきながら、マイナンバーカードの健康保険証利用とは如何なる事かと学び得たのだった。確かに薬剤師さんが患者の具合/体調を、データを基にして把握してくれていれば、確かにこちらから相談も質問も出来るし、適切な助言/勧告(「アドバイス」なんて言わないよ)をして貰えると確認できた。だが、屁理屈を言えば「個人情報」のことだろう。
私は深い考えもなく、あの機器で登録する際に「同意する」に触れていた。これは「登録した内容を何処で誰が閲覧しても宜しいです」と言ったことなのだとも“Better late than never.”で知り得た。
この辺りを歯科の院長先生に尋ねてみると「患者さんたちのそういう資料を詳細に把握できる/され得る事が果たして良いのかどうかの議論は未だ残っている。現にこのクリニックではそこには入っていない」と教えて頂けた。即ち、悪意でそのデータにサイバー攻撃をかける輩が出てくる危険性があるという意味かと解釈した。
余談ではあるが、国立国際医療研究センター病院での保険証確認のカウンターは従来の保険証とマイナンバーカードの健康保険証の二つに分けてある。後者の方が空いているので、私はそちらを選んだ。
何れは「此処にスマートフォンをかざして」という時が来るのだろうという危険を感じている。
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