先日、ドリル研磨機を購入しました。
手研ぎも出来るんですが
手研ぎではどうしてもドリルの中心が狂う。
(小さなドリルなら特に)
ので、
とにかく、基準となるドリルの中心と刃角度が
均一に作れれば良いと言う考えで
シニングとか特殊な刃付けは別途作るつもりで
比較的安く、扱いが簡単なものを選ぶことにしました。
で、実際使ってみるとなかなか難しい。
いろいろと試してみた結果。
研磨機の命は刃先設定機なのだと分かりました。
また、よく見てみると刃先設定機のエッジの部分が削れていて
不良品疑惑が。。。
購入もとに連絡しメーカーに着払いで配送し検査してもらう事に。
結果
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この度は当社製品をご購入頂きありがとうございます。
お送り頂いたドリ研を確認・検査致しましたところ、
製品に問題はなく穴もあけることができました。
ご指摘のありました設定器の角を落としている点についてですが、
これは1台1台調整しておりますので、個体差はありますが、
精度を出すために削っている部位になりますので、問題はありません。
ですので、設定方法の段階で研磨量、もしくは角度がずれてしまっている
可能性があります。お電話は何度かさせて頂いておるのですが、
ご都合が悪いようなので、当社HPのドリ研のメンテナンス資料から
使用動画を見ることができますので、そちらをご参考にしていただければと思います。
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と言うお返事が。。。
つづいて
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研磨に際しての重要なところは設定の部分です。
ですので、確実にドリルを停止板と角度設定爪へ当て、
その状態を左手で維持したまま、チャックを締め込んでください。
なお、そのときに角度設定爪の方向へドリルを押し込むように
力を加えるほど刃先が上がってくるようになってますので、
その点も加味して再度研磨してもらえれば幸いです。
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なるほど。
結局、調整の目盛りはあるもののあてにはせず
角度設定機の微妙なクセを理解して使わないかんという事か。。。
試験してデータ収集からはじめないと駄目かw