メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

万太郎山(土樽駅~谷川連峰主脈~谷川岳~天神平)

2018-07-03 22:28:29 | 山行
7/1は今年初めての新潟の山へ。
アルビの試合を見る元気はあまりないが、山に行く元気はあるようです。

スタートはJR上越線の土樽駅、
まずは登山口まで歩かないことには何も始まりませんな。
ま、数時間後にはあの上にいることでしょう。


駅から40分で吾策新道登山口に到着。ちょっと入口が鬱蒼としていて感じ悪いっすね。。。

土樽駅では私の他に1人下車しましたが、自分が身支度やら登山届の記入やらしているうちにどこかへ行ってしまいました。
でも一つ分かることは自分と同じコースには向かっていないということ。
だって、しょっぱなからクモの巣に引っ掛かりまくったからね。。。

鬱蒼としていたのは入口だけでした。

道は明瞭で迷うところも無いけど人の少ないコースです(主脈にぶつかるまで一人も会わなかった)。
あとずーっと急です。

そうそう、このコースは人が少ないのでこの日は鳴らない熊鈴を2つ付けています。
でも鳴らないものを何個付けても意味がなかったので、結局1つは外して手に持っています。
1歩ごとに手に持った鈴に脚が当たるので良く鳴りますよ。。。

しばらくは展望のないコースですが、急な坂を登り続けて森林限界が近づくと景色も見えてきます。
ここまでは修行級の登りだけでしたが、仙ノ倉山が見えてちょっとテンションアップ。

万太郎山も見えたぜ(ピークは見えているところの少し奥)。

井戸小屋沢ノ頭っところかな。まだまだ急です、そしてあちーです。

急登の連続と暑さにやられて、森林限界より上では数少ない日陰でちょっと休憩。
最初はCTの半分くらいのペースだったけど、このあたりはCTに近いペースまで落ち込んだような。。。

あーっと、でも見えたんじゃないですか?主脈との合流地点。

そして主脈合流から徒歩3分で万太郎山到着。

標高は1954m、土樽駅から3時間40分で1355m登りました。
万太郎山到着が遅れるようなら、ここで土樽に戻るプランもありましたがだいぶCTよりも早かったので予定通り
主脈を縦走して天神平を目指します。

歩いてきた方向(左)とこれから目指す方向(右)
 

段差のきつい吾策新道と違って、縦走路は快適です。アップダウンは当然あるけど段差がないから全然余裕。
雄大な景色を見ながら歩けば疲れなんてほとんど感じませんね。
     
ここの縦走コースは北アルプスの縦走よりも気持ちいいんでないかい(北アルプス縦走とかほとんど歩いたことないけど)。

大障子ノ頭から万太郎山を振り返る。あの右の尾根を登ってきたんよ。

この下に大障子避難小屋があります。縦走路中で唯一の水場がある避難小屋、利用価値は高そうですが収容人数は推して知るべし。

そういえば万太郎山付近では合計10名程度の登山者に出会ったけど、その後谷川岳肩の小屋までは誰ともすれ違わなかったよ。
すげー気持ちいい道なのに。

咲いていた花はハクサンフウロとか知らん花とか、ヨツバシオガマとか、ウサギギクとか、ハクサンチドリとか、コバイケイソウとか、
オノエランとか(写真と花の名前の順番はあべこべなので、知りたい人は各自調べてね)。
    

オジカ沢ノ頭に到着。ここの登り返しが縦走路では一番大変だったかな。
背後は茂倉岳、あそこに行ったのはもう何年前だっけ?

いよいよ谷川岳も近いね。人が山ほどいるのが見えているよ。。。

オジカ沢ノ頭を超えると1か所鎖があります。


あと少し。

中ゴー尾根コースは道が消えかけ…(たまに刈払いがされるらしい)


これちょっとアスパラに見えない?

このあと肩の小屋までの登りはベーコンを巻いたアスパラ食べたいなーとか考えながら歩いて、
はい到着。

振り返るとだいぶ雲が増えていました。


この後行く気はなかったけど、すぐそこなんでトマノ耳へ。向こうに見えている朝日岳はつらかったなぁ(遠い目)。
 

ここからは天神尾根を下って天神平を目指します。
登山道の渋滞が厄介だけど、もう十分歩いたしね、ロープウェー使いましょうね。


人が多いのでペースが上がらず、なので歩いているのに体力が回復して天神平到着。


このあとバスで上毛高原駅に出て新幹線で帰宅。
なんかまだまだ歩けそうな、余力を残しての1日でした。

初めて歩いた谷川連峰主脈は半分だけど最高でしたな。
残り半分もまたいつか歩こうと思うけど、そうするとまた吾策新道利用か。。。
急な道は登りも下りも嫌なものだけど、どっちから回りますかね。
ま、それはまた来年以降に。。。
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