今日はご案内事項をいくつか。
まず、吟醸王国しずおか公式サイトで、新しい連載を始めました。2006年から2008年にかけ、映像作品『朝鮮通信使』の制作をきっかけに、『吟醸王国しずおか』のキックオフに至るまでの裏話をつづった『ライターが挑む映画作り』。
吟醸王国しずおか公式サイトで連載していたカメラマン成岡正之さんのコーナーの『朝鮮通信使』制作秘話を読んでいただいたのか、最近、酒の席で「朝鮮通信使の裏話も聞きたい」と言われることがあります。キャリアの長い映像カメラマンの成岡さんと、映像キャリアゼロのライター鈴木では、同じ制作現場でも視点が違って面白いんじゃないかと思います。
原稿自体は2007年秋頃、『吟醸王国しずおか』の企画書がわりにまとめた内容を編集しなおしたもの。活字ライターが当事者として初めて関わった映像制作の裏側や、自ら挑戦しようと思った理由、その原動力になった、さまざまな出会いや経験をつづってあります。
ただ単に、長年取材してきた地酒について、ペンからビデオカメラに置き換えただけではなく、自分なりにモノづくりの精神を理解し、自分もその志を持って取り組んでいるということを、お伝えできればな、と思います。毎週水曜日をぜひお楽しみに!
8月4日(水)から8日(日)までは、陶芸家日比野ノゾミさんの作陶展『そそぐ器、のむ器2』が、大村屋酒造場事務所2階・サロン若竹(島田市本通1-1-8、TEL0547-37-3058)で開かれます。
ノゾミさんの作品は、先ごろ開かれた松坂屋静岡店のグループ展『LIVE LOVE LABO』でも紹介されました。今回は、昨年に引き続き、夫・日比野哲さんが副杜氏を務める酒蔵での本格的な展示即売会です(昨年の様子はこちらを)。ぜひお見逃しなく!
お酒とは関係のないイベントですが、8月7日(土)13時~15時30分、静岡市中央福祉センターで『障害者の人権とマスコミを考える会』(静岡市障害者協会・静岡人権フォーラム主催)という勉強会が開かれます。
ライターといっても自分はマスメディアの末端にいて、表立って報道業務にかかわることはありませんが、身内に障害者がいますし、NPO活動の取材等を通して、福祉の現場の“伝え方”には日々考えさせられることも多く、このテーマはしっかり向き合わねばと思っています。
参加費無料です。このブログをご覧のマスコミ、メディア関係のみなさま、ぜひ一緒に考えませんか?
◎問合せ/静岡市障害者協会 TEL 054-254-6880
◎ E-mail shizu-syokyo@cy.tnc.ne.jp