本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

なりたい自分=本来の自分。:松山情報発見庫#208

2005-07-01 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『7日間で人生を変えよう』,ポール・マッケンナ

この本では、本気で7日間で人生を変える方法を実践します。
潜在意識に本来、自分がなりたいと思っている自分をインプットさせ、潜在意識がその方向に向かえるように情報をプログラミングする。
よく言われるように、人と人が会う際に、人が自分をどう見るかは、ノンバーバル(言葉以外の)の手段によることが70パーセントにも及ぶという。
そのノンバーバルな部分は、雰囲気ともいえるものだろうが、この雰囲気というのが、その人が自分に対して抱くセルフイメージ(自画像・自己意識)によるところが大きいという。
つまり自分はこんな人間だ。
そんな風に無意識に自分が自分に対して抱いているイメージを相手が受け取っているのだ。
ということは幸せに生きるには、まず、セルフイメージをポジティブなものにし、
それから、どういった人生を送りたいかという目標を持つ必要がある。

この本では、その夢、なりたい自分というものを、言葉で、無意識で構築し、そちらに向かえるように仕向けてくれる。
この本の紹介の最後に本書の中から、3つの言葉を引用したい。

世の中にとって何が必要かなどと考えることはない。自分を生き生きとさせてくれるものを見つけて、それをどんどんやったほうがいい。なぜなら、世の中に必要なのは、そういう生き生きとした人だからだ。
-ハワード・マーティン

決して屈するな。決して屈するな。決して、決して、決して、決して-大きなことであろうが小さなことであろうが、重大なことであろうが、些細なことであろうが、何に対しても-名誉と良識に満ちた信念意外には、決して屈するな。決して力に屈服するな。圧倒的に思える敵の力にも決して屈服するな。
-ウィンストン・チャーチル

幸せになる秘訣は、好きなことをやるのではなく、やることを好きになることだ。
-J・Mバリー

人間を寄りよい方向に持っていけるのはその個人、本人しかいない。
薬の実験で、プラシーボ効果(偽薬実験)で偽の薬でも効果があることが証明されているように、自分で自分を良い方向に持っていけるように人間はできているんだ。
確かに、怪しい香はするかもしれないが、一回試して欲しい。
珍しく、AMAZONでの評価が高いのもこの本の品のよさを表しているのだあろう。
コメント
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