大雨の次は最高気温が40℃近くになった岐阜。
僕は20代の頃、
炎天下の中石材加工をしていた経験があるので
熱射病、日射病には慣れている。
慣れているとは言っても
暑さ寒さに強いという訳ではなく
危険な状況になった時に回避する術を知っている
ということです。
医学的な対処法は勿論ですが
一番危険なのは
年配の方と一緒に仕事をしていると
「このくらいでだらしない!」
「若者の見本にならなくては!」
「責任を果たさなくては!」
その他、多くの精神論が飛び交う状況です。
年配の人は発汗や代謝、
体感機能(暑さを感じにくくなる)が衰えていたりして
結果的に
若者に無理を強いる傾向があります。
本来なら顔色や体調の様子に気配りし
早くもなく遅くもない、
正に熟練の技術に基づいた作業リズムの
ペースメーカー、メトロドームであるべきなんですが
本人自身も無自覚のまま過労状態になり
自分の作業で精一杯で余裕も無くなっているので
難しいものです。
*
僕の言っている慣れというのは
そういった人たちへの対処法です。
とりあえず
「今日は暑いね! やりたくないわね!」って
弱音を吐く様にしています。
これは無理をしない為の自己暗示であり、
無理をさせてしまう雰囲気への抑止力のため行います。
それと少しだけ場が和む気もします。
とにかく、
気合いと精神論を語る人が近づいてきたら要注意です。
日本人が大好きな我慢と精神論ですが
日本はそれで戦争に負けたんですよ。
水分補給と冷房など空調の適切な使用。
それを妨げる要因を
早め、早めに取り除いておきたいものです。
結果的に一番儲かりますから♪