コロナ不況(恐慌?)という事ですが
バブル、IT、リーマン、東北。。。
何度も経験してきたせいか
「またか。。。」という感じ
昔ある先生が
「虐められて、虐められて、虐められ続けると何も感じなくなる」
と仰っていた。
昔からその先生はひょうひょうとした雰囲気の人でしたが
僕もこんな年頃になり
「なるほどな。。。」と思う様になりました。
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逆に好景気で仕事が忙しくなると制作時間が削られる訳で
作家としてはある意味、不況かな。
「お金がある時は時間がない。」
「時間がある時はお金がない。」
といってしまうと何も出来ない言い訳の様に思うし
「時間があってお金がある。」
場合でも作れない人はやっぱり作らない訳だし
「時間もなくてお金もない。」
時だと現実逃避したいせいか制作が進んだりもする。
そんな時に限って「景気が良ければ。。。」と愚痴ったりもする。
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景気の善し悪しよりも怖いのは疲労困ぱいして精神を病む事の方が
作家としては怖い気がするね。
躁鬱状態になると何も出来なくなる。
(人によっては命を絶つ人も。)
だから、不況の時は頑張ってはいけない。
疲れ果てて暗く落ち込まない術を身につける事は
重要な技術の一つです。
僕の場合はとりあえず
「よかった! やっと休める!」
「今のうちにしっかり休んで好きな事(勉強)をやろう!!」
と公言する様にしています。
周囲からは『アホか!』と言われる事も多いのですが
そういう人達に限って
悩めば悩むほど限りなく同じ軌跡をぐるぐる回る
致し方の無い状態にはまり込んでいるのでね
一旦、断ち切ってやるのです。
実は、不況の本質はそんなメンタル的な負のスパイラルなんです。
「それをぶちこわし、断ち切って作りかえる」
その役割を果たすのもアーティストの仕事だと思います。
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今日も暑くなりそうだわ。。。ε〜( ̄、 ̄;)ゞフー