水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

各務原市桜まつり 2010

2010-03-14 13:24:17 | 岐阜都実行委員会
「各務原市桜まつり」での美術展ということで、市役所観光課に大庭正也先生といっていきました。

挨拶をして開口一番でてきた言葉が「予算が厳しくて。。。」

これはなかなか難しい状況かと思ったら何とか市の企画の枠組みとして行なえることに。

本来なら全くの部外者の提案で真っ先に削られるであろう企画だと覚悟していますが、これまでの頑張りをどこかで誰かが見守っていてくれているのだと感じ感動しました。

数百円のワークショップ、アートグッズの収益で美術展示の費用に充て、「桜まつり」へ芸術活動の立場から参加してゆく。

また、「お祭り」と言う非日常に、それまでに感じたことの無い芸術を体感してもらおうとする行為はとても効果的で大衆に受け入れてもらえ易いという狙いで頑張っている訳ですが、

そのことに理解者を得ることができたのかなと感じています。



正直な話し、数百円の収益では作品展示の費用の百分の一にもなりませんが、作品を売り頂けたお金は、作家に大きな勇気を与えてくれます。

タダでもらった物は大切にしませんが、お金を払って入手した物はむやみに捨てたりはしません。

作家も、たとえ小さなお金であっても、作品を買ってもらえた事を一生忘れる事はありません。

株価や円安、円高で左右される経済社会で忘れ去られがちな商い(あきない)、お互いに満足を得る事であきることのないつきあい、あきない。。。

そんなかんがえも芸術を育てる環境には必要なんですよね。

「商い三年」ともいいますし、芸術も少なくとも三年頑張る必要があるかな。。。

三年目から、
まわりに知られてから、
自分がその制作に飽きてきてから、


本当の表現が始まるのかも知れませんね。。。