水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

額作り。。。w

2010-02-14 12:57:46 | 制作日誌
この数日、少し暖かくなってきたの有り難いね。

仕事から帰ってきても、制作しやすいから大助かり。

問題だった作品の額縁部分も、はじめから作り直すことはせずペーパーで研ぎ上げて仕上げることにした。

接着した本体を無理矢理はがそうとすると破損する危険性が高かったからだけど、結果的には良い感じに仕上がった。

試験的に作った額縁だったので、カンナがけもせずそのまま裁断してはり合わせただけだったからゴツゴツした感じで材質感が強かったから木枠の部分が大きく感じたけど、仕上がってみればそうでもなかった。

このままでいこう♪

そんでもって、本格的に額を数多く作り込んでおく必要もあるので電動工具のトリマーベースを作製して、板をはめ込む溝作りも容易にした。

また、トリマービット(刃)も新たにセットで買ってきたので、いろんな厚みの板材も利用可能になった。

いままで、薄い板に作品を取り付けると歪みで本体が破損しかねなかったから最低でも コンパネ(12mm)とか使っていたけど、この溝のお陰で強度がアップし額縁を含めた作品全体が軽くなったから品よく感じる。



まぁ、近日中に額を作りこむ訳だけど、この際、作品にあわせ多額を作るのではなくて

額の大きさにあわせて作品を最適な場所に取り付ける。逆転の構成方法に変えてみようかなと思う。

丁度、池でのインスタレーションの時の池にあわせて空間構成するのと同じだ。

Flat(平面)やMass(立体)ではなくてSpace(空間)が僕にはあっている。

「生誕」と題した作品たちとこれまで行なってきた池での表現の関連性を疑問視する人も多いかもしれないが、空間にあわせてゆく表現というところで関連性が見えてくるんじゃないかな。