フリー編集者平野斗紀子さんが創刊した地域コミュニティ新聞「たまらん」の第2号が今週発行されました(創刊号の紹介はこちら)。
今号では、12月17~18日にツインメッセで開催される『第49回技能五輪全国大会』にちなみ、洋裁部門の静岡県代表で出場するデザイン専門学校生と、彼女を指導する清水・次郎長通りの『ウサギヤ洋装店』店主・亀山泰子さんを特集しています。
NHK朝ドラ「カーネーション」を楽しく観ているので、洋裁で頑張る女性たちのお話って、とても身近でタイムリーですね。記事にあったこの一節が心に残りました。
「どんなに一流のデザイナーでも、かつてお針子として修業した時期が必ずある。デザインの勉強は縫製を知らなければ始まらないと亀山さんは断言する。人の身体を知り、布の素材や柄を活かし、着心地を演出するための基礎知識だからだ。
既製服全盛のいま、メーカーは生産ラインに合った裁断や縫製をする技術者を求める。ファッション業界を目指す若者が東京の有名ブランドにあこがれ、生産ラインに取り組まれていく現状を見るにつけ、亀山さんは一着一着を丁寧に仕上げるオーダーメイドの技を覚えてから既製服の世界に行くべきではないかと疑問を抱く」
・・・職人仕事の本質ですね、これ。
なお「たまらん(1部100円)」は以下の書店で絶賛発売中です。
●戸田書店静岡本店
●静岡谷島屋呉服町本店
●鷹匠のシエロアスール・マテリアル
●御幸町の次郎長屋
●呉服町の政豊
●呉服町のサンロード美容室
●七間町の美容室ミルソンズポイント
●安東米店
●池田の森ベーカリーカフェ
●清水区駒越のプティパレ・ア・ラメール
定期購読(1年2000円)も受付中です。申込・問い合わせはタマラ・プレスのメールへ:tamara@iris.ocn.ne.jp
なお、第2号ではしずおか地酒研究会でこんなメッセージ広告を出させていただきました。10月30日に岡部玉露の里で開いた『酒と匠の文化祭Ⅱ』の地酒川柳コンテスト最優秀作品です。読み手の「ばれてますよ・・・」さん、ご連絡をお待ちしています!!