2012年がスタートしました。静岡市の元日の天気は曇りの予報でしたが、毎朝、静岡浅間神社でラジオ体操をしている父から「初日の出が見えるぞ~」と電話がありました。・・・といっても熟睡していたので家族は誰も電話に気づかず(笑)。
とりあえず、おだやかな新年の幕開け。私は大みそかから、BSでなでしこJAPANのW杯~五輪アジア予選全試合に改めてくぎ付け。試合結果はわかっているのに、興奮しちゃうんですよねえ・・・。今は全日本選手権決勝を観ながら書いています。顔に黒アザを作ったり、頭を切って包帯をぐるぐる巻きにしてもピッチを疾走する彼女たちに、本当に元気をもらっています!
以下は、某社社長さんに毎年頼まれて作成している年賀状コピーです。いつもその年の最後のコピーワークで、自分の年賀状作成よりも力が入ります(笑)。本年も『杯が乾くまで』をよろしくお願いいたします。
さきはひの年に<o:p></o:p>
「幸い」という言葉は、古くは「さきはひ」と書きました。「さき」と「はひ」がひとつになった言葉です。<o:p></o:p>
「さき」は、花が咲くの「さく」の名詞形。<o:p></o:p>
「はひ」は、ある状態が長く続くこと。「けはひ(気配)」「あじはひ(味わい)」といった使い方もします。<o:p></o:p>
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つまり、「さきはい」は、花が咲き続けるということ。いにしえの日本人は、きわめて具体的に表現していたんですね。幸せのかたちを。<o:p></o:p>
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現代に生きる私たちは、<o:p></o:p>
幸せって何?と訊かれても、抽象的な受け答えしかできませんが、<o:p></o:p>
昨年の震災で不幸のかたちをはっきり経験したことで、<o:p></o:p>
少しは変わったような気がします。<o:p></o:p>
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改まった年、まずはひとつ、どんな小さなことでもひとつ、<o:p></o:p>
幸せだと思えることを始めてみませんか?<o:p></o:p>
窓辺の鉢の花でも咲かせるように・・・。<o:p></o:p>
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