~1989夏・北海道の旅~
小樽からは富良野まで、途中乗り換えはあるにしても、
特急列車での移動です。
札幌も素通りです。
余談ですが、何度か北海道に行っていますが、
札幌は列車の乗り継ぎの待ち時間に少し歩いたことがあるだけ。
北大のクラーク博士の像と、時計台は見ました。
小樽から富良野も移動に時間を取られてしまい、
富良野に滞在できるのはほぼ1日半です。
富良野はこれまた定番、ドラマ「北の国から」で憧れの地であり、
今回の旅のきっかけになったわけであります。
宿泊は前もってYH(ユースホステル)を予約しておきました。
ここで情報を仕入れ、翌日の行動が決まりましたが・・・、
ちょっと、強行スケジュールの予感。
YHのミーティングでペアレントさんのお話を聞いて、
(心に残るお話でしたがここでは割愛)、
早めに部屋に戻って、翌日に備えました。
朝、レンタサイクルで、一路「北の国から」のロケ地、
麓郷へ
富良野市街地から麓郷までは片道15km以上でしょうか。
ひたすら自転車をこぎ続けました。
この時代、ペットボトルなどなかったのですが、
のどの渇きはどうやっていやしたのだったか。忘れてしまった。
タケはどちらかというとインドアタイプ人間なので、
サイクリング、大丈夫かな~とちょっと心配でしたが、
取り敢えず前進のみ・・・で麓郷に到着
このころ(1989年)はまだ麓郷の森としてそれほど整備されておらず、
この日、観光客は数えるほどでした。
黒板五郎の丸太小屋が(ドラマで)焼けてしまって、
住むことになる小屋がみすぼらしくて、ドラマとはいえ絶句。
蛍ちゃん、頑張りましたね。
さて、大好きなドラマの舞台だからといって、
のんびりするわけにはいきません。
次の目的地は上富良野町のラベンダー畑です。
さすがに自転車ではなく、
富良野まで戻って、列車で行きます。
・・・となると、列車の時刻に間に合わせなければならず、
またまた、ひたすら自転車をこぎました。
多少は起伏があるので、上りはきつかったです。
それでも学生だから自転車での移動もいとわず、
今なら車で行っちゃうだろうし・・・、
これは一種、旅の醍醐味と言えるかもしれません。
こうして、午前中のうちに、往復で30㎞くらいサイクリングし、
無事に富良野駅に戻ることができました。~続く~