新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月30日 その2 息を吹き返したか新宿Koreatown

2017-05-30 16:07:15 | コラム
活気を取り戻した?Koreatown:

本30日は国際医療研究センター病院の帰りに、買い物もあって暫くぶりに昼前に最も繁盛し始めたと聞く往年のKoreatownの一部であった職安通りに向かった。丁度、昼飯時になったので入った「すし三昧」の支店では、レジの日本人の若い女性が「日本語で用が足りるお客様でホッとしました」と。確かに中にいたのは中国人と韓国人ばかりだった。彼らは何で回転寿司でもない店に入る余裕があるのかと家内と訝ったものだった。

帰り道には職安通りと大久保通りを結ぶ韓国系の化粧品店、食堂、洋品店が無数にある路地を歩いた。より具体的に言えば、ドンキホーテがある角を曲がった路地だ。そこには数多くの思想・信条などとは全く無縁なのだろうと思う日本の若き女性が韓国産化粧品店に群がってのお買い物と、サムギョプサル等の食事を楽しんでいた。中には一寸斬新なデザインのリュックサックを数多く展示した店があり、価格は¥2,980均一と魅力的?な値段。家内と「まるでソウルの南大門か梨泰院にでも来たようだ」と語り合っていたほど。

また、職安通りの、何処かのテレビ局だったか週刊誌が取り上げた胡散臭い健康食品を売る中国系?土産物店(3階が食堂)の前には、中国人の団体を乗せたバスが3台、珍しくも韓国人のバスが1台停まっていて相変わらずの大繁盛。どうやら、Koreatownは2年ほど前の低迷期を脱して、以前とは変わった形で息を吹き返した模様だ。兎に角、この一帯も大久保通りと同様に、またもや我々日本人が少数民族になっていた。

この界隈が何故あれほど中国や韓国の連中に人気があるのか、何故違法だと疑われるようなな品物を売る店が看過されているのかは、私には解る訳もないが、職安通りは異様な活気に溢れていた。だが、私は我が国は外国人を歓迎し過ぎるというか、彼らに対して甘過ぎるのではないかと思っている。都バスでも何でも乗ってごらん。社内の行き先掲示のデイスプレーには日本語、ローマ字、中国の簡易式漢字とハングルが出てくる。

これほど親切な国は世界中の何処に行ってもないと思う。そのうちに、ベトナムやイスラム教圏の諸国から「我々にも読める字で」という注文が付くかも知れない。尤も、彼らはそれを必要としないように日本語学校を繁盛させているのかも知れない。落ち着いて見直せば、我が家から600 mほどの新大久保の駅までの間に日本語学校が5校もあった。中でも傑作なのは「行知」と書いて”Coach”という学校名があることだ。



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