本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

若者ピータン:松山情報発見庫#222

2005-07-15 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
昔若者は、「金の卵」だった・・・
国の将来を背負うために、必死で働いた・・・
日経新聞7月9日付の第一面「働くということ」という企画の中で、若者に「金の卵」という文字が使われていた。
今の若者はどうだろうか?
問題な奴ら?
離職率3年で、3割!!
ニート!!
フリーター!!
大卒無業!!
どうみたって、明るい印象は受けられない。

同じく、7月10日付の「今を読み解く」という文芸欄では、
「日本社会は、内的には幸福だが捨てられる大衆と、夢から冷めているエリートへと分裂する方向へ向かうのだろうか。」という。
これは、正社員としてきっちり「『夢』を失い」朝から晩まで仕事に精を出す人々をエリートになる可能性のある人びととし、対して、夢から冷めずに、フリーターの土として比較的自由にすごす若者を大衆と位置づけているのだろう。

なんとも、悲惨で、非建設的な見解が渦巻いているのだろうか!
経済で、景気が気分に作用されるといわれるように、こんなことじゃ若者も時代の気分に作用され悪影響のスパイラルに陥ってしまいそうになってしまうのも無理はない。

せめて、真っ黒とみられていても、なんだか中身はしっかり濃いピータンのような存在でありたいものだ。

コメント
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