水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

もう少し素材研究を続けてみよう。。。

2017-11-12 12:24:18 | 制作日誌

オブジェクトとして

 

楓、うなじ、幾何学模様などを作品内に登場させますが

 

「水面」をイメージした透明な半透明な鏡面であり、

移り行く風景を取り込む水鏡の様な存在感を

具現化させたり暗示させたりすることがメインテーマです。

 

それゆえに「水面の風景プラン」なのです。

 

だから、水鏡に感じる

 

四季感、

暖かさや冷たさを感じる質感、

豊かさと災害をももたらす存在への畏怖。

 

それらを比喩的に表現できる素材を探している様に思います。

 

だから、ガラスなどの割れて破損する危険性というのも

大切な要素であると感じています。

 

 

昔のアクリルは

 

汚れるし傷つくし、変色したり変形したり。。。

 

腐敗した水のような淀んだものを感じていたので

どうも触る気がしなかった。

 

額装ということで使用するアクリル板、塩ビ版にさえも

自分の表現世界では違和感きわまりない感じがしたし

 

それならば、枯山水の様に暗示させる程度にして

撤去してしまいたい。

 

でも、それでは安全を確保できないし、

何より他人に直に触られるのは最も嫌うところなので

それも避けたい。

 

神の宿る結界のような絶対領域である事が望ましいけど

それでは表現者として異常過ぎるし。。。

 

 

今の透明アクリルなら

適度な距離感を演出できる素材に思えてきたので

この辺が少し緩和できる気がするのよね。

 

もう少し素材研究を続けてみよう!

 

p(^^)q