制作活動をしていて陥りやすいこと。。。
制作をしていると言いながら
実際には何もしない。
これって、学生時代に沢山いたのよね。
余りにだらけているので、話を聞いてみると
コンセプトを考え中だとか
家のこと、アルバイトのことで忙しくて出来ない。
学校や先生が悪い。
世の中が悪い。
だそうで。
どんどんすさんでゆく様子に観ていられなくて
「励まし合いながら頑張ってみようか」と声をかけても
ついて来れずに逆恨みされて気が付いたら
頑張っていた人が孤立している。
「作家では食べてゆくのは難しい」という現実に
いくら頑張ってもだめだと思ってしまうのね。
(そりゃそうだw)
端から見ていると、作り続けている人がなぜ続けられるのか
一番の謎でしょう。
話を聞いても、自分勝手で分けの分からんことを言っているのが
作家の本性みたいなところがあるから、聞けば聞くほど謎が深まるばかり。
そんな奴に説教なんかされたら顔も観たくなくなるよね。
がんばって仕事して振り替えてみると
家族が崩壊していたなんて話に似てるかもw
。。。
そんな時、彫刻家の岩本幸三先生を思い出します。
楽しそうに仕事をして、仕事の後のビールを美味しそうに飲む。
そんな姿を思い出すと「楽しそう」って大事なことだと気づかされます。
だから、僕はあまり一生懸命頑張っているところを人に見られたくないかな。
制作だもの苦悩の連続なのは当たり前だし自慢にもならない。
苦悩して導きだした答えを、簡単そうに分かりやすく表現することが大切で
地球物理学者の故 竹内均教授がNHKのインタビューで
「論文は当たり前でなければならない。小学生でも分かる様に。。。」
と語られていたように。
ある意味、芸術も人に何かを伝える表現なのだから
論文と同じで「当たり前で小学生でも分かる様に」
そして、岩本先生のように楽しく♪
でないと、まわりには受け入れてもらえない様に思います。
*
だから、僕にも原因があったのかなと思いつつ
楽しく頑張りたいなと思いつつ
v(*'-^*)bぶいっ♪