メーサイからの帰途、チェンライ市街の南郊で国道1号線沿いの、ワット・ロンクンに立ち寄った。タイ国政府観光庁のHPによれば、アーティスト「チャルーンチャイ・コーシピパット氏」が私財を投じて建立。しかし未だ工事中で、完成までに90年を要すという。まさにサグラダファミリア風で、話題性もあってか観光客が途切れない。周囲は今出来の門前街までできている。地域活性化には話題性が欠かせない好例である。
寺は白亜と光を反射する鏡を多用しており、これだけでも話題性があるが、更に3Dで地獄と天国を表現している。
三途の川であろうか?地獄の様がリアリティーである。中央には橋があり陰陽太極図があしらわれている。
その地獄を見下ろす2体の像。見識がなく分からないが、天部の眷属であろうか、それとも閻魔の類か?
それに対して、こちらは天国であろうか? 見える像は半人半鳥でキンナリーである。仏教では護法の一尊で、帝釈天の眷属とされている。とすれば背後の工事中の仏塔は須弥山であろう。
下はウボーソット(本堂)かウィハーン(礼拝堂)か、どちらであろうか?正面に建つ御堂の堂内である。白亜の伽藍が立ち並ぶ中で、写真の色彩である。一際きわだち色彩感覚に優れている。さすがデザイナー。どっかのデザインを盗作している、佐野というデザイナーとは大違いである。
参拝して感じたのは、頭を使えということ。話題性にすぐれれば、どんな田舎でも人を集めることができる好例であった。
寺は白亜と光を反射する鏡を多用しており、これだけでも話題性があるが、更に3Dで地獄と天国を表現している。
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