水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

ふりかえって

2006-01-10 12:32:59 | あれこれ。。
1月10日
2003年から昨年にかけて岐阜を舞台に展覧会の運営に携わり、グループで行動しがてら僕自身の作品も発表してきました。

1994年頃から単独で制作活動を行っている僕としては相当な変化でもありました。

切っ掛けは、お世話になった先生からF君を手伝ってあげて欲しいという依頼があって、それを機会に行動をともにする事になりました。

あの当初は、新しく出来たトンネルでの開通式典のイベントを行った後で、あたらに岐阜駅での展覧会をたちあげるとのことで漠然とした夢を語っていて「大丈夫なんだろうか?」と言う感じでしたね。

かなりの部分を学校の先生という立場を利用しての発言でしたら、その状況のまま話を展開してゆくと、純粋に作家として頑張っている人達と対立する構造になりかねなかったし、金と時間と人との関わり方が漠然としていましたから、期待するところが大きくて、それにそぐわない状況が生まれた時の対応が予測できていなかったというのが率直な感想でした。

ですから、初めての会合で

 *

 今発言されている内容の事は、多分直ぐ実現してしまいます。

 ですから、実現できた事を仮定して、準備の段階からその次の事に付いて構想を計画し、声に出すだけでもかまわないから、ビジョンや夢を語る事が重要なんです。

 構想を計画するという事は、極論から言うと金額的な見積もりを立てるという事で、プロとアマチュア、公務員と一般との違いはその見積もりの立て方なんです。

 たとえば定価1万円の材料があったとしても僕が買えば半額で買えたりもします。これは日頃から安い所を探すという事も大切なんですが、タダ働きをしてでも人の手伝いをする事で、その人からあらたに人を紹介してもらい、そうした繋がりから得られる金額であったりもするんです。

 同じ仕事量で同じ金額であっても利益率が高くすることも出来る様にもなります。

 じつは、それこそがプロとアマとの徹底的な違いで、そうした無形の財産やノウハウをいかに持っているかが重要なんです。

 公務員や学校の先生によくありがちな、トップダウンでの話の持ってゆき方も有効な手段ではありますが、下から上へ話を持ち上げてゆく。。いいかたをかえれば、いかに底辺の部分を基礎としてガッチリ固め積み上げてゆくかの方が重要なんですよ。

(特に何もないところから始まる芸術なら)

 それには、ボルト一本に至るまでの詳しい会計簿を。。。



と、提案しました。

。。。。。。
この時の提案にはまだまだ続きがありますが
つかれたので、今日はここまで。

次の機会に記事にしますね。