本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

売れるは、メイキングドラマ!:松山情報発見庫#226

2005-07-19 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
高知ならではの微妙な(?)ホームページを掲げる(申し訳ない)セブンデイズホテル
このホテルこそ、この『商売は心理学』(桑原聡子)という本の中で紹介されているホテルだ。
この本では、商売において必要とされるお客様に答えるべき心理として、
1.期待の心理
→買い物のプロセスで店・商品への期待を実現してあげる
2.悩みの心理
→お客様が困っている暮らしの問題を解決してあげる
3.迷いの心理
→売り場で決めかねているお客に、購買対象との接点を設けてあげる
4.隠された心理
→求めながらも表現できない心をお客に教えて、適切な商品を提示する
といったものが挙げられている。

このセブンデイズホテルというものもこれらの心理に答えた結果として大きな成果を挙げている例だといえるのだろう。
何もない、当たり障りのないビジネスホテル。
そんな概念を覆したという。
ビジネスホテルながら、自分の家にいるような感覚を実現するために最高にこだわったベッド。
地元の人気パン屋に発注したホテルオリジナルのパン。
かっこよさを重視したインテリア。
水には、高知の海洋深層水。
「リーズナブルだけれども、居心地がいい。何泊される方も気持ちのいいホテルを」というのがテーマのようだ。
高知に行った際には、ぜひ泊まって見たいものだ。

この本では、このホテルのように何かしら、伸びているというお店から、どうすれば儲かるのかということを『THE店長会議』の美人編集長が解説してくれる本だ。
ここに掲載している写真では、載っていないが、本の帯に掲載している桑原聡子さんの写真に弾かれて買ってしまった人も多いのでは?(僕だけ?!)
コメント
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