水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

師走

2005-12-01 13:25:29 | 制作理念
11月30日
知らない間に、グループ展。
知らない間に、新聞沙汰。。だったよな。。

なんか、このまま師走に突入するかと思うと、師走ではなく暴走になるのではないか不安な気がしています。

例えば、3人展で展示していたファイルの中の作品の写真に愛知県豊田市としか記載していない資料がありましたが、実は豊田市美術館の池で行った制作の写真だったんですね。

何故、愛知県豊田市としか記載しなかったかというと、位置づけ的に直接交渉による展示で美術館としての企画ではなく単独で行った制作活動なんです。

ですから、状況的には美術館施設内で新型の乗用車の広告用の写真を撮影したものと同じ扱いになるんですね。

だから、新聞紙上で豊田市美術館という名前がでているのは問題があるんです。

*****

また、僕としては単独で交渉して実現したという事の方が意味が大きい様な気がしています。

ある日、無名の作者が突然、作品をそこで制作したいといって実現してしまう。そんなところに、理想とする作家像がある様に思うのです。

クリストの様に巨大な制作ではなくて、理想的には、もう少し身近で自主的に早朝に玄関先の道ばたを掃除している人達が環境芸術として評価されてしまう様な感じがいいですね。

銀杏の葉が舞う季節に、巨大な銀杏の木の下ならば、きっと黄色(金色?)の絨毯になっていて、その中に入って行きたい様な、足跡を残すよりはそのままにそっとしておきたい様な、そんな気持ちのありようを大切にしたいです。

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