入谷の朝顔まつりに行ってきました。
子供の頃から山手線はよく利用していますが鶯谷駅に降りるのは何回もなかったようなマイナーな駅です。しかし今日7月7日は駅を降りると陸橋を下って言問通りに向かって沢山の人が歩いています。
朝顔の花言葉は「はかない恋」などというのもあるそうです。
これだけの人出、昔の恋人にばったり会って老いらくの恋に火がつく・・・・疲れそうだからどうでもいいや。
それより「いとうあさこ」みたいな酒飲んでいて多少はめはずしても楽しそうな女性と知り合いになれないかなぁ、とうすらぼんやり歩いていました。
そこのお兄さん! 一鉢いかがですか?
お兄さんって・・・?
(自分を指差す)久しぶりの言葉に感動して涙が止まらなくなり一鉢買いました。
ありがとうございます。 はい2000円
なんだ。セールストークか。 現実にもどりすぐに涙が止まった。
午前11時からは言問通りも歩行者天国になり、ゆっくりと歩けるようになりました。
まじかにスカイツリーが見えるのも素晴らしい。
入谷鬼子母神
なにやら怖い名前ですがインドの子育ての神様。
最初は人の子供まで食べる怖い女性だったのですが釈尊に諭され人々に尊敬されるようになりました。
入谷の朝顔市
江戸時代に入り、菊・なでしこ・花菖蒲・朝顔などの園芸品種の改良が盛んに行われるようになりました。入谷は土質が朝顔造りに適していて明治になって十数軒の植木屋が、変わり朝顔や大輪朝顔を陳列して評判になったのが始まりだそうです。
7月7日七夕の日に縁あって我が家にやってきた朝顔
さて入谷の朝顔まつりも終わって、9日、10日浅草寺の四万六千日(ほおづき市)も過ぎると江戸・東京は本格的に夏モードにギアチェンジです。
ほおづき市youtube
若い人達には今年の夏素敵な出会いがありますように祈念いたします。
我々ご隠居は夏バテしないよう、ご自愛しながらしょぼく過ごします。