水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

090530岐阜加納ほたる祭

2009-06-04 22:58:50 | 岐阜都実行委員会
5月30日

岐阜都実行委員会として「岐阜加納ほたる祭」でのアートイベントを開催

ワークショップとアートグッズの販売を行ないました。

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今回はガラス玉やら陶芸作品の参加はありませんでしたので、その分、オイラの作品も出品させていただきました。

数百円単位の作品でしたが、半分くらいは売れたのでまずまずだったかな。



ワークショップは、恒例の「ハンコ作り」と「レインスティック作り」

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夕方6時頃までは中学生の子達も手伝ってくれていい雰囲気でしたね。

それ以降は、学生の子や社会人の女の子など、これまで経験を積んだ子達で一気に盛り上がり

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延べで70名以上参加していただくことができました。

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この5年くらいの間に「さて、何をしようか?」と言う状態から始まって試行錯誤を繰り返しながら「ハンコ作り」のワークショップを中心に進化させてきました。

技法自体はそれほどに変化はありませんが、参加者のほとんどが小さな子供連れの親子だったことから、こうした大衆の中でのイベントのあり方を考えることができたように思います。

実際、若手の子達も回数を重ねる中で、自分達が行なっている行為が何故に必要とされ対価を得ることに結びついているか、実体験できていたように思います。

そして、こうした体験を通して、画廊とか美術館のような特殊な空間ではなく、より一般的な環境の中で適応してゆくことの方が作家としてやってゆく可能性にあふれていると感じる事も出来たでしょう。

行政主体の美術展全盛の頃が過ぎ、官僚体制的な組織のやり取りとか、助成金などを取り合う構造は、財政構造改革など、このところの政治状況を考えてみると主流ではなくなってくるでしょう。

とにかく、不正な金の運用は手厳しく罪を問われることになるのだから。。。。w

だから、より下から持ち上げてゆく形での企画や、それまでの啓蒙的な行為が正当に評価され始めかけているのではないかと思います

厳しい時代と言うことなんでしょうが、どんな制作であろうと根底のところでしっかりとした方向性を示していることが

今まで以上に重要になってくるのでしょうね。