本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

ありがとうメールを送ろう。:松山情報発見庫#223

2005-07-16 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『気くばりのツボ』,山崎拓巳

この本では、うまく気くばりをして人間関係をうまく活かせる25のコツを教えてくれる。
その中から、面白いと思ったものを取り上げたい。

1.周囲の良い変化に対して「それ、いいじゃん!」といえるように敏感になろう。
2.あなたへの好意は、あなたが喜んだぶんだけ集まってくる。
 だから、「すごい、うれしい!」と心から喜ぼう!
3.自分から話すより、相手の言葉にオウム返しに答えてみよう。
 相手の言いたいことをただ口にさせるという作業から、相手の言いたいことが客観的になり、
 それだけで問題が解決してしまうこともある。
5.相手の話しを聞く時は、興味津々の目をしよう!
 まずは、相手の眉毛と眉毛の間を見、決定打をうちたい時にはぐいっと目を見つめよう。
8.人と会う時には、まず自分が相手に会いたいと思っていることが大切。
 一度人に会ったら、その帰り道にまた会いたいという動機付けを自分に、相手にするために「ありがとうメール」を送るようにしよう。
10.気乗りしない時こそ、おもいきって人に会ってみよう。
11.人のな目を覚えるのに自信がなかったら、携帯アドレス機能を使って、その人の特徴などをメモっていっちゃおう。
14.自分が感動したこと、知った情報はどんどんまわりに伝えていこう。
  そうすることで、周りに人が、情報は集まりやすくなる。
16.ただ「ふーん」と話しを聞くのではなくて、語尾に「?」を付け加えて、話題をどんどん膨らましていこう!
22.「あの人ならこんなことをしたら喜ぶかも」と考える習慣をつけ、贈り物を趣味にしちゃおう。

といった感じだ。
よし、気くばりをうまくしてかわいがられますように。
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若者ピータン:松山情報発見庫#222

2005-07-15 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
昔若者は、「金の卵」だった・・・
国の将来を背負うために、必死で働いた・・・
日経新聞7月9日付の第一面「働くということ」という企画の中で、若者に「金の卵」という文字が使われていた。
今の若者はどうだろうか?
問題な奴ら?
離職率3年で、3割!!
ニート!!
フリーター!!
大卒無業!!
どうみたって、明るい印象は受けられない。

同じく、7月10日付の「今を読み解く」という文芸欄では、
「日本社会は、内的には幸福だが捨てられる大衆と、夢から冷めているエリートへと分裂する方向へ向かうのだろうか。」という。
これは、正社員としてきっちり「『夢』を失い」朝から晩まで仕事に精を出す人々をエリートになる可能性のある人びととし、対して、夢から冷めずに、フリーターの土として比較的自由にすごす若者を大衆と位置づけているのだろう。

なんとも、悲惨で、非建設的な見解が渦巻いているのだろうか!
経済で、景気が気分に作用されるといわれるように、こんなことじゃ若者も時代の気分に作用され悪影響のスパイラルに陥ってしまいそうになってしまうのも無理はない。

せめて、真っ黒とみられていても、なんだか中身はしっかり濃いピータンのような存在でありたいものだ。

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超パワー本!!!:松山情報発見庫#221

2005-07-14 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『加速成功-願望を短期間で達成する魔術』,道幸武久
未来は自分の頭の中にある。
そのなりたい未来、夢にどうやって近道で達成するか、それを考えるから、
そのなりたい未来像を具体的に細部にいたるまで日々、創造し、そのイメージが生き生きと動き出すまで創造するから、実際そうなる。

これまでにも多くの成功本でもいわれてきていることだが、この本にはとくにもう1歩を後押しするような何かがある!
最近、元気ないなあっておもっている方には是非読んでいただきたい本だ。

自分がなりたい人を徹底的に真似る。
それも、「言葉」「感情」「仕草」という3つのキーを軸に。
もし、身近にいない人なら、成功者のセミナーに出たり、CDを買ったりということも良い。

自分が成功したいと思うなら、自分の有能の輪を見つけよう。
①楽しい事
②ワクワクすること
③得意なこと
の3つが重なるもので、かつ他人の問題を解決できるというものをいち早く探そう。
注意しなければならにのが、そこに、嫌いというマイナスの感情が入っていないということ。
また、このように成功という目標を達成するに当たっては、
3つの観覧者のモデルを紙に書き出そう。

まず、大中小の3つの丸を書こう。
そこの小さいところに、まず達成できそうな目標。
中くらいのところに、努力すれば何とかないそうな目標。
大のところに、心からそうなりたいと思えるが、途方もなくでかい目標を。
そしてそれぞれのところに、その目標が達成できそうな根拠をできるだけ沢山書き込んでいこう。

ビジネスで、成功するというのは、結果を出すという力。
大きな目標を掲げ、絶対に達成できると確信しそれに邁進しよう。

もし、起業をするなら、最初は3つの収入手段を伴って始めよう。

少し今回は箇条書き的なところはあるが、
最後に、「自分の願望の実現を信じる」ための成功の6か条を
①いかなることがあっても、ものごとを肯定的に考える。
②つねに、一歩でも、二歩でも、前進することを考える。そのために努力することを惜しまない。
③いかなる時でも、人生に対する明確な目標をもちつづける。
④自分を信じ、他人の否定的な言動に惑わされない。
⑤大事に直面して、失敗を恐れない。必ず成功すると確信する。
⑥将来の望ましい自分の姿を常にありありと、微に入り、細にわたり、想像する。
 そうすると、想像どおりの人になると確信する。

*質問などございましたら、どうぞお気軽にコメントよりお願いします。
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広告にぶつかる!!:松山情報発見庫#220

2005-07-13 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『広告の天才たちが気づいている51の法則』,ロイ・H・ウィリアムズ

この本は、広告、宣伝という活動の原点を気づかせてくれる本だ。
この本で述べられているのは、以下のようなことだ。

広告には2種類しかないということ。
それは、①聴覚に訴える音の広告。②視覚に訴える画像の広告。
聴覚の広告は、視覚の広告に比べいやおうなしに、受け入れざるを得ないという点で、より強力であるという。

広告を打つ上で、強力な言葉が、
「あなた」という3文字の言葉。
「あなた」という言葉で呼びかけることで、ぐいっとみるものを引き込み、想像力を働かせることで効果が強い。
また、広告を作る際に注意しなければならないのが、自分たちの製品のメリットを自分たちが使う専門用語ではなく、顧客に伝わることばに翻訳しなければならないということ。

広告を作る際には、適切な内容が伝わることを意識しつつ、
人間が普遍的に持つ「何かとつながっていたいという欲求」に切り込むことでインパクトのある広告につながるという。

この本の帯に、「米国では、アドマンやマーケッターが仕事で壁にぶちあったった説きに読んでいます。」とあるように、広告に携わる仕事をする人にふとしたときに読んで欲しい本だ。

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新型「スカウト」:松山情報発見庫#219

2005-07-12 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
リクルートがこの夏に「スカウト」という雑誌を創刊するらしい。
「実在する個人の描写で働き方や生き方を提案する。対象読者は『転職を意識していない人』」
絶しで転職を動機付け、求人情報を満載するサイトに導く。(日経新聞.2005.7.8.
というようなものだ。
*ちなみに、日経新聞の情報が早すぎるのか、まだリクルート自身のページには記載されていません。(おそるべし日経新聞!!)

うむ!!
これって、ぼくが働くということ、輝くということ①とか、このホームページで暗に、こうしていきたいと思っていたことと同じなんです!!
どうやら、先を読むというか、勘はそれなりに敏感になってきたようだ。

と考えると、きっと、きゃりあ女論とかでも述べたように、とらばーゆを編集して働く女性のロールモデルを示すような雑誌もいける気がするんだが。
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実直力:松山情報発見庫#218

2005-07-11 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
本性が現れるというか、ここんとこは少し、後ろ向き、下向きないやな自分が出ていた。
新月(7月7日)ということも影響してか、傷心気味な自分がいた。
下を向いたり、マイナスなことを考えてもあまりプラスにならない。
そんな、あたり前のことに疑問を感じたりしてしまう不条理。
そんなことで、すこし凹み気味だった昨日今日(7月6,7日)。

本を読むと元気になる。
そんなこともあって、『史上最短で東証二部に上場する方法。』,野尻佳孝を読んだ。
内容の趣としては、おなじアメーバブックスということもあり、『渋谷ではたらく社長の告白』と似ている。

野尻氏の人となりを一言で表すと「実直」というひとことに尽きる気がする。
自分で夢ビジョンを掲げそれに日付をいれ、猪突猛進する。
社員の給料袋へ、300字のメッセージを添え、モチベーションアップを考える。
こんな男だ。

彼が、今に至るに立ったポイントしては、徹底した負けん気と、それから生じる周囲のへのコンプレックス。
父をはじめとして、中学時代、大学時代を通じ、出会った人から、実直に、良い部分を吸収し続けてきたこと。
の2点が大きいように感じた。

チーマーという一大文化を築いた若い頃からの、
「情報発信基地」「自分たちの文化をつくりたい」という想いから始まり、
「結婚式を人生で一番大切な日に」という目的を達成、実現していくまでの道のり。
彼は、地とは資質、実力ではなく、どれだけ目的に対し、目標に日付を入れながら、勝ちにこだわり、徹底的に努力できるかがすべてであると教えてくれる。

本を読むと元気になる。
そんなことを実感させてくれる熱い本だ。

よし!!
明日(7月8日)からは、もっともっと、クリエイティブに、パワフルにかがやくぞい!!
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『きゃりあ女論』:松山情報発見庫#217

2005-07-10 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
「給料が安い」「大きい仕事は男性に回される」「事務職は嫌いだ」「いつも買い出し役」「同期の内勤の男にお茶くまさせないくせに」「課長もひどいこと言うんです」・・・

「女性は仕事でもっと活躍できるはずだ」

『「創刊男」の仕事術』,くらたまなぶ,80,79ページより)

こんな想いがもとになって、始まった雑誌がある。
とらばーゆというリクルートが刊行している雑誌だ。
今回取り上げるのは、最新刊ではなく、2005.1.26号だ。
リクルート(中四国)のアルバイトの本棚の整理で廃棄するぶんを持ち帰って読んだのだ。
内容、コンセプトは最新刊とそれほど変わらないと思うのでメディア紹介として捉えてほしい。

この雑誌は、上の言葉にも通じるように。
もっと情勢に仕事を通じて輝いて欲しいそんな想いに満ち溢れた雑誌だ。
ファッション、インテリア、ブライダル、営業・・・
女性が一度は興味を持ったことがありそうな職からのインデックス検索・・・
「新しいことが学びたい」「好きなものに関わりたい」「人に感謝される仕事がしたい」「アイデア・センスを磨きたい」「形に残る仕事がしたい」・・・
という仕事への想いからの検索。
そして、ハイクオリティーな求人記事。
一種の仕事図鑑という感じの本だ。

このとらばーゆの真骨頂は、
関東の編集記事だろう。
自分の仕事で輝く女性を毎回何らかの形で取り上げ記事にしている。
みんなが知っていそうな有名人から、地道に自分の道を究める女性まで、その幅は広い。

この1.26号では、「やりたいことを見つけた6人からのメッセージ 失敗したっていい。まずは動いてみよう!」という特集がある。
中でもおもしろかったのが、
数回転職を繰り返し、歌手、カラーコンサルタントとして活躍する2名の女性の話し。
彼女らは、
「自分の状況を変えようと、いろんな仕事を通じ、いろんな人に会うことで、そこからヒントが得られ、曲作りにつながり、今の自分につながった。」
「すぐに自分のやりたいことは、わからなかったが、ワクワクすることを探し続けていくうちに今の仕事に行き着いた。目の前にある仕事に全力を尽くすことで道は開ける。」
といったメッセージを残している。

もう一つおもしろかったのは、
バーンロムサイという途上国支援の会社の代表の名取美和さんによる「なぜ仕事するの?#19」という記事。
彼女は、
「自分自身に依って立ち、社会の中で自由に心地よく生きる。私にとって仕事というのはそれを実現するための一部だから」
「生きている以上、人にはお世話になるものなんです。その分自分が恩返しをすることで社会は成り立っているし、仕事はそのための絶好のチャンスをくれます。人の目で世界を見ることをやめ、社会というものは、私たち一人ひとりが動かしていることを意識してみたら、人生はもっと楽しくなるんじゃないかしら」
という風に述べている。

こんなハイクオリティーで、働くということの意識をリアルに磨いてくれる雑誌が、210円で手に入るなんてすごいと思う。
問題はこの本を多くの人がただの求人情報誌としてしか取れていないし、おそらく、他のリクルートが発刊している雑誌がそうであるように、作りて側も、そう見られること以上のことは望んでいないということだろう。
あの『プロ論』がB-ingから編集され売れたように、とらばーゆの最初の編集記事も『きゃりあ女論』見たいな感じで売ればもっと売れるんじゃないかと思う。
それに、多くの人が今だからこそ必要としている情報なんじゃないかと思う。

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下着のトリンプの意地。:松山情報発見庫#216

2005-07-09 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『革命社長』,吉越浩一郎

まず、本自体の見せ方、編集の仕方がすてきである。
この本では、どん底にあえいでいたトリンプに吉越浩一郎氏が4代目社長としてやってきたところから話はスタートする。
最後のあとがきで、吉越氏は
「わが社のモットーは、人一倍仕事をし、人一倍人生を楽しむ。
 それには残業なんかしている暇はない。
『この会社に入ってよかった』
 トリンプを社員が心からそう思える“場”にすることができれば、
 僕にとってこれほどうれしいことはない。」
と述べている。

残業がこの会社では禁止されているということは、最近ニュースなどでも有名なことだが、
鳥越氏が残業を禁止するには、
上の言葉で述べられているように、
人生は仕事だけじゃないという思いと、
トリンプが外資系だからこそ、本部に日本人にも効率よく仕事ができるということを見せてやりたいというゲーム的な感覚が潜んでいるという。
吉越氏は、仕事は、食うために必ず必要なもの。
だからこそ、仕事をゲームのように楽しもうという姿勢が大切という。

他には、トリンプではあの話題になった「小悪魔ブラ」も実はなんと入社1年目の社員が開発の中心に立ったという。これは、彼が就職面接の時に「セクシー系をやりたい」と豪語したことが発端で、吉越氏が、彼にチャレンジさせたことで一大ヒット商品の誕生へとつながったという。
これは、吉越氏の人材育成哲学である「社員を伸ばすには、仕事を任しきれ!」というものに通じる。

他にも、12:30~14:00の頑張るタイムの例や、早朝ミーティングなど会社というものをよりよくするためにヒントが満載の本だ!!

ps.
久しぶりに月曜日(7月4日)の夜にブログを更新した。
少し眠い頭に喝を入れつつ書き上げた自分に乾杯!
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アナログON LINE!!!:松山情報発見庫#215

2005-07-08 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
「読みたい本が、すぐ見つかる、すぐ買える!!」
これがこのダ・ヴィンチのキャッチフレーズだ!
実はこれも、リクルートが間接的に関係するメディアなのだ。忍び寄るリクルートの魔の手!
そんなことはさておき、
この雑誌は、誌上ブックレビューというか、本屋のポップを雑誌にした感じの本だ。
日ごろ、本屋で見かけ、新聞の広告欄で見かけ気になっていた本をもう少し詳しく知る。
そして、ネットと連動した「ダ・ヴィンチコード」なるシステムで直接本も買えてしまうというシステムになっている!

この号の特集で一番おもしろかったのが、214ページからの旬の本棚「新書ブームをリードする40冊」という企画だ。
日ごろ気になっていた新書の解説はもちろん岩波と光文社の新書編集者のコメントもおもしろい。
「ちょっと立ち止まって自分や社会を考える。その手助けをするのが新書」(岩波)
「今の新書読者が求めているのはアカデミズムではなく 身近な‘知’」(光文社)
という風に、書籍の中にける現在の新書というメディアの位置づけがわかりおもしろい。
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爆発ぴちょんくん!:松山情報発見庫#214

2005-07-07 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
日経ビジネス2005.6.27「ダイキン工業 驚異の人活経営 世界に広がる井上イズム」
ダイキン工業。
この会社に個人的に注目していたのは10年ほど前になるだろうか?そんな前じゃないかな?
かわいいキャラクターがCMに出だし、某会社のエアコンにDAIKINという文字を発見した頃からだった。
このかわいいキャラクターが、ぴちょんくんといい、うるるとさららという特許をとったエアコンのイメージキャラクターとして使われている。
このキャラクターを考案したのが入社4年目の女性社員だっという。
こんなことにも今回とりあげられている人活経営というものが垣間見れる。

驚くことに、ダイキン工業の社員は自社が主催するダイキン・オーキッド・レディースという女子プロゴルフトーナメントにトップも含むスタッフ総動員でするというのだ。
これは、「どうすればお客様に喜んでもらえるのか?」ということを生で考え、実践する訓練の場となっているという。
なお、ここでスタッフの対応に感動した法人ゲストからあ商談へと発展したケースもあるという。

井上イズムといわれる人活経営とは主に以下の5つのキーワードにより語られている。
(35ページ参照)
1.人を機軸に置く経営
:企業の競争力は「人」。ここの社員の「成長したい」という夢の総和が企業の成長となる。
→高い報酬を与えるより、やりたい仕事を与えるという方針。
2.コアマンとサポーター
:役職や年齢に関係なく、もっともふさわしく、強い思いを持つ人間が「コアマン」となり、それを周囲が支えるという柔軟構造の組織運営。
→先のぴちょんくんの物語もこれが当てはまるだろう。
3.衆議独裁
:喧々諤々の議論を重ねたうえで、トップが決断したことを一致団結して実行する。「フラット&スピード」の根幹となる手法。
4.ベストプラクティス・マイウェイ
:ダイキンの伝統や企業文化を最大限に生かしつつ、時代対応や経営手法を模倣ではないスタイルで取り入れ、独自の経営スタイルを確立する。
5.帰属意識
:旧来の「家族主義」とは異なり、ダイキンの経営理念や風土に共感して働く人材にチャンスを与え、同時にロイヤリティーと帰属意識の向上を求める。
→いわゆる権限委譲ということ。
ということだ。

それにしても、この日経ビジネスという雑誌、いつも個別のトピックについてかなり深く掘り下げている。ライセンスとかはきっと日経ブランドでカバーしているのだろうが、すごいのひとことに尽きる。

ps.
最近ブログを休みの日にまとめて更新するようになってきている。
だいぶ内定者アルバイトになれてきたので、そろそろこまめに更新するリズムを取り戻したい。
見てくださってる方々いつも本当にありがとうございます。

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独立、企業のカタチ:松山情報発見庫#213

2005-07-06 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
アントレ 2005 7月号 独立への勇気がわいてくる100人の金言集

独立にも本当にいろんな形がある。
独立は始めること自体は案外そんなに難しくないんじゃないか。
そんな印象を受ける雑誌「アントレ」。
(お前最近リクルートが発行する雑誌ばかり取り上げてないか!というかた申し訳ありません。)

独立には、ざっと今月号のアントレから垣間見れるだけでも、
1.SOHOで独立する。
2.フランチャイズビジネスとして独立する。
ex.コンビニ、飲食、塾のほかにも人材ビジネス、IPフォンなど本当にいろいろな形があるようです。
3.大手の代理店として独立する。
ex.保険,フィナンシャルプランナーなど
といった具合にいろんな形がある。
もちろんこれら意外にも、自分でゼロからビッグビジネスを始めだすいわゆるベンチャーという形もある。

今回のアントレでは、企業独立をプッシュ(後押し)する今を輝く社長100人による熱い言葉がメインのトピックだ。
どんな人たちがコメントをしているかは、見てのお楽しみということで、
僕が中でも特にぐっと来たのは、
漫画家のモンキー・パンチさんの
「何かを始めるのに 遅すぎるということはない。 やりたい時が始め時だ。」
という言葉。
これは、100人の言葉の始めの章「独立を目指すあなたへ」という部分で紹介されている。
「『独りで立つ』と書いて独立。それは自分の意思で選んだ以上、世の中の一員として立つということでもある。だから利己的な孤立にはなってはいけない、と私たちは考える。」と上に編集者の言葉が記されている。
社会を、自分のはたを、自分とその仲間の力で幸せにする。究極的にはそれが独立ということなのだろう。

もう一つ、心に響いたのが、あのTSUTAYAで有名なカルチュア・コンビニエンス・クラブの増田宗昭
さんの言葉。
「情報は、集めるよりも『集まる』ものが大切。人から好かれない人間に情報は集まらない。」
というもの。
今時分の周りにはどれだけ情報が集まっている、集まってきているだろうか?
もっと謙虚に、積極的に学んでいく姿勢を大事にしたいと思った。

今月号では、他にも、「これからの狙い目ビジネス!」などなどないよう盛りだくさんだ!
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ラブソング唱歌!?:松山情報発見庫#212

2005-07-05 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
「そうかな」,小田和正
小田和正。
まさか自分が彼の歌にこんなにじんわりと目頭を熱くさせられるとは。
日経新聞2005.7.2の「アート探求」というコーナーで彼のニューアルバム「そうかな」というものについて取り上げられていた。
この「そうかな」というアルバムのタイトルは、「相対する二つのものの距離」を意味するようだ。
「頑張ったけど、いつもなかなか目指すもの、完璧までたどりつけない。けれども頑張り続けるしかない。不条理の繰り返し。先に見えるものもないけど、そういうことの積み重ねで、一生懸命生きている」
こんな、小田氏と同じく働いている団塊の世代の仲間への思いがあるようだ。

このアルバムにも収録されているという「たしかなこと」の一節
「時を越えて君を愛せるか
 ほんとうに君を守れるか
 空を見て考えてた 君のために 今何ができるか」
いまの僕にいたく響く歌詞だ。

こちらも、同じくこのアルバムに収録されている「明日」という曲から
「涙に震えながら 戦うべき時があるんだ
 守るべき人のために その哀しみを 乗り越えるために」
この歌は、もしかすると社会人1,2年目の人に共感されるかもしれない。

他には、
2000年のアルバム「個人主義」というのに収録されているらしい、「the flag」という曲より。
「できるなら もう一度 さがさないか 
 戦える 僕らの武器は 今 何かと」
自信を失ったそんなときにぐっと来る歌だ。

同じ日付の日経新聞の現代史作家の荒川洋治氏が、
「詩とは、本来『今の人間が何を感じているのかをもっとも過激にスピーディーに教える表現』にほかならない」と述べているように、小田氏が描こうとしている団塊の世代への唱歌は、働くということに携わるオトコに共通する唱歌になっているのかもしれない。

ps.
それにしても、日経新聞はにくい新聞だ。
こんなクオリティーの高い文化的記事を書き、いろんなナイーブ系のおっさんまでをとりこにしてしまう。
それに、多くのビジネスマンがこの新聞なしで仕事するとなると、不安になってしまう。
こんな仕事ができる彼らは幸せだろう。
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デジタル+アナログ=最高のアナログ!!:松山情報発見庫#211

2005-07-04 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
今日は日経新聞2005.7.2土曜日の「わしのビジネステク」というコーナーの記事より。
長谷川桂子さんという岡山の小さな町でものすごく業績を上げられているドラッグストア(安達太陽堂)の店主の方が執筆者だ。このお店では、化粧品だけで、2千人もの顧客名簿があるという。
もちろん、ただ顧客名簿があるというだけならばそれほど驚くに値しないことだが、
この顧客名簿だが、すごいのが、デジタルカメラで撮った顧客の顔写真とともに保存しているということ。
そこに、お客様の情報を適宜追加して行ったり、来てくださったお客様の名前を覚えるのに使ったりとするそうだ。
名前を呼ばれるというのは、多くの人にとって、心地のいいことであり、またそのお店を利用したいと思わせるような効果があるというのは多くのところで取り上げられていることだ。

以前就職活動の途中で愛媛トヨタの人事スタッフの方から今回の記事で挙げてるような手書きの絵葉書をいただいた。
顧客満足を上げるために、こういったっすばらしい取り組みを真似しようとする企業は多くあるだろう。しかし、このような取り組みを実際できている企業はごく少数だろう。
先日、参加したリクルート(中四国リクルート企画)の内定者懇親会(研修)で広島本社におられるナンバーワン営業マンの方は、紹介されることによって顧客を多く獲得されていっているといっていた。
愛媛ではいまいち評判が芳しくないリクルートの営業マンだが、こういう地道な活動からもっともっと自分たちにも、お客様にも満足を拡大させていく方法があるのではないかと思う。

前々から思っていることでもあるのだが、どんな仕事をしている人でも、小売業のすぐれた前例から、学ぶことは多そうだ。
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インターンシップを考える。:松山情報発見庫#210

2005-07-03 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
「就職ジャーナル2005.7」,リクルート
今回の就職ジャーナルは、いよいよターゲットが3回生にも及んできたという感じ。
インターンシップ特集が組まれている。
この時期、3回生はインターンシップに足を運ばせ始めている。
僕はといえば、大学でのインターンシップセミナーに参加しそびれたことから、インターンシップには参加できずに就職活動をはじめた口だ。

あるデータによると、インターンシップを実際に経験する学生は全体の1割にも満たないという。
そう考えると3回生のこの時期からインターンシップ対策に精を出す学生には頭が下がる。
今回の特集でインターンシップ参加の意義として、
①生の職場に触れられる。
②志望理由が明確になる。
③ビジネスのおもしろさ、現実に触れられる。
などが挙げられている。
加えて、インターンシップの選考においては、「インターンシップに参加することで何が得たのかということ」ということが中心に見られているという。

-----------
他には、4回生向けのコンテンツとして、
志望業界、職種にしばられない自分にあった仕事探しということがテーマに、
A.人に感謝される仕事
B.知られざる実力は企業30
というような特集が組まれている。

8月の時点においても、まだ内定が出ている学生は半分ほどだという。
あせらずファイトな気持ちだ。


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仕事道を歩む。:松山情報発見庫#209

2005-07-02 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『仕事力』,朝日新聞広告局

さすがは朝日新聞社が造った本だけあり、ビジネス書と一つ格が違うんだぜといわんばかりの装丁。
内容も、どちらかというと、大人向け。
でも、就職活動を控えた学生、終えた学生もちろん、就職活動中の学生にもぜひ読んでもらいたい本だ。

この本ではひとことで言えば、「生きていく上で仕事とは何か?」ということを日本を代表する仕事人の人生を、その言葉を通して紹介する内容となっている。
この本に登場する人物の中から僕が気に入った人の言葉を紹介していきたいと思う。

朝倉摂さん
~日本画家
彼女は、仕事で自分が成長し、人を動かすには、心、リアリティーが伝わる仕事をせよという。
この心、リアリティを仕事にこめるには、目の前にある仕事に自分の経験、力を総動員してすることで育ち、こういった仕事の仕方をすることで始めて自分のオリジナリティーにつながるという。

安藤忠雄さん
~建築家
彼によれば仕事をするということは、自分の可能性に挑戦することで、仕事への心構えとして、
「若いうちは迷うものなのです。常に意志を持って、切り開いていかなければなりません。楽な道などないのです。ただ、迷いながら決めたら全力疾走で3年は突き進むべきでしょう。本気で取り組めば、おもしろいことや感動することが必ず出てくる。大切なのは、進路や自分の将来で迷っても、人の判断に頼らないで、苦しくても自分で考え抜くこと。人が指し出した方向へなんとなく歩いていってもワクワクする日々は訪れないと思う。自由に自分で決める。そして責任も自分で取る。周囲の人間にできるのは、納得するまでやれと励ますことだけ。自分の限界を見極めて、あきらめるのも自分。」

福原義春さん
~資生堂名誉会長
彼は、仕事をするに当たり、毎日新しい知識、知を取り入れ自分の栄養とすることが大切で、どんな仕事でも謙虚に引き受け、そこから学んでいこうとする姿勢が大切であるという。
また、仕事というのは、自分の出来る才能、資質をとことん考えつめて、社会に還元し役立てていくことだという。

塚本能交さん
~ワコール社長
彼は、仕事とは自分の誠実さ、誠意を社会に役立てるためにあるという。
また、好きな仕事をする、仕事における自己実現ということについて、
「好きな仕事とは、自分の趣味や好みを生かすという狭いものではない。自分が楽しむための労働ではありません。どのような人に対して、自分の力で何をしてあげたいかを捜し求めることだと思います。社会の中であなたが気がかりな事、こうしたらもっと良くなるのに、楽しくなるのにと手を貸したくなるようなこと。それがあなたにとっての大切な仕事ではないか。」
という風に述べている。

稲盛和夫さん
彼は、どんな仕事でもしっかり打ち込めば、人間を磨くことにつながる。
また人間は本来幸せになるために生まれてきたのであり、いつも心の座標軸をプラスにし、一生懸命幸せになるために仕事すべきであるという。
そして、仕事をする時は、自分のためではなく、周りの皆様のためという利他の心を持つことで成功へ近づけるという。

松井道夫さん
~松井証券社長
彼は、商売とは、お客様に喜んでいただき見返りとして、お金がいただけ、
どんな組織に属し、仕事をするに際しても、自分が商売人であるということを忘れてはいけないという。
商売人とは、自分の客様を思い浮かべ、相手が何を欲しているのかということを常に考える存在であり、ビジネスに携わるすべての人にその姿勢が求められるという。

柳井正さん
彼からのメッセージは、自分の取り扱う商品を分析し、哲学せよということであろうか。
何がどのような形でその商品を必要としているのか?
この本来はその製品はどうあるべきかということを突き詰めることが良い仕事につながる。
また、自分への評価は他人でこそできるものであり、まずは自分の中で考ありたいという高い理想を持ち、それと今の自分のギャップを埋めようと邁進すべきであるという。

林文子さん
~ダイエー社長
彼女からの大切なメッセージは、
仕事ができるということに何よりもまず最初に感謝しよう!お客様にお会いできるということに感謝しよう!ということに尽きる!


このような感じで、この本では、他にも胸躍らせるメッセージが盛りだくさんだ♪
コメント
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